幻想郷日記

未来はすでに始まっている。

戦略MGを体験してきました。

2014年06月01日 21時01分14秒 | レポ
大丈夫です。生きてました。

書くネタに困っていたわけですが、先日戦略MGのセミナーに参加してきたことを思い出したのでそれについて書きたいと思います。


戦略MGとは…なんですが、わからない人のためにざっと説明致しますと、ゲーム盤を通して経営シュミレーションと決算書を作成するのが主な目的のセミナーです。
さくっと調べてみたんですが、私がプレイしたルールとは違うものがいくつかあるようで。まあ、なんというか考えることはみんな同じというわけですね。

基本的には、材料を買って設備で生産し市場で売るのが一連の流れで、これはどのタイプのMGでも同じようです。
しかし、細かいところが違っていて、例えば海外市場が存在していたり、教育があったり、設定金額が違ったりと多岐にわたります。


実は戦略MGのセミナーを受けるのは2回目だったのでルールを把握している2回目の方が成績が良かったのですが、それを含めて私が思ったことを書き連ねていこうと思います。

(尚、以下の文章は個人の感想です。実際に意味があるかどうかの保証はいたしかねますのでご注意を。)


・プレイ前

実際に戦略MGを受ける前に、一体どういうものなのかを調べておこうと思っていろいろ検索してみました。ポイントとして


①安く買って高く売る
②付加価値を高める
③社内の在庫管理をする
④保険には入っておけ

などのようなものが書かれていたので、その点を踏まえて1回目のセミナーで実践してみることにしました。



・1回目

私のとった戦法は、安く買って高く売る(平均材料費9、平均販売単価27)というものでした。


しかし①の安く買って高く売るということなのですが、材料自体は安く買うことは簡単なのですが、高く売るということについて難しいと思いました。
理由として、販売価格は競売性で最も安く値をつけた人が売れるというものなので、どうしても低価格競争に巻き込まれるからです。

私の場合、この時は計画を立てていなかったので、どのくらいの値で売って何個売れば採算が合うのか計算できなくて、できるだけ安くは売りたくありませんでした。
そうなると必然と個数を売るのが困難になってしまい3期まで赤字続きになってしまうことに。


②③④の項目の目的は初回プレイでは意味がわからなく、あまり実践できていなかったように思います。
また、生産設備も小型+アタッチメントのみであまり効率の良いものではないと思いました。




・2回目

1回目とは正反対の戦法を取ろうと思って、安く売って大量に数を出そうとしました。(平均単価22)

初期に大型機械を導入し、人件費削減のために広告のみで販売力を強化したのですが、割と中途半端だったと今では思います。
数は1回目の時より出たのですが、2期では平均単価が低すぎで黒字には転じませんでした。

3期目でようやく計画を練り、平均単価を上げて販売することに。(平均単価28)
この頃から純利益が出始めました。




・戦略MGについてのポイント

計画練ると、何個個数を売らないといけないかがわかるので、やっておいて損はないと思います。
自分の場合、付加価値13に対して数を30くらい売っていたので、少しは利益が出ていたようです。

また、初期の段階から大型設備を導入して、販売力も強化して大量に売ることができれば、黒字は転じられる思います。
まああくまでも大量販売をするならという条件ですが・・・。

熟練者などとやる場合、平均価格が分かっているので低価格競争に巻き込まれにくいと思いますが、初見だとどうしても巻き込まれやすいです。
その辺の対策などを戦略としてどうするかが成功の鍵なのではないでしょうか。

また私のグループの中には、細々とプレイして黒字を出している人もいたので、金額で勝負する方法でもいいやり方があるんだと思います。



また、保険は入って損はないと思います。
理由として、掛かる費用に対しての効果が大きいからです。

私の場合、グループで高速でターンを回していたのでリスクカードを引く場合が多かったですし、盗難とかもあり助かった部分もありました。
また、火災が発生した場合目も当てられないですしね・・・。少しでも金が帰ってくるので投資して損はないです。

あとは、マーチャンダイザーやマーケットリサーチなどもとても有効な手段です。


在庫管理ですが、やはりリスクカードを引いた時のチャンスを生かしきれない場合が何回かあったので、自分がどのくらい在庫を抱えているかは把握しておくほうが良いと思います。
また、投入・完成のプロセスは一気にできるので、材料を大量に仕入れ、一気に投入完成する方がターンの節約になるかと思います。
無駄ターンを作らないほうが成功しやすいです。




こんなもんでしょうか。
実際私もうまくいってるわけでもないので、なんとも言いようがないのですが、初めてやる人の参考になれば良いと思います。

次は、大胆にいってみたいですね。