射水市聴覚障害者協会

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7月18日 聴覚障がい者のための手話で学ぶ日本語教室「パート1」の報告

2015年07月23日 | 研修・学習・各種講座

先日7月18日(土)に新湊交流会館にて大割恵氏をお迎えし、日本語教室を行いました。

30名の方々に参加いただきました。

大割氏はろう者は日本語をうまく使えないのはなぜかということに疑問をもち、
その原因の背景には、ろう者が日本語を正しく教えてもらえなかったこと、
学校の先生がちゃんと教えようとしなかったことにあると大割氏はおっしゃっていました。

今回教えていただいたのは、て、を、に、は といった助詞の使い方です。
「で」の意味が使い方によって7つあることを初めて知りました。
これは今まで気づきませんでした。おもしろい発見だなと思いました。

途中、リラックスするためのゲームがあり、
質問ジャンケン、質問ゲームでは盛り上がりました。
これは
1) 自分が話した内容 
2) 他の人から質問されたこと 
3) 1)と2)で出た内容をまとめて自分で話す
というやり方をすることで、語彙(ごい、言葉の数)を増やすというメリットがあるそうです。
つまり、内容の濃い話をすることができます。

大割氏の日本語教室はとても面白かったし、勉強になった部分もありました。
「パート2」も予定しており、実施することが決まりましたら、お知らせいたします。

 


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