《ひとつひとつの作業がうまくいったときは、手間が報われる気がしませんか?》
今回は、ヒケを処理している時に気になった箇所と塗装前に組んでおくパーツの合わせ目をパテで補修します。
処理するポイントは…
・部品の合わせ目
・深刻な(?)ヒケ
・形状の補正
・押し出しピン跡の処理
一見大変そうですが、対象のパーツはさほど多くはありませんでしたので、サクサク進めたいと思います。
補修に使用するパテは、「ポリエステルパテ」という2液式のパテです。
始めはドロッとしていますが、硬化するとプラ材のように固くなりますので、補修などには重宝します。
主剤と硬化剤を混ぜ合わせて盛りつけ、硬化を待って削る…こんな手順でパーツに手を加えてゆきます。
<組み立て>
このキットは完成後は部品の合わせ目が目立たないように設計されていますが、一部のパーツは完成後にも部品の合わせ目がくっきりと解ってしまう箇所があります。
塗装後に合わせ目を処理するのは難しいので、この段階で組み立ててしまうことにします。
「かかと」部分のパーツです。ポリキャップと「靴底」のようなパーツを挟み込んで組み立てるようになっています。
合わせ目に接着剤を流し込んで、硬化を待ちます。
同様に組み立てたパーツ類です。
バリとヒケ処理に明け暮れていたので、こういう作業は「プラモつくってるなぁ」って気になります(笑)
つづいて頭部のパーツです。
組み立て説明書によると、クリアパーツを「くちばし」のようなパーツで挟み込んで組み立てるらしいのですが、合わせ目を消したり、クリアパーツの塗り分けが難しくなりそうなので、クリアパーツを後から取り付けられるように加工する事にしました。
クリアパーツを取り付けるのに干渉しそうな部分を切り取り、頭部のパーツと接着します。
<パテを使用する>
さて、いよいよパテを盛りつけてゆきますが、後で削り込むのでここでは少し多めに盛りつけておきます。
「ショルダーアーマー」の内側に「押し出しピン」跡がありましたので、ここにも盛りつけておきます。
ぺたぺたと、盛りつけが終了しました。硬化を待ちます。
パテが硬化したら、ヤスリで削ります。
始めは「パテの周辺」を削り、パテが周囲と同じ高さにになったら「同一面ごと」削るとパテの跡が解らないくらい奇麗に仕上がります。
ヒケの部分に盛りつけたパテとパーツの境界が「グラデーション」状態になっていれば、均一になっているといえます。
また、パーツの合せ目に盛りつけた箇所は、境界がくっきりと分かれていていれば、合わせ目の段差がなくなっている目安になります。
<スジ彫りをする>
ヒケやパテ処理をしているうちに消えてしまった溝「スジ」を彫り込むつもりでしたが、特に消えてしまった様なものは見当たらなかったので、浅い溝を深く彫り込んで、立体感を強調させます。
デザインナイフやPカッターを使って深く彫り込んでみました。
「パーツの下処理と整形」が終了しました。
これだけ大量のパーツを扱ったのは久々でしたが、思ったより形状補正が必要なものは少なく、完成への期待がますます高まっている気がします。
<パーツの洗浄>
パーツのヒケを処理すると、削りカスや手の油分が付着しています。
このまま塗装をしてしまうと、ザラザラの表面になってしまったり、油分が塗料を弾いて穴になったりしてしまいます。
せっかくの手間が台無しになってしまいますので、ここでパーツを洗浄します。
洗浄には特別な物は使用しません。使い古しの歯ブラシと台所用中性洗剤で汚れを落とします。
歯ブラシで削りカスを落としたら、パーツを水に浸して中性洗剤を流し込んでおきます。
このまま一晩ほど着け置くと汚れが浮き上がって、オドロキの奇麗さになります(笑)
着け置いたパーツはよく流水洗浄をした後、乾燥させてから次の工程「塗装準備」にかかりたいと思います。
