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2006年・秋「大原竜幸展- Neoteny-」(いけふくろう通信265号)

2006-10-14 00:15:23 | イベント・お祭
本日の記事は、新進気鋭・大原 竜幸 氏による初の個展の紹介です。



もっともっと、早く記事にするはずが時間がなく、明日(10/14)が最終日です。

なぜ、私がこの個展を紹介するかというと、
先月、一人旅に出かけた山梨・小淵沢で二日目にした木彫り体験の先生が、
大原竜幸さんだったからです。

彼は、ど素人の私の無理なお願い(「フクロウを彫りたい」)を快諾し、
ひとつひとつ熱心にじっくりと教えてくださいました。
朴訥ではありますが、実に好青年です!
おかげで、約4時間かけて、見事なフクロウが完成しました。
(感謝しております!)

その写真は、後日公開します。

それから、その旅の詳細は、後日アップすることにして、
彼と本個展を少しだけ紹介します。

彼の父親は、ズームイン朝にも出演した有名な木彫り職人 大原 幸夫 氏。
その息子さんが 大原 竜幸 さん(21)なんです。

彼は、ギャラリーで木彫り体験の先生をする傍らで、
独自の作風で、木にこだわらず、いろいろな素材を使って、
作品を作っています。

そして、21歳にして、初の個展を開催、それが本個展です。

本個展では、主に、2つの作品を出展されています。

ご自身のHP(http://kobuchisawa.gr.jp/mokucho/index.html)より引用すれば、

最大の特徴は訪れた人が参加できる点です。
鑑賞者が巨大なネジを回す事により、作品は崩壊していきます。



個展は2つの作品を中心に構成されています。
1つ目は、高さ2mを超える巨大なハチの巣と、
その周りを飛び交う体長30cmの巨大なハチ40匹。
ハチの巣の周囲には、巨大ネジが据え置いてあります。
鑑賞者はこのネジを回して巣を破壊。
その瞬間に生まれるものが作品にとって最も重要なものとなります。





2つ目は、電動で動くシーソー。
シーソーの周りに研磨するために用いられる粗いヤスリが設置されます。
シーソーが動くたびに乗っている物は削られていく。
その過程で徐々に変化して行き、内部にあるものが姿をあらわす。



ということです。

なんといっても本個展の最大の特徴は、前記の通り、鑑賞者も作品に携わり、
日ごとに作品が変化していくことです。

この写真は、初日・午後4時過ぎに撮ったものですが、
最終的にはどうなっているのでしょうか。

明日・最終日は、夕方に少しだけ時間があるので、間に合えば、
顔を出してみようと思います。作品の変化が非常に楽しみです。

なお、本個展の詳細は次の通りです。

 開催期間 10/9~10/14
 開催場所 銀座・ギャラリーK
 アクセス 銀座一丁目駅より徒歩3分
 ホームページ http://homepage3.nifty.com/galleryk/

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