猫専科

猫、そしてその他も愛する人へ

負けても勝者、勝っても敗者

2010-07-13 23:28:07 | 日記
芸術家は政治について語ってはいけない そう先日言いました。
でも、日本の国民という立場からなら言っても不自然で無いこともあると思うのです。


今回の参議院選挙の結果は決して民主党の惨敗でもなければ、自民党の勝利でもない。

自民党は決して支持されている訳ではなく、自民党を信じてももうダメなことは皆分っているので、今回の結果は「自民党とは違うと言うから民主党を支持したのに最近の首相の言葉もやり方も自民党と同じになってきてるじゃないか」という失望と、
「言ったことはきちんと責任持って欲しい」という要望…。
つまり「期待しているからこそ、しっかりやってくれないと支持できないよ?」と敢えて苦言を呈したのです。

(このまま自民党と同じことになってしまったらどうしよう?
支持する政党が無くなってしまう、自民党には一応実績だけはあるからとりあえず最悪ならどっちも同じだ、と自民党に投票したという人もいたかどうかまあ私には知るすべはないけど。)

…自民党のT垣さんの話を見たり聞いたりしていると、
「国民の皆様のためにならない事をやり続けて、負担はすべて国民の皆様に押し付けようとしました。申し訳ありませんでした。」といったような(例えばですよ)反省や謝罪の言葉は一回も聞いた事ないですな。
「消費税」という言葉を菅首相が口に出したことが敗因なのに、「消費税10%にする」と明言した自民党など誰が支持するのだ?全く論理的でないおめでたい自民党。「自分大好き。ぼくちゃんいつだって一番だもん。間違って無いもん。謝らないもん。」そんな印象をいつも受けます。悪いけど本当はVカじゃないの?

母子手当てだって民主党が復活させなければそのままで、餓死するお母さんや学校に行けない子供も沢山でたんじゃないか…。

しかし、国会議員の人達皆、ここまで来ても本当に協力しあわないね。
国をもし巨大な会社と考えたら、こんなにも協力する気がなく、自分の党の利益ばかり考えて他党の足をひっぱったり主張し過ぎたりしたら、会社は利益が出ずにじきつぶれますよ。その前に皆くびか…。会社は本来私心を捨ててお互いの智恵を出し合う所だもの。(民主党も党内でそのようにやってくれないと困る。)

事業仕分け、という画期的で高く評価もされてる事、他の党は考えてたわけ?


ここから先は余談だけど小泉純一郎氏が「国民のみなさん」と言う時いつもいかにも「下々の者たち」といっているように聞こえたのは私だけかしら。もう二度と戻って来ないらしいからどうでもいいけど。(本当はTVにも一切出ないで欲しい。)←別に憎んでる訳ではない。

例えば米国では、一度大統領をやった人間は任期終了後一年間はどこかしらボランティアとして労働することが義務付けられているんだよ。ニューズウィークか何か雑誌で、元大統領が全く一般の労働者として、むしろさっさと働けというような扱いを受けながら地道に働く記事が載っていた。
辞めた後迄ふんぞりかえっている奴なんていないんだよ。

政治的なことは本当、書きたくない、書かずにすませたい。

作品更新

2010-07-01 19:31:19 | 日記

W杯、興味のない振りをしてましたが、ありました。
誰がかっこいいって、一番かっこよかったのは監督。

サッカーをする訳でもない私たちにも、日常生活を生きる上でも考えさせられる部分があったのではないでしょうか。アナウンサーみたいだけど。
拍手。

W杯の番組で一貫して流れていたBGM、Tears for fearsの80年代の大ヒット曲「Shout」。
ま〜懐かしい曲、と聞き流すつもりだったが良い曲過ぎて聞き流せず詩とか調べちゃった。
日記で詳しく書こうかな。
あの重厚さとポップさのバランスが素晴しくて、私も大ファンだった。

Tears for fearsというのは子供などの「怖れから来る涙」の意味だそうです。
確かWikiにそのように書いてあった。

少し前に描いたハガキサイズのアクリル画。