いしかわMOTシンジケート

いしかわMOTスクール卒業生が「北陸企業を元気にする」ために活動する地域企業ネットワークです。

スギヨ北陸工場さん見学

2007年03月05日 | 体験交流会
3/3 ㈱スギヨ 北陸工場さんを見学
工場長の田内さんに説明と案内をしていただきました。

<スギヨ北陸工場>
社員     :スギヨの最大工場110名
稼動開始   :平成7年
主な生産商品 :ちくわ、あげカマボコ、かにカマボコ
生産量    :上記15t/8t/3t(day)
歩留まり目標 :85%
新規商品   :30~40商品(年)

<メンバー>
近藤先生、滝本さん、多河さん、清水さん、村松さん、安藤さん
吉田さん、高木さん、馬さん、汪さん、小川さん、砂崎

<説明>
・ネリものの自動化ラインはスギヨが最初
・2hかけて作られる
・朝6時に開始されたものが8時にあがる
 →作りたてのちくわと揚げカマが運ばれてくる
  →作りたての味にみなさんがおいしいの発声
・歩留まり
 蒸し 90%
 揚げ 85%
 焼き 85%
・新商品 春と秋に30~40商品を送り出す
・「自動化」は人がついた「自働化」を心がけたい
・カリブの繊維質を向上させたカニカマ「香り箱」が天皇賞
・能登島に食の開発センターがある
・ベテランが作業標準書を作成している
・揚げカマなど手で作るものもある
・HPの「とと一」の「とと」はお魚の意味
・ビタミンちくわは、当初アブラザメが原料でありビタミンA
 を多く含んでいた。現在はスケソウダラに代わりビタミンA
 とEを添加している。主力製品である。
 →ちくわを食べてビタミンを補給することを考え付くとは
  すごいとの意見有
・クレームは年に数件ある
 髪の毛が入る件が多い
 →ヘヤーキャップや帽子に加え、頭を覆い服の中に髪の毛が
  落ちる工夫をしてかなり改善させた
・毛髪検査器がほしい
 年々やすくなるのでタイミングを探っている
 カニは白で発見しやすいので導入を検討している

<見学>
・次々流れてきて不良を検出してはじかれるラインに
 みんなの目が奪われる
・ラインの最終にはやはり人の触手による最終検査があり
 品質のゴールキーパーをやっている
 かなりの職人技がありそう
・カニカマはすぐに冷凍するという
 冷凍すると繊維質の間に水分が入り込み、適度にほぐれるので
 おいしくなるという
 →みんなが感心しました。
・品質管理質での厳しい管理も感心をよせました。

<感想>
・日販の注文を4時までとるという。
 近郊には”できたてのちくわ”が運ばれる。
 当然おいしいはずだ。
 でも逆に近郊(七尾)だけに注文をとっているらしい。
 金沢地区はとても残念。
 妻が美川で買うかまぼこを食べることが多いが、できたて
 から味の劣化は激しい。2日目ではっきりと分かる。
 時間との勝負に取り組んでもらえたらありがたい。
・うちの冷蔵庫には必ずといっていいほどカリブがある。
 おもにサラダにつかわれるが、深夜こっそりつまみにする。
 (怒られる。。。)
 聞くところによると特売で5本いりのものが100円だという。
 安い!!
 でも生産ラインを見たら、その効率性により価格も納得できる
 でも薄利多売じゃないか心配してしまいました
・衛生管理、品質管理、生産ライン技術など大変勉強になりました。
 




 










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