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堂上げ

2008年03月30日 | 東京エリア
浅草神社の鳥居前
神社から浅草寺へ



太鼓打ち鳴らしながら、三基を三之宮から一之宮へと一基づつ本堂へ堂上げ。

この行事は、余り知られておらず、神社で待機していると観光客に何があるのかと話しかけられました。
偶然に遭遇した祭に、若者たちは興奮気味。
風が冷たくて、熱燗で身体をあたためて帰りました。


今年は、三社祭の本社神輿の渡御がないため、神輿を見られるのもこの行事限り。


「堂上げ 堂下げ」
示現会しげんえ」は、浅草あさくさ神社の三体の御祭神が、観音示現の日である3月18日に浅草寺せんそうじ本堂で観音様とご対面されるという意味が含まれているそうです。
現在では3月の最終土曜・日曜日にかけて執り行われます。
当日の夕6時05分、浅草神社神官により祭儀が執り行われ本社神輿三基を氏子衆うじこしゅうにより松明たいまつで照らされた浅草寺本堂外陣へ「堂上げ」します。
同時に仲見世参道には「慈光(じこう)の道」参道に一直線の蝋燭が灯り宮神輿の一夜奉安を慶祝します。





今朝の本堂内 三基。

本堂で一泊した三基は、「堂下げ」されて神社に還御しました。


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1 コメント

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夢職 さん へ (iina)
2018-01-08 10:20:00
明治維新後に神仏習合を廃して神仏分離した一例に、浅草寺と浅草神社があります。

そのため、仕方なく観音様と三社さまをご対面してもらう行事をしています。それが「堂上げ 堂下げ」です。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/c5740d2ae43fb820aaad32e3d8293092


神がはじめて仏教と融合した八幡神が大分県の宇佐神宮であったらしく、八幡神社の総本山です。
神と仏とを合わせた僧形八幡神像になっています。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/b11f33e208120d63cfb4eaf19512f4c0

祭りごとの都合で、神仏がくっついたり放されたりしている風です。

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