alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

脱・水毒?

2014年04月30日 | 私の人生

私の人生からお茶をとったら一体何が残るんだろう?
そう思うと怖かった。私の人生からお菓子をとるのも?
それは恐ろしいことだった。けれどそれらがなくなってしまった時
実際に見えてくるのは今までとは異なる世界。
あ なんだ もっと元気になったら面白いことがあったんだ。
あ なんだ 私、意外とこんなこともできるんだ・・・

水毒 というものを本格的に意識してから一週間弱が経ち
砂糖断ちはすぐに断念してしまった私も これはなんとか続いている。
それというのもこの効果があまりにすごいから。
葛根湯もすごいけど、水分摂取を減らすこと は
ハーブや化粧品なんかとは比べ物にならないくらいの劇的な効果があるようだ。

水分を極力減らすことにしてから2日目、鏡に映った自分をみて
あれ?と目を疑った。私・・・ウエストがある?
それまでは痩せ形体質とはいうものの、ぽっこりお腹だった私は
体型の割にはウエストらしいものがなく、ボトムスなんかを
選ぶときでもちょっと大きめのサイズを選んでた。
ところがその私のウエストがきゅっとくびれてる・・・
そうか・・・これがウエストだったんだ!
私は愕然としたのだけれど これが自分だと思っていたのは
実は自分ではなく むくみだったのかもしれない。
脚もすぐに細くなり ちょっとその劇的な変化に
本当にこれ大丈夫??と思ったけれど 特に身体に
悪そうな症状はなく、手首やら脚やらウエストやら
顔周りがもとあるべきだった状態にもどったというか
だいぶシュッとしたようだ。

おかげさまでこれまで感じていた階段を上るときの
あのズシリと重い感じも消えて なんだか顔色も良くなった。
しかも驚いたのが3日目くらいに髪の毛を触った時だ。
あれ?なんだか私の髪がしっとりしている・・・。
それまで私の髪といえばパサパサで、オイルを塗らないものなら
パサついてしまって困ってた。だけどオイルは塗ってない。
そういえば水毒の症状に髪のパサつきとあったなあ・・・
髪の毛はしっとり、身体はなんだか弾力があり、
はーなるほど、よくCMの文句になっている潤いとか
ハリとはこのことだったのか~と思わされる。
ところが水毒改善には一銭もかからない!これが本当にすごいと思う。

ハーブも試した、漢方にも手を出した。
化粧品も高いのに変えてみたりとかしたけれど
なーんだ どんなすばらしい効果を謳うものよりも
水分を減らすというたったそれだけでこんなにも劇的な効果があったんだ。
砂糖断ち も 確かに変化があったけど
それはどちらかというと精神的な変化だったように思う。
鬱っぽい気持ちの沈みや原因不明の疲弊感や焦り、いらだち
そんなものがなくなっていくのが砂糖断ち。こちらはというと
身体がみるみる変わってく。それがとても 面白い。

お茶ってなあ・・・身体にいいと思ってたけど
そう思ってる人も世の中沢山いると思うけど
飲めばいいってもんじゃない。
でも水毒改善のいいところは 砂糖断ちより楽で効果がよくわかること。
砂糖断ち は はっきりいってかなり苦しい。
甘いものが好きだった人にとって 目の前で甘いものを
食べている人が居る中「私だけはいりません」というのは
自分にとっても おそらく相手にとってもちょっと辛い。
なーんだ、せっかく買って来たのに、なーんだせっかく作ったのに。
そういう思いがあるだろう。そして気を悪くさせないために
やっぱり食べて 嗚呼・・・と元の木阿弥になってしまう。

それがお茶や水分だと 全て断つのは明らかに身体に悪そうだ。
でも極力減らせばいいから、一度に2杯飲んでたお茶を
カップの半分だけにする、カップをデミタスカップに変えて
それで一杯飲んだ気にする、1日あたりに飲む回数を極力減らすとか
方法はいくらでもあり、お菓子ほど相手の目が気にならない。
出されたケーキを半分残すのはかなり失礼な感じがするけど
お茶や水を半分残しても まあ ありかなというようにみえる。

そうしてお茶一辺倒だった生活を変えてみると
身体にいろんな変化が起こる。まず顔が小顔になったような気がする。
それからウエストがちょっとくびれた。髪の毛がしっとりしているようだ。
右ひざの痛みもあれからほとんど気にならない。
目の下の黒クマも消えつつあるし、テカリ気味で化粧が浮いてしまいがちだった
私の顔もなんだか落ち着いて来ているようだ。それになんといっても
「トイレと結婚すれば?」と言われてたほどトイレにばかり行っていたのに
「なんか今は行かなくてもいいやー」という気になった。
なるほど、他の人たちはこんな気持ちだったのね・・・
砂糖断ち も 水毒改善も やってみると
それまでとは違う自分に気づく。
もうダメだ、疲れた、お茶でも飲むしかない・・・
それくらいしか楽しみがない
そう思ってた人生が なんだかちょっと違って見える。
なんだ 我慢できるじゃん。 なんだ 別に大丈夫じゃん。
自分に少し自信が持てる。


何かに依存していると それがないのが不安で仕方なくなってしまう。
お菓子がなくなってしまったら?お腹減りすぎてしまったら?
何も飲み物がなかったら?私はどうなってしまうのだろう?
パニックになったりしないだろうか?そんな不安があったから
私はいつも持っていた。少しでも安くするため 大量に買ってみたり
それを小分けパックにしてみたり。そうすれば安心なんだと思ってた。

だけどお腹が空いても大丈夫。空腹はそのうちおさまって
なんだか気分がよくなってくる。砂糖がなくても大丈夫。
人は砂糖がなくても生きられる。お茶の時間が減ったって
ほんの少しのお茶の時間を いつもよりも愛おしめば
その時間の輝きがきっと増すだろう。何も立ってお茶しなくても。
何も歩きながら食べなくても 本当は そんな必要なんてない。


タバコをやめられない人が うまく禁煙に成功するとき
「そんなものがなくっても幸せな自分」を強くイメージすることも
成功の要因であるらしい。
あれがなかったらどうしよう そんな不安は山ほどあった。
あの人がいなかったらどうしよう いなかったら 自分でなんとかすればいい。
車がなかったらどうしよう。電車とバスでもけっこういける。
不安を数え上げればきりがないけど 不安というのは一度きっちり向き合ったなら
意外となんとかなるのかも。仕方ない、もうやるしかない。
そう思うのを 人は覚悟というのだろう。

少しずつ 何かをやめて 少しずつ 以前と違った自分の姿に気づくこと。
お金がなかったらどうしよう? 私はまだそんな不安で一杯だけど
それだって えい、仕方ない!と思ったら
本当は なんとかなっていくのかも。

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