日本野球の今後の課題

３位決定戦にも敗れメダルを逃した日本。もう、終わったから敗因や誰がどうだったなどはもうこの際言わない。ただ、日本にメダルを取る力がなかったと受け止めるしかない。選手は悔しかっただろうし、何が足りなかったかも自分たちが一番身に染みてわかったことだろう。
　見ていて足りないと感じたものはまず体の強さ。怪我で力が発揮できないことほどむなしいことはない。金本やイチローのように頑丈で常に試合に臨める強い肉体、精神が足りないように見えた。
　次にスイングスピード。キューバの選手と比べるとやはり迫力やスピードがかなり劣る。投手のレベルは問題ないと感じたが。
　正直悔しいし、腹が立つし、期待を裏切られた。しかし、日本野球の課題を突き付けられ野球の怖さを改めて思い知らされたのはいいことだ。まだまだ野球は奥が深く日本野球は上を目指せるということ。この悔しさをずっと忘れず必ず復活するであろう２０１６年の五輪までにより高いレベルの野球ができるように日本野球界全体で向上していけばいい。
　戦いを終えた選手の皆さん、お疲れ様です。より高いレベルを目指し来年行われるＷＢＣでこの悔しさを共に晴らせることを信じてます。