小谷野敦『21世紀の落語入門』(幻冬舎新書)
評者:落語知らず
掲載サイト:『Amazon.co.jp』
概要:「初心者は寄席に行かなくてよい」と断ずる、落語の指南書
一応読んだけど、落語にさほど興味ないし、本の中身について言うことはない。
ケンカのほうがおもしろい(笑)。
どんなジャンルでも批評は自由であるべきだが、話芸を論ずるにはあまりにも文章表現が稚拙。
落語を論ずる以前に自分の文章が他人にどう受け止められているかを確認してみてはいかが?
他人の文章を稚拙と言える水準じゃないけどなあ。
寄席に行くより、名人のCDを聞けと諭す本なので、自称落語通はおかんむり。
著者自身が星5つレヴュー(!)を投稿して対抗するくらい。
心情は理解できるけど。
もし文学者先生が「サッカーはスタジアムにいく必要ない」とか言い出したら、ボクも愉快じゃない。
編集の方も、よく出版する勇気が有りましたね!
ここがポイント。
著者はブログで、演劇・藝能関係者の「上にねじこむ」体質を批判している。
体質云々は大げさに思えるが、レヴューの禁じ手ではある。
関係ないが、当ブログを立ち上げたのは、本家で映画ブログを批判したら、
ボクに直接何も言わず、FC2事務局に削除を要求した輩がいたから。
分家を立ち上げたところ身軽になり、むしろ活発化したけど(笑)。
卑怯な言動は結局、己の墓穴を掘る結果となる。(ほしい物リストで実名がバレてますよ)
【評価】
文体:★☆☆☆☆ 「文章表現が稚拙」に失笑
情報:★☆☆☆☆ 勢い任せで書いたんだろう
熱意:★★☆☆☆ ねじ曲がってるが感情は伝わる
平均点:1.3 文脈をふまえて読むと、興味ぶかい