特別展 マンモス「YUKA」を見学した。講演会ばかりか、こんなイベントの招待券も当ててしまった。
凍土が氷河のように流れて、埋もれたマンモスを次々に押し出しているので、これまでも多くのマンモスを発見していたとは、驚きだった。
その中で、2010年にシベリアの永久凍土からマンモスが1頭発掘されたのが、3万9000年前のメス(10歳)で、四肢や長い鼻などがほぼ完全な状態だった。この少女マンモス「ユカ」の標本を冷凍保存のまま、世界に先駆けて一般公開したもの。
あわせて、マンモスと同時代に生息した絶滅動物でこれまで壁画や骨格標本でしか確認できなかったケサイ(サイの一種)の大型冷凍標本や、マンモスの全身骨格、マンモスの骨や牙と動物の皮でできた家など約100件を展示した。
マンモスの牙や骨、体毛に触れるコーナーでさわってきた。写真は、YUKAと毛の生えたサイの一種ケサイ「コリマ」の大型冷凍標本は撮影禁止だが、他は撮り放題なのが嬉しかった。
体毛と胎内マンモス
人がマンモスの骨で家を造った。
アフリカ象が一番大きい
ケサイ
マンモスはゾウの仲間。ゾウの一番古い先祖は、最初から鼻が長かったわけではなく、進化する過程で体が大きくなり、それを支えるために鼻が伸びたのだとか。
地元にいながら余り意識していませんでした・・・
招待券が当たるとはラッキーでしたね。
あんなにお手軽にマンモスを手に入れていたなんてお釈迦さまでもご存じないでしょう。
ラストに、ギャートルズが現れたのには、ギャーでした。 ↓
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/326e64a6cf597544baec9c8a45a47720
夜には、造船所跡地で光の立体映像であるプロジェクションマッピングを見てきました。
整理券がなくても、上から見下ろせてましたよ。
http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/7218b24c4880bf5668efcc565dd0d4c7
マンモスは、ゾウの類縁ながら直接の祖先ではありません。
北アフリカで生まれたマンモスは、食べる草を求めて延々と世界各地に歩いて行きました。寒冷地のシベリアからアメリカに行き、
日本でも化石が13点発見されています。
(らいちゃん) へ
日帰りで、奈良をずいぶん細かいところまで鑑賞してこられたのですね。近畿に住む特権です。
曼荼羅は、空海として有名すぎる宇宙観なので空海がはじめたと思っていましたが、以前からあったのですね。
マンモスは、本等で知る知識でしたが、本物を見たことから身近に感じられるようになりました。マンモスの毛は、
ごわごわしてました。
申し込んだ抽選の7~8割は当たっているのではないですか?
今回のマンモスの特別展は貴重な経験になりましたね。
39000年前の動物の体毛などに実際に触れることは、どのような感じなのでしょう。
それにしても永久凍土は現在に生きる私たちに貴重な財産を残してくれています。
先史学者には堪らないでしょうね。
地球は温暖化と氷河期を長いサイクルで繰り返しているようですね。何か広大の気持ちになれます。