とらじい回復！！

前回容態が急変したとお伝えしたとらじいですが
あれからなんだか奇跡的に回復しました


ちょっと前まで数歩歩くだけで
パタンと倒れていたのに
こんなに歩けるようになりました




お食事のあとは毛づくろいなんかもするように




まだ自分からゴハンを食べることをしてくれないのですが
とろとろにしたAD缶をシリンジで口の中に入れると
コクンと呑み込んでくれます


呑み込まなかったり
暴れたりするようなら
無理強いはしないでおこうと
話し合っているのですが

抵抗なく呑み込んでくれるのは
とらじいがまだ生きたいと思ってるからだよね

そう思っていいよね、とらじい



食欲は戻らないのに
不思議とゴハンの時間がわかるらしく
ソルトさんが台所に立つと
歩いてきて覗いてるんだそうです




ソルトさんが動くと目で追って一生懸命見てるとらじい


隔離部屋からみんなの姿が見えるリビングの入口に必死に歩いてきたとらじい


まるで信頼してる人を二度と見失わないようにしているかのように感じます


トイレも一度も失敗したことないし
人が大好きで誰かのそばにいたがるし
撫でられるとうっとり嬉しそうにするし

これだけ人を信用しているのは
きっと可愛がられていたんだろうなと
思うのだけど･･･


一番最初に保護してくださった方が
貼り紙などをして飼主さん探しをしていますが
いまだ名乗り出てくる人はいません


こんなに人を信頼しているこを捨てる人がいるわけない


と思いたい


迷って帰れなくなったんだよね



飼主さんも心配してるよ


きっと･･･

子育ては大変

先日保護された乳飲み子ちゃんたちに会ってきました


写真で見るよりはるかに小さくてびっくり



保護時の体重２００ｇから現在３００ｇになりましたよ

体重測定のために箱に入れたら大人しくなっちゃった


クロたんも



ぴろさんが哺乳瓶で一匹づつミルクをあげ始めると


わたちも、ボクもと、お腹をすかせたちびさんたちが
哺乳瓶を奪い合ってぴろさんの手にしがみついてきます


私もちょっとお手伝いしたけど
一匹づつゆっくり飲ませてあげたいのに
我先にと騒ぐちびたちに焦りまくります～


ミルクが終わったら排泄させてと･･･


一日に4-5回のミルクと排泄介助をやっていたら
あっという間に一日が終わります


お腹いっぱいになったら寝ちゃった





ほんとにほんとに大変です




大変なんですが･･･









こんな姿を見ると
何故か大変さを一瞬忘れてしまう

みんな幸せになってほしいな

生後二週の子猫がダンボールに

保護活動にいつも協力してもらってる
ぴろさんから捨て猫保護のＳＯＳが入りました



知人の会社に捨てられていたそうで
誰も保護できる人がいなく
このままでは保健所へ持っていくしかないと言ってると聞いて

「うちで預かるからとりあえず保護して」と
何も考えずにラインを送っていた



ぴろさんが子猫たちを引取に行ってくれて

ご家族から許可がおりたのでそのままご自宅で
保護してくださることになりました



生後２週ぐらいだったそうで
まだミルク飲みのこたちでした




ぴろさんが保護してくれたからよかったものの
フルタイムで仕事してる我が家に来てたら大変だったよ

お留守番なんてさせられるわけないからね･･･ｼｺﾞﾄﾔﾒﾙｼｶﾅｲｶ











ついね･･･
子猫って聞くと先走ってしまうんだよね･･･

よくないね･･･

もう少し冷静に判断しないと･･･



ぴろさん、保護してくれてありがとう


かわいい仔猫たち、元気に大きく育ちますように



里親探しがんばらないとっ

隙間をみつけるのが得意だね

ある日の事


ぶ～ちゃんの姿がどこにもない


狭い部屋なのにみつからない



おーい


呼んでも返事はない
（ｱﾀﾘﾏｴﾀﾞｹﾄﾞ）


暑くなってきたのでそろそろ片づけようと
丸めておいたクッションの山


もしかしてと覗いてみたら

いた、いた（笑）



気持ちよさそうなのでそのままにしておきました





別の日


ぶーちゃんじゃないのが入ってた



トッくんか



