自然を求めて近辺ぶらり

四季折々の風景、草花、野鳥などの写真を紹介しています。

彼岸花にモンキチョウ、ヒヨドリバナにアサギマダラ

2023年10月09日 | 動植物・昆虫
ヒヨドリバナやフジバカマの季節がやって来ました。これらの花にくる蝶といえばアサギマダラが知られていますが、ツマグロヒョウモンなど他の蝶もやって来ます。彼岸花には黒っぽい蝶が似合いますが、白い模様が入ったモンキチョウも中々のものです。
ヒガンバナにモンキアゲハ




ヒヨドリバナにアサギマダラ






ヨツバヒヨドリにアサギマダラ








ツマグロヒョウモン♀


ツマグロヒョウモン♂


過去に撮影した画像があくまれますので、コメント欄を閉じています。

ハーブ園のアオスジアゲハ

2023年10月04日 | 動植物・昆虫
ハーブ園にたくさんの蝶たちが集まっています。一番多かったのはアオスジアゲハで花から花へと飛び回っていました。この花の名前は不明ですが、ハーブ園に咲く花なのでハーブの一種のようです。アオスジアゲハとナミアゲハは、この花がお気に入りのようでした。赤いイヌタデ (赤まんま) のような花はアイ (藍) です。
アオスジアゲハ


























ナミアゲハ


ウラナミシジミ




蜂も来ていました。


ベニシジミ

ランタナとマツムシソウにホウジャク

2023年09月26日 | 動植物・昆虫
ホシホウジャクが活発に飛び回っています。ホバリングしながら長い口吻を花の中心部にに差し込んで蜜を吸い上げていきます。
ランタナにホシホウジャク














マツムシソウにホシホウジャク








フジバカマにイチモンジセセリ






この写真も過去に撮影したものです。
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ハグロトンボ (羽黒蜻蛉) の争い

2023年08月11日 | 動植物・昆虫
ハグロトンボは生息環境の変化により個体数が減少し、絶滅危惧I類や絶滅危惧II類に指定されている地域もあるようです。オスは縄張り意識が強く、流水域の周辺でオス同士が縄張り争いを頻繁に繰り返しています。時には3匹から4匹が一緒になって追いかけっこをする場面も見られます。追いかける方と追いかけられる方が、川下の方に向かって飛んで行ったかと思うと、しばらくするて川上に向かって戻ってくるという行動を何度か繰り返しています。かなり執拗に追いかけまわしているようです。
6、7月に羽化し、羽化後の若い個体は薄暗いところを好み、水域から離れて林の中で生活するが、成熟すると再び水域に戻り、明るい水辺の石や植物などにとどまり縄張りをつくるといいます。
ハグロトンボ♂
普段は、ひらひらと飛んでいますが、
追いかける時は、かなりのスピードで飛びます。
急に向きを変える器用さも持ち合わせています。





神様トンボ、仏トンボ、極楽トンボ、オハグロトンボ、ホソホソトンボなど、これほど多くの別名を持つトンボも珍しいように思います。
別名神様トンボの由来は、羽を閉じたり開いたりする姿が人が手を合わせて神様に祈る姿に似ているということから、その名がついたようです。 また、仏トンボはお盆の時期によく見かけるため「ご先祖様の魂」がトンボとして帰ってきた」とも言われてきたようです。(ネットから)




水面すれすれを飛び回っての攻防が続きます。












翅をゆっくりと開いてパッと閉じます。








石の上や木の葉で休んでいる時にも
攻撃を仕掛ける場面が何度かありました。











ハグロトンボ♂




ハグロトンボ♀


翅は真っ黒に見えることが多いのですが、
光線の当たり具合で微妙に変化します。
翔脈の美しいトンボです。


ご訪問ありがとうございました。
ブログ投稿、明日からお盆休みとさせていただきます。
再開しましたら、またよろしくお願いいたします。

トンボとアメンボ

2023年08月10日 | 動植物・昆虫
池の上をトンボが飛び交い、水面にはおびただしい数のアメンボが浮いています。
トンボは、繋がって飛ぶコシアキトンボやシオカラトンボ、ウチワヤンマなどが確認できました。






















オオシオカラトンボ♂


シオカラトンボ♂


シオカラトンボ♀


ウチワヤンマ


翅を傷めたツマグロヒョウモン♂




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チョウトンボが飛び交う季節

2023年07月25日 | 動植物・昆虫
この池で見かけるトンボの中で一番数が多いのがチョウトンボです。光の当たり具合で、黒く見えたり金属色に見えたりと様々に変化します。チョウとつく名前のように、ひらひらと蝶のように飛び回っていることが多いのですが、突然スピードを上げたり、向きを変えたりと変化に富んだ飛び方ができるのがこの蝶の特徴です。(撮影地 : モリコロパーク内の池)
翅を休めるチョウトンボ










