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インドネシア在住の友人との懇談

2006年07月20日 | 今様隠居道

今週初めての投稿です。
一昨日と昨日は連続で午前様でした。
先日ブログに書いたインドネシアのY.T氏が一時帰国していたので、久し振りに痛飲しました。
仕事の話や昔の思い出話など愉しい時間でした。

Y.T.氏の名前をイニシアルで使っていましたが、本人の了解を得ましたので、今日から吉武力と呼びます。

吉武力氏は、商社のCIから、イトキン株式会社に途中入社して、アメリカ勤務や国内の事業部勤務後、イトキンを退職し単身でインドネシアのバンドンで仕事をしています。
インドネシアを第二の故郷と思っている「親インドネシア家」です。

興味があったアジア通貨危機後のインドネシアの状況について、前線の状況の貴重な情報を聞くことが出来ました。

インドネシアの対欧米中心の体制は、昔と変わっていないようですが、やはり最近は中国向けのビジネスが増えているようです。

対日向けは、日本の受け皿の小ささがネックですが、これを解決すれば、日本向けのビジネスにも通用するところも多いと思います。
現状では、生かされていないのが残念です。

インドネシアと日本の状況を良く理解している吉武氏が、経験を生かしてインドネシアのインパナトーレとしての機能を発揮すれば新しいビジネスになるでしょう。

吉武氏はCI時代から川上に強く、テキスタイルのビジネスには最適な人材です。

吉武氏はインドネシア好きが昂じてバンドンで焼き鳥と日本食のレストランを開店しています。
「鳥元・TORIGEN」の屋号で、日本スタイルの焼き鳥と日本料理とのことですが、日本人相手のレストランではなく、インドネシア人の来店も多いとのことです。

現在の氏の悩みは「味はもとより、サービス・接客を日本のレベルにする」インドネシア人の従業員教育のようです。

昨日の飲み会でも、それほど高級ではない居酒屋の従業員の接客にも感心していました。
吉武氏の悩みが手に取るように解りました。
台湾や韓国や中国などの発展した国の例を見ていますと、インドネシアも案外早くサービスが重要になる時がくると思います。

吉武氏の現在の苦労が報われるときが来るでしょう。

皆さんがバンドンにご出張の時は是非「鳥元・TORIGEN」にお寄りください。
テキスタイルに強い「焼き鳥屋のオヤジ」が良い情報を与えてくれるでしょう。