ソビエトカメラ日和

私のソビエトカメラライフや日頃思ったことについて・・・

ジャンクのなかのお宝。。

2007-10-31 18:57:18 | カメラ
前回もジャンクカメラについて書きましたが
今回はカメラサービス鹿児島へ行ってみました

ここは以前、視度補正レンズを買いにいったとこなんですが
ここのジャンクコーナーは私好みのカメラばかりなのです

ここにあるカメラは20年以上昔のものがほとんどで
金属製でカッコよくて
電気部品はあっても露出計くらいのものです
空シャッターを切らせてもらいながらどれにしようか選びます

いろいろ選んだ結果、2台のカメラを買いました
1つはオリンパスペンEES-2、600 円
これは前から欲しかったし普通にシャッターが切れたんで買いました
私にとってはじめてのハーフサイズカメラになります
ハーフとだけあってフィルムカウンターは72 枚までついています
またカウンターのデザインがいい感じでタマリません

絞りが粘っていてF5.6 より大きく開かなかったのですが
帰ってから何度も空シャッターを切っていると直ってしまいました
シャッター速度も明るさに応じて変化しているようです
暗いところでは通称、赤ベロがおりてシャッターは切れなくなります

1つ欠点はファーンダーがかすんでいて見えにくいことですが
近いうちに掃除してみようと思います

もう1台は、アイレスカメラのAires 35 IIIs 、500 円です
こちらは巻き上げノブがはずれており、巻き上げ&シャッターチャージができないのですが
レンズシャッター式の代表的なカメラで分解、修理がしやすいと評判なので買ってみました

こちらは、分解修理の練習とレンズシャッターの構造を勉強するために
帰ってから解体してみました
精密ドライバーを使って外せそうなねじはすべてはずしていきます
小さなイモネジなどは砂粒みたいに小さいのでなくさないように空のフィルムケースに入れます

機械式なので目で見て簡単にメカニズムがわかってしまいます
30分くらいかけて写真にあるようにバラバラになってしまいました


シャッターユニットはまわりにあるレバーを指でチャージすると
シャッターを切ることができました
シャッター速度も各速変化します
絞りも変化させることができます
シャッター機構に以上がないのでこれ以上は分解しないことにしました
(特殊な工具がないと開けられない)

このシャッターユニットに掃除したレンズをとりつけてみました
これをフランジバックを合わせた箱に取り付けると簡単なカメラになってしまいます

今回のジャンクコーナーは私にとってジャンクと言うより
宝の山です
ここには頻繁に通うことになりそうです
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