間隔を置いて4匹のチョウトンボが翅を休めています。
どちらかというと、飛び回っていることが多いトンボです。



チョウトンボとシオカラトンボ


タイワンウチワヤンマ

ウチワヤンマとタイワンウチワヤンマの見分け方


飛び回るチョウトンボ
左はタイワンウチワヤンマ












明日に続きます。
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くんずほぐれつ

2023年07月23日 | 動植物・昆虫
蜂が団子状態になってもみ合っています。何かに群がっているようにも見えますが、
メスをめぐる争いなのか、餌とり合戦なのか、それとも共食いなのか・・・。
なんのために、こうなっているのかわかりません。輪の中から抜け出すものがいれば、
新たに加わるものありと、この状態がかなりの間続いていました。
後で調べると、この蜂はベッコウクモバチのようでした。

ベッコウクモバチ
頭部・脚・触角は黄褐色で、胸部・腹部は黒色のハチ。翅は全体に茶褐色で、縁が黒い。
草原や人家周辺でよく見られ、地上付近を徘徊していることが多い。
コガネグモ、コアシダカグモなど、クモ類を狩って産卵し、幼虫のエサにする。
ネズミやモグラなどの地中坑の中に巣を作る。(昆虫図鑑)




























ツマグロヒョウモン♂




ツマグロヒョウモン♀




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西洋ニンジンボクに集まる蝶と蜂と蜻蛉

2023年07月16日 | 動植物・昆虫
西洋ニンジンボクの花蜜も昆虫たちに人気が高いようです。
ツマグロヒョウモン、クマバチ、タイワンタケクマバチが
入れ替わり立ち替わりやってきては蜜を吸っています。
ショウジョウトンボは花に止まることはなかったのですが、
近くで翅を休めていました。
ツマグロヒョウモン


クマバチ












タイワンタケクマバチ




セイヨウニンジンボク


ショウジョウトンボ (未成熟)








ショウジョウトンボ (成熟)

銀梅花に群がるハナムグリ

2023年07月07日 | 動植物・昆虫
ギンバイカに昆虫たちがたくさん集まってきています。
その中でシロテンハナムグリが雄しべの花粉を食べる様子が
変わっていたので追いかけて見ました。
口は上下ではなくて、左右 (横開き) に開閉するようです。
前足で雄しべをかき込むようにして次々と口に入れていきます。


先端部分の花粉だけを口にはさみ込んで食べています。

上の写真を拡大したものです。


蕾にしがみついて、
となりの花の花粉を食べる時もあります。














湿地のウスバキトンボ

2023年06月29日 | 動植物・昆虫
湿地や池の周りでウスバキトンボやイトトンボなどを
見かける機会が増えてきています。
今年は、まだハグロトンボを見かけませんが、
そろそろ姿を見せる頃だと思います。
ウスバキトンボ








オオシヤカラトンボ




コオニヤンマ ?




モノサシトンボ ?




コシアキトンボ


アカサシガメ




木道に映る影






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春の女神・ギフチョウとツツジの花咲く森

2023年04月12日 | 動植物・昆虫
岐阜県多治見市の笠原潮見の森の管理事務所の前を通りかかると、管理人さんが飼育したギフチョウを1頭だけだが放蝶するので、写真を撮らないかと声をかけてもらい、アセビの木に放たれたギフチョウを撮影することができました。ここでは、ギフチョウを卵から育てたものを野に放たれていて、かなりの数がいるようです。展望台や心の小径周辺でも何頭か見かけました。(撮影日 : 4月4日)
ギフチョウ
アセビの花に放たれた蝶は、ちょっとの間止まっていましたが、
すぐに飛び去っていきました。





ツツジの花に止まったギフチョウ


ギフチョウが飛ぶ時のスピードは早く、
目の前をあっという間に通過していきます。
ファインダーで捉えるのは容易ではありません。
なんとか撮れていました。



地面に降りたギフチョウ






潮見の森
桜が落花盛んな時期になって来ました。標高約470メートルの潮見の森なら、まだ桜も見頃ではないかと出かけて見たのですが、結果は逆で、平地よりもこちらの方が落花が進んでいました。そんな中でも、しだれ桜とコブシは花の状態が良く、御衣黄桜はこれからという感じでした。
展望台
360°見渡せます。




