いなば路快速の日記帳

鉄道ファンの管理人が日々の出来事・雑感などを綴っていきます。

9/5 思い立ったが吉日・レールパークと飯田線(その2)

2009年09月23日 | ぐだぐだ旅行記

レールパークと飯田線(その1)からの続き

えー、またもやの更新停滞すみません。当ブログは私いなば路快速のマイペース更新でやっておりますので、どうかご容赦くださいませm(_ _)m
もはや快速どころか鈍行以下のペースですが(- -;)

さて、いまさらですがその1の続き、レールパークの中へ入っていきます。

やはり、どことなく「さよなら」ムードが漂っているような気がしますね・・・
おっと、その前に

この車両も忘れずに。登場時の塗装に復元された119系です。クモユニ147形改造のクモハ123形がまだ残っていれば、同じ飯田線カラーに復元して119系と併結運転してほしかったなあと思うのは・・・、自分だけでしょうね(^^;)
やはり117系と同じく、国鉄色に復元ということは119系も引退フラグなのでしょうか。

そして入場。一通り展示車両の写真は撮影しましたが、特に自分が気になった写真をピックアップして掲載していきます。

クハ111-1。ヘッドライトが大きな原型タイプです。特別に車両の中にも入れましたが、やはり非冷房車は暑かったです。しかしこの「暑さ」も今や贅沢もの?
ところで某H島・S関地区ではこの車より数年若いだけのクハ111やクハ115がいまだに現役なんですけどね・・・(笑)、でもそんなH島・S関地区が自分はお気に入りです。

続いて

近代気動車の礎、キハ17系のキハ10形。現地では旧称号で車番が描かれていました。現車は気動車旧標準色に塗装されていますが、個人的には首都圏色のキハ10系を見てみたいです。
いやはや、贅沢ですよね(^^;)

今度は

飯田線の「アトム機関車」、ED62形。ED61形に中間一軸台車を追加した機関車で、十数年前まで飯田線でセメントや石油のタンク車を牽いていたらしいです。
 
で、件の中間一軸台車・TR109形台車。昔から気になっていましたが、こんな構造だったんですねえ。

そして

ダブルルーフの姿を今に伝える、スエ30形。車端部のアンチクライマーが渋いです。
 
これまた古めかしいイコライザー付きのTR11形台車。台車枠にはなんと「ヤワタ」の文字が。あの八幡製鉄所製とは、時代を感じさせてくれます。

で、こちらは床下。魚腹型台枠の様子がよくわかります。屋外展示なので床下も明るい状況で観察でき、いろいろと興味深い発見があります。
まああまり危なくない程度にではありますが。

お次は

緊急時に出動するクレーン車、ソ80形を後ろから。一応貨車の分類ですが、何と微速ながら自走もできるらしいです。
 
クレーンアームを前から。ものすごい迫力です。おっと、お供のチキ6000形も忘れずに。控車代用ではあるものの、このような汎用長物車も今では珍しいのではないでしょうか?

そしてきました。今日の本命。




キハ181系特急型気動車・キハ181形のトップナンバーキハ181-1。わざわざ四国で引退した当車をここまで持ってきたそうです。
それにしても国鉄色はかっこいいですね。つい数年前までは山陰地方でも国鉄色のキハ181系は健在でしたが、現在は京都総合車両所の塗装変更された車両しか残っていません。その車両たちも近いうちに新型車に置き換えられてしまいます。
という訳で友情出演を。

現役車はそれはそれで保存車にはない良さがあります。
 
山陰特急の「おき」「くにびき」「いなば」で走っていた頃が懐かしいです・・・

このほかにも、

「おいらん車」こと建築限界測定車のオヤ31形や、

実は153系唯一の保存車らしい教習車のクヤ165形など、
これはこれで貴重な車両が並びます。

さらには
 
床下の車軸発電機など、誰も気にしないような部品も観察しました。特にオハフ33形のものは発電機のベルトまで残っており、感動しました。
やや、車軸発電機を見て喜ぶ大学生なんてどこにもいないでしょうね(^^;)

このほかにも何両かの旧客・旧型国電を見学したのち、資料館にも入ってみました。ここには目から鱗の貴重な資料品が多数収蔵されています。しかし、クーラーが利いているのはいいのですが、みんな考えることは同じなのか、人が多いです。
そして、ここにもネタなものが・・・


東海型車両の先頭部。初見でこれが分かる人は相当な「通」ですが、この先頭部、身延線用の車体更新旧型国電、クハ66型のものでした。新型国電にはない、まあるい角の幌枠がチャームポイント。何の因果かシミュレーター用の先頭部として余生を送っていますが、103系3000番台亡き今、旧型国電の更新車体という意味では非常に貴重(?)なものです。
さすがにこれまでもJR東海博物館に収蔵・・・、されませんよね(^^;)

そういえば、さっきからずっと停まっているこの電車。

この119系、本線上にある営業用車両でありながら走り出す気配がなく、この日においてはこれもレールパークの「展示品」のように思えました。

さて、レールパークも一通り見終わったので、次の電車が来るまでの間、また駅の近くを散歩してみましょう。

以下、その3へ続く・・・

あ゛~、また仕掛ネタが増える(- -;)


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