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英式か仏式か

2012-05-20 20:06:47 | ランドナー
『まとめて休むよ』宣言したおかげで、22日火曜日から10日ばかり休む事になった俺です。そうなると、5~7日くらいでまとまった日程のツーリングがしたくなります。そのツーリングに向けて、ランドナーにちょっとした仕様変更を加えてやりました。

 ちなみに変更前。ランドナーのタイヤはパナレーサー・コルディラヴィ。26インチの650A。リムはアラヤのTF-110。26インチランドナーの定番ですね。そしてこのリムは仏式バルブ用。


 このリムのバルブ穴を拡張して、英式バルブを使用可能にしよう……というのが今回のお題。

 実は650Aという規格は、俗にママチャリと言われる26インチ軽快車に使われている規格です。つまり650Aランドナーのタイヤが入手不能な場合、26インチママチャリのタイヤで代用できるということ。まぁ、かなり重くなっちゃうことでしょうが、逆に対パンク性や寿命は向上するかもしれません。
 ではチューブは? というと、世間のママチャリに仏式バルブなんてありません。そりゃそうだ。仏式を使うメリットは高い空気圧を扱えるということ。せいぜい3~4気圧ぐらいしか入れないママチャリ用チューブに仏式は不要です。ちなみにコルディラヴィの推奨空気圧は3気圧。仏式を敢えて使う理由がありませんね。
 ついでに、チューブの入手性にも問題が。650A用の仏式バルブチューブは、よほどツーリング車に強い店でもない限り在庫していません。ネット通販でも、ほとんどお取り寄せ扱いで、納期はほぼ不明です。つまり650A仏式(米式も)チューブは、欲しい時に手に入らない規格なんです。
 しかし、同じ650Aながらママチャリの標準規格である英式チューブなら、自転車屋さんのみならずホームセンターやディスカウントストア、ひいては自転車を扱っている家電量販店でも買えます。しかも日本全国で。
 チューブの入手性と要求される性能を天秤にかけると、必ずしもランドナーに仏式バルブは必要ないんじゃないか? との結論に至りました。

 しかしながら、仏式用のリムに英式は使用できません。バルブ径が、英式のほうが大きいからです(仏式=約6ミリ、英式=7.5ミリ)。そうなるとリムのバルブ穴をドリルか何かで拡張する必要がありますが、家の近所の店にその作業を依頼すると、断られました。さもありなん。万が一を考えると、自転車屋さんによっては尻込みするのもわかります。それじゃ自分で穴を拡張するか……。でもドリル持ってないよ。ヤスリでシコシコやってもいいけど、キレイに処理できなさそうだ……。
 ↑みたいな話を昨日お邪魔した狸サイクルのご主人にしたところ、「やりますよ」とのこと。一も二もなくお願いしました。

 そしてランドナーはこんな風になりました。これでチューブの入手性に不安は無くなりました。

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