トカラ列島海鳥調査初日は、午後から無人島・小島へ
行くということで、お昼前の約1時間ほど宝島の集落か
ら東側へ伸びている農道(林道?)を約500mほどゆっく
り歩いてみました。そこでみた昆虫などをご紹介します。
まず、民宿「とから荘」のすぐそばにあったモモノキの
下にたくさんのモモが落ちていて、そこにルリタテハが
たくさん来ていました。なかなかきれいでした。
その後、蝶ではツマグロヒョウモンや食草・ギョボクにきて
いたツマベニチョウです。ツマベニチョウは、次に訪れた
口之島では、一度も見かけませんでした。
熟れたイヌビワの実にたくさんのリュウキュウツヤハナムグリが
集まっていました。奄美ものに似ていますが、少し赤い光沢の
ものが多いように思えました。また、オオムラサキシキブの花に
は、アマミクマバチも吸蜜に訪れていました。
少しハチに似たヨツスジトラカミキリです。500mぐらいの道路脇で
合わせて5匹いました。この時期、活発に動いているようです。
こちらは、リュウキュウテイカカズラに止まっていたタイワン
クツワムシです。奄美産とほとんど変わらないようです。
イワガニの仲間だと思いますが、はっきりとした種名は分かり
ません。道路脇の水路にいました。
以前、奄美の無人島・江仁屋離で観たことのあるオオハンゲです。
こちらでは、道路脇にたくさんあり、珍しいものではありません。
5年前の今日