ミツバツツジ




ユキヤナギ


ドウダンツツジ


シダレザクラ


ツツジとシダレザクラ


コブシ


心の小径とその周辺








蜜蜂の振り分け荷物重かろに・・・

2023年04月11日 | 動植物・昆虫
椿の花の周りを飛び回る蜜蜂が見えます。花粉集めの最中のようです。ミツバチは空中を飛びながら、身体に付いた花粉を蜂蜜で湿らせて、後ろ足にある花粉かごと呼ばれる部分に団子状に丸めて、巣箱に持ち帰っていくようです。これだけの花粉をつけて飛ぶと、かなり重いのではないかと思いますが、まだまだ集め足りないようで、他の花に飛び移っていきました。
ミツバチ
花粉団子重かろに・・・
椿の花で活動するミツバチです。

















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イタチが狙っているのはカイツブリ ?

2023年03月03日 | 動植物・昆虫
カイツブリが岸辺に近づいて陸地の方を見つめているのが目に入ります。何を見ているのだろうか・・・と注視していると、やがて姿を現したのはイタチでした。イタチが鳥類などを好む肉食系の雑食であることを知ってかしらずか、カイツブリがイタチの進む方向に進みます。普段見かけないものを見て興味津々といった様子です。一方のイタチはカイツブリを獲物として狙っていたのかもしれないですね。
2羽のカイツブリの前に突然姿を現したイタチです。
右側の高い石から水辺の低い石の上に飛び降りる瞬間です。





今度は低いところから高いところへ飛び上がりました。
イタチが進む方向にカイツブリも進みます。



カイツブリがイタチを見つめています。




今度はイタチがカイツブリを見つめています。


この後、イタチが石と石の隙間に身を潜めます。


危険を察知したのでしょうか、
カイツブリ2羽が同時に潜ります。



石の間に姿を潜めていたイタチが
顔をのぞかせています。
左側のカイツブリが、それを見つめています。



アップで見ると体毛が濡れているように見えます。
イタチは水中に潜ることができるので、ここに来る前に
潜っていたのかもしれません。



イタチが石の向こう側に向かいます。
写す方も、それに合わせて移動します。



上の石の向こう側から撮影したものです。
少しの間、姿を見せませんでしたが、
姿を見せたたと思ったら、立って覗き見のような格好をします。
この姿勢がちょっとの間続きます。



背伸びをして何を見ているのでしょう。
こういう姿を見るとイタチも可愛いのですが・・・。



今度は、ちょこんと座っています。




この後、水辺の方に移動していき、やがて姿を消しました。
カモ類ならまだしも、相手がカイツブリでは
捕まえるのは無理なようにも思えるのですが・・・。



上の場面を見かけたのは、モリコロパーク「かえで池」沿の
遊歩道のすぐ横です。





撮影場所は違うのですが、
以下の写真は過去に撮影した
イタチが潜る場面です。





水中に消えた。
さほど水しぶきを立てず、スルッと入る感じです。



水が少し濁っていることもあるのですが、
イタチの影が映っていないのと、進む方向の波紋がうっすらとしか
見えないところを見るとかなり深く潜れるようです。
潜って魚やカエルを捕食することもあるようです。


竹の葉を食べるレッサーパンダ

2023年01月28日 | 動植物・昆虫
間隔をあけての東山動物園の動物や鳥などをご紹介しましたが、最終回はレッサーパンダです。タイミングよく食事の時間帯に当たったので、レッサーパンダが竹の葉を食べる場面を観ることができました。このレッサーパンダはシセンレッサーパンダです。


























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可愛い盛りの赤ちゃんコアラ

2023年01月25日 | 動植物・昆虫
東山動物園では昨年3月に2頭 (オスとメス)、4月に1頭 (オス) と3頭のコアラが誕生しました。コアラ舎に着くと、ほとんどのコアラが寝ている中で、赤ちゃんコアラを連れたコアラだけが動き回っていました。移動する時は母親コアラのお腹の下にしがみついた状態で進みます。母親コアラの背中に乗り移る場面も見ることができました。写真には撮れなかったのですが、お腹に赤ちゃんコアラがつかまったままで、親が木から木へ飛び移る場面もありました。




母親コアラの胸に抱かれています。


ぎゅっと抱きしめて・・・可愛くてたまらないといった表情です。


母親の背中に乗り移ろうとしているところです。




うまく背中に乗り移れたようです。








赤ちゃんコアラを抱いたままで、木の葉を食べています。








こちらは、別のコアラです。