嗚呼！

始発電車内で、リュックを背負った男性が、座ったiinaの前に立った。そして、リュックを胸にかけ直した。うむ、マナーは好い。
混雑してくると読書するiinaの本にリュックが触り読みづらい。相手も気にかけている風。
読書するiinaは早目に下車すると予測したのだろうが、判断はすでに遅い。身動きできぬほど、混みあっている。
そうなのだ、居眠りしている隣の人たちの前に立てば、お互いに気にせずに済んだのに・・・。
嗚呼!

始発電車内で、iinaの隣に一席空いている。
そこに独り言をいいながら、青年が座った。
廻りの者も、不審な青年に視線が動く。不気味な青年だ。
青年は、気にするようすもなく、ひとりでぶつぶつ喋っている。
「ノット、ピーは、・・・。
　ノット・ノット・ピーは、ピーだ。・・・・」
どうも、Ｐがお好きなようだ。
ふむ、・・・
　たしかに、Ｐをダブルで否定すると、Ｐになる。
　―（―Ｐ）＝Ｐ
ほかにも、なにやら難しいことをぶつぶつ独り言をいっている。
オタクなのか？
嗚呼！

きのう、地下鉄を話題にしたので、ひさしぶりの車内風景でした。

きのう、上野からアメ横を経て湯島天神まで通って、その前まで仕事で歩いたのでした。写真は、湯島本殿です。
アメ横の年の瀬ムードから一転、天神さま境内は正月の準備をしている最中でした。