いがみ整骨院 長生館 のブログ

院長のちょっと気になることをつぶやきます

学級閉鎖

2016年02月16日 | 日記
月曜日、治療院が休診だったので近くのショッピングモールに買い物にでかけていました。
すると小学校から学級閉鎖になったとの連絡がありました。


息子は元気でピンピンしていますが、クラスのお友だちが今流行しているインフルエンザでお休みしているそうです。
もともと学校全体の人数が少ない小学校ですので、少しお休みが増えれば学級閉鎖となってしまいます。
しかも1学年1クラスしかないので、学級閉鎖=学年閉鎖と同じようなものになります。


ところで、学級閉鎖の基準がどのように定められているのか、ご存知でしょうか?


「欠席の人数がクラスの4分の1になれば?」
「10人以上?」
「20%以上?」


と、いろんな意見があるようです。
ちょっと聞いてみたところ・・・



学級閉鎖になる基準は明確には決まっていないそうです。



目安としては欠席人数が20%以上または3分1以上とされているようで、地域によって違うようです。
学校のクラスの人数が40人のところもあれば、10人満たないような地域もあるので一概に何人と決められないとのことです。


たとえば、40人のクラスで20%だと8人
これが10人のクラスになると2人


2人だったらすぐに学級閉鎖となってしまいますので、地域によって格差がうまれてしまいますので、はっきりとした全国基準が定められないということです。


また、学年閉鎖は全体の1割という学校が平均的みたいです。
全校生徒が300人の場合、学年の欠席が30人以上で学年閉鎖だそうです。



この学級閉鎖人数はあくまでもインフルエンザでの欠席ですので、入院している生徒やほか理由で登校できない生徒の数は含みません。


またインフルエンザが流行して学級閉鎖になりそうなとき、曜日によっても一因として学級閉鎖となる場合があります。



週明けなどでクラスの中で20%または3分の1に達していなくても体調があまり良くない生徒がいると、学級閉鎖と判断される場合もあります。


反対に週末で20%または3分の1が超えていても学級閉鎖とならない場合もあります。
土、日曜を挟んで回復する見込みがあるからです。



学級閉鎖は1~2日というわけにはいきません。
インフルエンザにかかると熱がさがっても2日間は登校できないので、学級閉鎖は基本的に3~5日間と土、日曜とで組む場合がほとんどです。


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『出席停止となる病気』

第一類
コレラ、赤痢(疫痢を含む)、腸チフス、パラチフス、
痘瘡、発疹チフス、猩紅熱、ジフテリア、
流行性脳脊髄膜炎、ペスト及び日本脳炎

第二類
インフルエンザ、百日咳、麻疹、急性灰白髄炎、
ウイルス性肝炎、流行性耳下腺炎、
風疹、水痘及び咽頭結膜熱

第三類
結核、流行性角結膜炎、
急性結膜炎、その他の伝染病
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出席停止が解けるまでにかかる日数

インフルエンザ → 解熱後2日を経過するまで。
ウイルス性肝炎 →  主要症状が消退するまで。
流行性耳下腺炎 → 耳下腺の腫れが消失するまで。
急性灰白髄炎 →  急性期が治まるまで。
咽頭結膜熱 → 主要症状が消退し2日を経過するまで。
百日咳 → 特有の咳が消失するまで。
麻疹 → 解熱した後3日を経過するまで。
風疹 → 発疹が消失するまで。
水痘 → すべての発疹の痂皮化するまで。

と、なっています。
わかりやすく言えばお医者さんの許可がでるまでということです。