ＶＥＨＴ ＶＣ ２０１ ＸＴ

　
バルトムＢＣ-１ １０１Ｈちょこっと改　最終章の開発中止を決定させたプライベートブランド(ＰＢ)リールが、

「　ＶＥＨＴ　ＶＣ ２０１ ＸＴ 　」



有名なプロショップＰＯＰＥＹＥで販売されているＰＢのベイトリールで販売価格９，０００円弱と大変財布に優しいリール。ちょっと前に存在を知り気になっていたのをこの間購入したのですがコイツがほんとよく出来ているのです。
スペック内容は、

一体成型アルミ合金フレーム
調整式遠心ブレーキシステム
チタンリングレベルワインダー
インフィニットアンチリバースシステム
重量(ｇ)：２２１ｇ
ギア比：６.２：１
１０ステンレスＢＢ：１ローラーＢ
ベアリング入りクランクハンドル
　
と、かなりの高性能スペック。色も渋くてカッコイイし作りも大変しっかりしていて駆動系も至ってスムーズ。ベアリングもニネベア製。オマケにちゃんとリール袋まで付いているのです。

これで９，０００円以下ですよ。わたしが弄ったＢＣ-１ちょこっと改がトータルで１２，０１０円掛かったっていのに(除遠心化パーツ代)こいつはそれよりベアリング数３つも多いし、ハンドル最初からクランクだしもちろんドラグノブ曲げる必要ないし、ちゃんとメタルフレームだし、リール袋付いてるし、遠心ブレーキだしと全てが上です。ＢＣ-Ｘと違ってちゃんと左ハンドル有るし。
更に気に入ったのがスペックだけでなくＲｅｖｏより扱いやすい遠心ブレーキブロック。



ちょうどシマノのＳＶＳとＲｅｖｏの遠心を足して２で割った感じの作りでブレーキのＯＮ・ＯＦＦが楽に出来ます。ただしちょっと遠心ブロックの擦れる音が大きいのが値段相応かな。
でもマイナスなのはそれ位であとはほんとよく出来たいいリール。自宅庭試験場でのテストキャストでもいい感触だし実売価格１５，０００円未満のリールの中では新品・中古含め現状ではベストな１台だと思います。同価格帯のシマノ・バスワン系やクロミカ、ダイワのクロノス・バレッタ、ＡＢＵのＭＡＸ系にＢＣ-１・Ｘはもうサヨナラです。同じ遠心のクロミカやＢＣ-Ｘは左ハンないしこちらの方が軽いし。０９ＭＡＸ系はフリッピングスイッチは魅力的だけど微妙に飛距離悪いし。
それとスコーピオン１０００やＲｅｖｏ Ｓ買うなら同じ出費でＶＣ２００ＸＴを２台買った方が良いでしょう。因みにわたしはセールで半額と更に安く買えました。

そんな感じでかなり気に入ってます。実用機で特に遠心モデルが欲しい方は是非一度試してみて下さい。マグ派の人も試して見る価値あると思う。こうなるともうＢＣ-１要らないですね。パーツ元に戻して海の船釣り用小物リールにしちゃおうかな。



ところでなんでこのリールが気になっていたのかというと、このリールが今年日本に上陸したフルーガーのＡｓａｒｏ(アサロ)ＬＰと同じリールなんじゃないかという思ったから。そんな疑問を持ったのでそれを検証すべく試しに購入したのです。



　　

ブレーキシステムにベアリング数やギア比、ハンドル形状や外観デザインは違いますがフィッシングＳで触った感じとカタログ写真を見た感じではリールとしての基本的な部分(メタル製フレーム＆ギア側サイドプレートやチタンラインガイドやブレーキ側サイドプレートの空け方やネジ位置等)はわたし的には同じだと思うのですがどうなんでしょう？



それと気になったのはフルーガーのＵＳサイトに載っているモデルと日本仕様微妙に違うんですよね。スプールやハンドルとかが・・・

　
Data)PENTAX K10D SMC PENTAX-DA 18-55mm f3.5-5.6AL AF-360FGZ。55mm プログラムＡＥＳシフト１,３補正 ISO800 WB4200K フラッシュ使用 他