次回より塗装に関連した作業をご紹介します。
今回は、ヒケを処理している時に気になった箇所と塗装前に組んでおくパーツの合わせ目をパテで補修します。
処理するポイントは…
・部品の合わせ目
・深刻な(?)ヒケ
・形状の補正
・押し出しピン跡の処理
一見大変そうですが、対象のパーツはさほど多くはありませんでしたので、サクサク進めたいと思います。
補修に使用するパテは、「ポリエステルパテ」という2液式のパテです。
始めはドロッとしていますが、硬化するとプラ材のように固くなりますので、補修などには重宝します。
主剤と硬化剤を混ぜ合わせて盛りつけ、硬化を待って削る…こんな手順でパーツに手を加えてゆきます。
<組み立て>
このキットは完成後は部品の合わせ目が目立たないように設計されていますが、一部のパーツは完成後にも部品の合わせ目がくっきりと解ってしまう箇所があります。
塗装後に合わせ目を処理するのは難しいので、この段階で組み立ててしまうことにします。
「かかと」部分のパーツです。ポリキャップと「靴底」のようなパーツを挟み込んで組み立てるようになっています。
合わせ目に接着剤を流し込んで、硬化を待ちます。
同様に組み立てたパーツ類です。
バリとヒケ処理に明け暮れていたので、こういう作業は「プラモつくってるなぁ」って気になります(笑)
つづいて頭部のパーツです。
組み立て説明書によると、クリアパーツを「くちばし」のようなパーツで挟み込んで組み立てるらしいのですが、合わせ目を消したり、クリアパーツの塗り分けが難しくなりそうなので、クリアパーツを後から取り付けられるように加工する事にしました。
クリアパーツを取り付けるのに干渉しそうな部分を切り取り、頭部のパーツと接着します。
<パテを使用する>
さて、いよいよパテを盛りつけてゆきますが、後で削り込むのでここでは少し多めに盛りつけておきます。
「ショルダーアーマー」の内側に「押し出しピン」跡がありましたので、ここにも盛りつけておきます。
ぺたぺたと、盛りつけが終了しました。硬化を待ちます。
パテが硬化したら、ヤスリで削ります。
始めは「パテの周辺」を削り、パテが周囲と同じ高さにになったら「同一面ごと」削るとパテの跡が解らないくらい奇麗に仕上がります。
ヒケの部分に盛りつけたパテとパーツの境界が「グラデーション」状態になっていれば、均一になっているといえます。
また、パーツの合せ目に盛りつけた箇所は、境界がくっきりと分かれていていれば、合わせ目の段差がなくなっている目安になります。
<スジ彫りをする>
ヒケやパテ処理をしているうちに消えてしまった溝「スジ」を彫り込むつもりでしたが、特に消えてしまった様なものは見当たらなかったので、浅い溝を深く彫り込んで、立体感を強調させます。
デザインナイフやPカッターを使って深く彫り込んでみました。
「パーツの下処理と整形」が終了しました。
これだけ大量のパーツを扱ったのは久々でしたが、思ったより形状補正が必要なものは少なく、完成への期待がますます高まっている気がします。
<パーツの洗浄>
パーツのヒケを処理すると、削りカスや手の油分が付着しています。
このまま塗装をしてしまうと、ザラザラの表面になってしまったり、油分が塗料を弾いて穴になったりしてしまいます。
せっかくの手間が台無しになってしまいますので、ここでパーツを洗浄します。
洗浄には特別な物は使用しません。使い古しの歯ブラシと台所用中性洗剤で汚れを落とします。
歯ブラシで削りカスを落としたら、パーツを水に浸して中性洗剤を流し込んでおきます。
このまま一晩ほど着け置くと汚れが浮き上がって、オドロキの奇麗さになります(笑)
着け置いたパーツはよく流水洗浄をした後、乾燥させてから次の工程「塗装準備」にかかりたいと思います。
次回より塗装に関連した作業をご紹介します。