額に汗して働く人がバカをみないよう事件を告発してゆきたいというような主旨のことを語ったそうです。
実に日本的だなぁと思いました。
法律を破りながら巨額の金儲けをすることは許すなということでしょう。
LD事件、今回のMファンド事件も一般的な感覚からはほど遠いお金が動き、
「お金を儲けてなにが悪い?」
と言っていましたね。
月間 致知7月号巻頭の言葉は、イエローハット相談役の鍵山秀三郎様です。
とても素晴らしい考えを述べておられるのでご紹介します。
ほんの一節だけ、
日本ではいま、私たちの生活感覚とは大きくかけ離れた巨額のお金が飛び交い、一瞬のうちに多額な利益をもたらされる事象が相次いで起きています。
内容はそれぞれで、時には相手の無知やミスに付け込んで得た利益であったり、巨額のお金の力で相手をねじ伏せたりと様々ですが、一点だけ共通していることがあります。
それは、
「相手が喜んでいない」
ということです。
↑引用終わり。
会社は誰のものか?
株式を上場するとはどういう意味があるのか?
この議論も尽きませんが、
巨額の金を集めて上場株を買占め、強引に要求を突きつけてゆく手法はどうかと・・・?
阪神電鉄は子会社に阪神タイガースという人気球団を持っているからなおさら反発が大きかった。
阪神タイガースがだれのものか?
そうつなげるとわかり易いですね。
相手が喜んでいないことは正常な取引ではありませんね。
有利な立場を利用して、相手をねじ伏せる。
これを古来から日本では
卑怯者
と云いました。
もっとも軽蔑される言葉です。
やはり「武士道」復活運動やらないとヤバイです日本は。
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