私、後藤氏のインタビューを動画で見ました。
ジャーナリストとしての使命感をもって、殺されるかもしれないという覚悟を決めて危険な地域に敢えて赴いたのです。
彼のことを何もこんな時期に行くなんて、危険だと分かっていて行くなんて国の迷惑や心配を考えていない、というようなことを言う人々も確かにいますが、それは間違っています。それは前の2行に書いたとおりです。
私の教会は東京都内ではないし後藤さんとお会いしたことはありませんが、キリスト者としても、ジャーナリストとしても素晴らしい方だったことが偲ばれます。
私は彼を心から尊敬します。
腐ったメディアの中で、自ら戦地に赴いて市民の実際の状況を伝える彼は、まったく異質で本来のジャーナリストとしての職務を見事に全うしました。
そして覚悟していた通りテロリストに命を奪われたのです。
死の前の彼の恐怖や葛藤を思うとトラウマになりそうなほど胸が痛みますが、
彼のようなジャーナリストがまだこの国にいたことを、誇りに思います。
日本の誇りです。
誇りでこそあれ、一体誰が恥と思う必要があるでしょうか。
ご親族の方たちがどうか平安な心で毎日を暮らせますように。世間のいうことは、善いこと以外気にしないでほしい。
本当に素晴らしい仕事をされて、精一杯生ききった人だと思うから…。