木登りpiggyはピアノ弾き

急に思い立ち20ン年のブランクを経てピアノを再開しました。周りに恵まれてお粗末ながら楽しい日々を送っております。

下手な親

2006-03-11 21:18:52 | 家族
今週の下の娘の造形教室の帰り。
運転している私に後ろの座席から、娘が「ねぇ、○ちゃんに(本人のこと)結婚して欲しい?して欲しくない?」と、聞いてくる。
私は意地が悪いんだかなんだか、そういう質問には妙にナーバスになる。
別に結婚がどうということではない、なんだか試されているような気になるのだ。
まさか、今日明日するわけでもないのだが、(なにせ娘の年はまだ一桁)私の答え一つで、自粛したり、後で難癖をつけられるのもいやだし。と。
本人にしては単に「して欲しくない!寂しいからずっとずーーーっと○ちゃんにはままと一緒に居て欲しいな~」という答えが正解なんだろうが、それも言えない。
まだあまりぴんとくる話ではないが、小さい小さい娘が大人になって手が離れる日が来るというのは寂しいだろうと思う。でも、本当の人生は大人になってから始まるものだと思うから、精神的にも、経済的にも、親から独立して(同居を否定するものではないが)自立して生活できる人間、働ける人間になって欲しいと思っている。それが、人間の幸せってもんではないかと最近特に思うからだ。
娘との生活は楽しいし、私にとっても、娘にとっても、今が人生の中でも最もいい時期のうちの一つであるのは確かだが、今は今の楽しみであって、それが延々と続くわけではなくいずれ変わっていく…それも自分の力でより良くさせることもできるなどと、小学生相手に言っても…なぁ。それも私が。

「○ちゃん、結婚って誰かに決めてもらうものではないし、
したいからって出来るものでもないのよ。
したら終いってわけでもないし。
何より結婚ってするもんじゃなくって、続けていくことなのよ。」

なんてくどくど説明する私に、すっかり気がそがれて気の無い返事をよこす娘。
もっと単純に考えたらいいのに。
私って、つくづく下手だなぁ。と、今日はちょっと反省。
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ひな祭り

2006-03-06 23:57:40 | Weblog
ひな祭りが終わってしまった。
雛人形を出す前に…。

うちは娘が2人なので、人形も2組ある。
どちらも住宅事情を考慮して、親王飾りにしてある。
八段飾りに比べれば、出すのもしまうのも苦にならないはずなのに、とうとう今年は出す前にいつの間にか3日がするりと過ぎてしまった。

確か、長女の人形は昨年も出さなかった様な気がする。
どうだったか、もう覚えていない。
今年は絶対出さないといけない。
虫に食われたり、カビがいっても困る。

長女は私の両親にとっての初孫で、親王飾りにしてはかなり高価なものを買ってもらっている。
結構いい八段だって充分買えるくらいの値段だったが、あちこち何軒も見てこだわって探した結果、顔と衣装が気に入ってそれにしてもらったのだった。

だが今になってみたら、とても無駄な事をさせてしまったと後悔している。
なにせ年に1度も出してあげないんだから。
お人形に対しても、両親にたいしても大変申し訳ない気持ちになる。
3日は過ぎてしまったけれど、今週末には絶対に飾ろうと思っている。
その前に、置く場所を作らなくてはならない。これが何より大仕事である。

さらに我が家には、祖母からひ孫へともらった市松人形もある。
それも出すときと場所がなくて、ここ数年顔をみていない。
もうどうしようもないので、この度無駄に広い家に住んでいる姉に里子に出す事にした。

皆さん、いったいどうしていらっしゃるのかぜひ知りたいデス。


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発表会

2006-03-01 22:48:48 | ピアノ、音楽
先月、サークルで発表会があった。
相変わらず緊張しまくったが、10日以上も経ってもうイヤな記憶もだいぶ薄れていっているのでブログに書いてみようと思う。

結果を言えば、楽しい一日であった。
サークルの方がアガリ症を押さえるエクササイズをメーリングリストで、教えてくださった。
演奏の直前に、左手の薬指を右手で「イチニ、イチニ」と握ったり離したりするのを1~3分繰りかえすといいと、「伊東家の食卓」でやっていたとのこと。
当日試したが緊張のあまりキツク握ったままの状態で固まってしまい、ふとわれに返っては手を放すということを律儀に何度も繰り返した。

この度はアップライトのピアノが置いてあるお店で、テーブルを囲んでお茶とケーキを楽しみながらのカジュアル形式の発表会だった。
私は窓に向かった席についていたのだが、街中なので目に入る景色はビルばかりしかなく、丁度視線が当たるところにサラ金の看板があった。困った事に緊張の波が襲ってくるとどうしてもそこを凝視してしまい、気がつけば脂汗をにじませ一心不乱に薬指を握りながら、真剣にサラ金を見上げている私がいるわけで、どうかすると、借金に首が回らなくなって一線を越えようか越えまいかの瀬戸際に立たされた人のように見えないこともないだろうなどと、一人とりとめのないことを考えては気を紛らわせていた。

発表会は休憩を挟んで前半後半に分かれていて、私の順番は前半の前のほうと後半の後のほうという何とも緊張を長引かせられるプログラムになっていた。
前半はバッハの「主よ人の望みの喜びよ」と「パルティータ」の間に挟まって「シンフォニア」を弾き、後半はショパンの「スケルツォ2」と「バラード3」の間に挟まって「ワルツ」を弾いたのだが、ワルツは特に大曲に挟まれ、気分はもう「ひっそりと野に咲くかれんな花」といったのりでいただきだ!とテンションを上げたが、大したことはなかった。出だしで思いっきりはずして会場を沸かせた。さすが、私。

結果はいい。
2次会の食事はバンバン食べた。
楽しかった。
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