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インドネシアに在住(永住?)の友人のこと

2006年07月13日 | 今様隠居道
タイに出向しているY氏は滞在通算20年を超え、「タイ大好き人間」ですが、それに劣らずインドネシアに通算20年以上滞在している「インドネシア大好き人間」がいます。

Y.T氏は大手商社に勤務していた時に、最初は語研生としてインドネシア語を学び、帝人、東レなどの合繊メーカーのインドネシアでの合弁事業が盛んに行なわれた頃に、奥さんと帯同でインドネシアで勤務していました。

その後大手商社を退社し、私が在籍していたアパレルに途中入社して国内勤務をしていましたが、アメリカ事業に伴い語学力を買われてアメリカ勤務となりました。

その頃2年間ほど私と一緒に仕事をしていました。
アメリカには家族帯同でしたので、単身赴任の私は度々奥さんの手料理を御馳走になったことを懐かしく思い出します。

10数年前にそのアパレルを退社し、現在はインドネシアのバンドンで繊維貿易の事業をしています。

現在は単身赴任でバンドンにいます。
ご存知じかもしれませんが、バンドンはインドネシアのような喧騒はなく、高地で比較的涼しく過ごし易い町です。

もうそろそろ60歳近くの歳ですが、青年のような夢と行動力を持った愉快な男です。

前々からインドネシアの鶏は正真正銘の地鶏で美味しいと自慢していました。
いつかその鶏を使って焼き鳥屋をやるのだと言っていましたが、数年前に夢?が叶って「鳥元・TORIGEN」という焼き鳥屋を開店したようです。
残念ながらその鳥元には行けていませんが、本人は美味しいと自慢しています。
御店は繁盛しているようです。

焼き鳥屋の夢はかなえたようですが、本業の状況はわかりません。
彼の事だからアジア通貨危機も上手く乗り越えて頑張っていると思います。

インドネシアのビジネスはヨーロッパやアメリカが主流で、日本人には少し取っ付き難いところがあるのかも知れません。

昔(10年程前)岐阜のシンガポールさんが、バンドンの工場でインドネシアのT/Rを使って、イトーヨーカ堂にスラックスをアイシンの看板方式で発注から1週間で店頭展開する、マジックのようで信じられない程のQR生産のラインを見て衝撃を受けましたが、今どうなったのでしょうか?

最近のメールには、インドネシア国内の消費も変化して、パートナーの経営する国内アパレルと小売事業は好調と書かれていました。

インドネシアは通貨危機以降忘れ去られた地域ですが、タイと同様に変化しているのかも知れません。

また一度ゆっくり美味しいと自慢の焼き鳥を食べがてら、バンドンに行ってみたいものです。

7月末に日本に帰国?出張?するとメールがありましたが、久方ぶりの再会が楽しみです。
日本の美味しい焼き鳥で一献と約束しています。
(昔は酒豪でしたが、最近は年とともに・・・・・)

Blogを見ていただいている方でバンドンにいかれたら是非「鳥元・TORIGEN」に行ってみてください。
氏の自慢どおりか、味のご感想をBlogにコメントください。

「鳥元・TORIGEN」住所: 
J1.Dr.Setiabudhi No.48 Bandung
(Setiabudhi  スーパーマーケット内)