木登りpiggyはピアノ弾き

急に思い立ち20ン年のブランクを経てピアノを再開しました。周りに恵まれてお粗末ながら楽しい日々を送っております。

もちつけ!

2007-01-21 11:33:36 | ピアノ、音楽
今朝、初めてラプソディーを録音した。
聴いてみた。

びっくりよぉ。
右手の覇気のないこと
のっぺらぼうな演奏のこと
微妙にリズムがおかしいところ(そこ、付点じゃないでしょ!みたいな)
一度はずすと軌道修正に最低12小節はかかるとか
乱暴な譜読みとか
ペダルの稚拙さとか
etc...

あまりの無残さに
意気消沈。
赤くなったり、青くなったり

悲しいんだか、悔しいんだか
びっくりなんだか、がっかりなんだか
珍しく笑えなかった。

だが、私は幸いまだ木登り中だ。
良かったじゃないか、今わかって。
これが本番じゃなくって。

とりあえず気を取り直すためパソコンに向かった。
吐き出した。

さあまたピアノに向かおう。
コメント (5)
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初練習会

2007-01-18 09:39:08 | ピアノ、音楽
先週末に今年初のピアノサークルの練習会があった。
今回はいつもの練習場ではなく、あるホールのリハーサル室を借りてフルコンでの練習会となった。
広くて快適なその空間に、私はかなりハイテンションとなる。

サークル内ではこの1、2月に本番のある方が数人(私の知る限り9人かな)いらっしゃり、その上来月にステップも控えているのでさらに増える可能性大ということもあって、このたびの響きの良い環境でのフルコンはとても意味のあるものになったと思う。

象牙鍵盤だったそのフルコンはちょっと古かったのか、よく使われる中央部分はすっかり黄色く変色していた。
ブラームスのラプソディーは左手が反復横とび和音が続出する曲なので、和音を押さえる時、右の黄色い鍵盤と左の白い鍵盤とを交互に弾くことになる場面が何度も出てくる。するとそのたびに
「あ、白」
「あ、黄色」
「また白!」「ほれっ黄!」
と脳が反応してしまって、どうも視覚的に混乱する。
しまいには、なんだかヤケに可笑しくなってくる…。
象牙鍵盤の「カドワカシ」は噂に聞いていたけれど。
あぁ、本番は象牙鍵盤じゃありませんように…。

この度はそれぞれ休みを挟んだせいでしょうか、
初めてお披露目の曲もあった。

いつも端正なショパンを聴かせてくれるMさんが面白い新曲を聞かせてくれた。
どっかで聞いたことがあるのに、どうしても思い出せないノリノリの曲で、そろりそろりと背後に回って曲名を確かめると、それは
「マツケンサンバ」

あまりに見事なアレンジで判らなかった!

お休み中に練習されたそうだが、なんでこう短期間で完成させてこられるのだろうか、おまけにこの選曲。
タダモノじゃない。

って言うか、ここのサークルにはタダモノは一人としていない。
とつくづく思う。

そしてさらに本番が近い人の練習と特訓のために別室のアップライトの部屋も借りて裏練習会もしていただいた。
サークルの師匠に。

先生と同じことを指摘されたり、新しいところを提示していただいたり、先生から直されたところでどうしてもしっくりこないところをどう表現するか得心できるように教えてもらい楽しかった。

そして忘れてはならないのが2次会。
いつもより1時間遅かったせいかものすごくおなかがすいていて、皆が一斉に鬼のように注文をしまくった。
飲む。
食べる。
そして注文。
これを一体何クールしたのだろうか。
で、当たり前だがその間、常にしゃべり通しだ。
常に飲み、常に食べる中でまた常にしゃべる。マジックだ。あぁ奇跡の集団。

その雑談の中で
「くららちゃんは怠けているだけなのよ~!」
って言われたのだが、実は、相当、うれしい一言でもあった。
本当は喜ぶべきではないのかもだが、何だかいいじゃない?
「頭打ちデスね」って言われるより。
本人次第でまだまだイケマスって感じで。
だいたい、体力、頭、美貌?…全てにおいて折り返しはとっくの昔に過ぎ去っているのに、まだより良い自分に会える(かも)とは!

その日はお直しされたところを早くさらいたくて、ほんのちょっと早めにいそいそと帰路についた私なのであった。
その日の皆さんの暖かい励ましをかみしめながら。

くららちゃんただ今、木登り中。
             
コメント (4)
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初レッスン~♪

2007-01-15 21:32:14 | レッスン
先週今年初めてのレッスンがあった。

年末年始でかなり日数が開いたので、ある程度は上達した状態でもって行きたいと思ってなかなか時間が割けない中、ちょこちょこと細切れに練習をしていた。

久しぶりに先生のグランドで弾いたところ、いつもよりものすごーくピアノが弾きやすかったのでかなり気持ち良くラプソディーが弾けた。(と思った)
最後の音をフェルマーターをたっぷりとって、静かに手を離し、ペダルから足をはずすと…

ほんと、「ふぅ~、弾いちゃった~
             
             まさにこんなカンジの気分。

そして、先生の気分もしかり。
「メチャクチャやんけ…」



さらに言うと、気持ち的には(口には出さねど)
             
だったりしたのだが…(コンクールは出ないけど)
そして、先生の心境もまたしかり…



「…。」

「冬休みや、年末年始で主婦はどうしても忙しくてピアノはなかなか弾けなかったわよね?
お子さんの冬休みも終わられたことだし、これからは時間が取れるわよね?
大丈夫よこれから追い込みにはいりましょうねっ。」


「…」


ちなみに、「弾きやすい」と感じたピアノも
ずっとピアノ室を閉め切りにしていたせいで、
「状態が悪いのよ、重くて弾きにくかったでしょ?調律師さんを呼ばなくちゃね。」って言われて
一体全体、私の感覚ってどーーーーなっているんだろうかと、しばし悩んでしまったのであった。

この日は毎日の具体的な練習方法を教えていただき、それが宿題になった。
ペダルを使わずに、ゆっくり通して弾くのを毎日2回。
どうもアバウトな演奏をする私には良い方法だと思う。
ただ1回はどうにか弾くが、2回目になると、かなり注意力が低下してしまって機械的に弾いてしまうところが私の悪いところである。
あといくつか指示されたところの部分練習。
その他スラーになってなかったりとか、ritを無視していたりとか、
なんで楽譜通りに弾けてないんだろ?あまり大きい声で言いたくはないが、9月からのお付き合いなのに…。

やっと、曲作りが始まったカンジである。
そりゃ、先生が心配になるのも尤もです。
はい。



「のだめカンタービレ」第8巻より拝借させていただきました。ご容赦を!
コメント (3)
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