こちらも気持ちよさそうなんでそっとしておきました



いつになっても片付かない冬物

にゃんこはちょっとした隙間や空間をみつけるのが得意ですね



トック、まだイヤイヤだけど触らせてくれるようになったのは進歩だね

週末のとらじい

先週末とらじいの容態が急変しました



突然呼吸困難を起こし
お預かりのソルトさんから電話


「死ぬかと思った･･･」と



先生からはいつ亡くなっても
おかしくない状態だと言われているので
覚悟はしているのですが
目の前で苦しむ姿を見ると
やはり動揺してしまいます


ソルトさん、夜中に何度も起きて
生きてるか確認したり
朝起きても息してるか
一番に確認してしまうほどの状況です


それでも保護してから苦しそうにしたりすることはなかったのですが
いきなり呼吸ができなくなったように苦しみ始めたそうです

意識も飛んで口は開いて舌もでたまま
よだれもだらだらと出て
どろっとした白い塊のようなものが口からでてきました



苦しんでいる時間はとても長く感じたけど
時計をみたら五分ぐらいだったようです

病院へ連れていこうにもすでに診察時間終わってて
次第に呼吸が落ち着いてきたので
その日は一旦様子見となりました

夜間診療してる病院探しておかないとな･･･


翌日には呼吸もだいぶ落ち着いたのですが
一応病院で診てもらうことになりました

レントゲン撮ってもらったら
肺の炎症と胸に水が少し溜まってるのがわかりました

だから苦しかったんだね


この日は炎症を抑える抗生物質をもらって帰りました


延命のようなことはしたくありませんが
「今」を穏やかに過ごせるような緩和ケアを中心に
サポートしながら見守っていきたいと思っています





とらじい、人が大好きで
隔離部屋はイヤだと訴え
みんなの姿が見える場所に自分で移動してきました

みんなを見渡せるリビングの入口

ソルトさんもとらじいの意志を尊重して
自由に過ごさせてくださっています


感謝です

トックとマール

母猫を交通事故で亡くした子供たち
保護してからもうちょっとでひと月になります


この2匹、というかここで保護した5匹
兄弟なのかどうかは不明です

なぜかいとういと
体の大きさがみんなバラバラだったんです

育ち方の差もあるとは思うのですが
5匹全員見事にばらばらって今までなかったです･･･

みんな1歳未満なのはたしかなんですけどね


名前をまだ決めてなくて
大きいほうと小さいほうと呼んでいワタシ(;^_^A

保護猫の名前を考えるのって苦手です
名前をつけたらうちの子になってしまいそうで･･･
保護猫たちは里親様のお宅に迎えられて
初めてほんとに幸せになったと言えるから。


病院へ行くと必ず名前を聞かれるんですけど
その場では全然思いつかなくて
看護師さんがとりあえず「ねこちゃん」にしておきますね
って（笑）

それはそれでなんだか不憫なので
そろそろ仮名をつけようと思い考えました


保護した場所の地名からヒントをもらい
大きい方を「トック」、小さい方を「マール」とつけました


マールは保護時から目の中の腫れがあって
たぶんウィルス性のものなんですが
なかなか治らないです

昨日目の中に白っぽいものが張り付いててビックリしました
角膜に傷がついたのかと焦ったけど
ただのゴミでした

ビビったわ



軟便は投薬と療法食のお蔭でだいぶ改善しましたが
投薬は結構大変でした

最初はおやつやフードに混ぜてあげていたのですが
中に薬が入っているのを学習してしまい
食べてくれなくなりました


まだお触りＮＧなこなんで
口の中に直接入れるのもこれまた至難の業です

でもそんなことも言ってられないので
毎日格闘しながらなんとか
洗濯ネットに入れて投薬しています



なので今はワタシ、マールに嫌われまくってます







トックは外にいた頃はとても人懐こい雰囲気を出していて
初めて会った私に近寄ってきては指に鼻ツンしたり
私の後をついてきたりしていたので
とても人懐こい印象の猫さんでした


なのに保護してからまったく触れなく
威嚇も猫パンチも強烈で～

外でのあのなつっこい態度はなんだったんだ？
すっかり騙されたわ～と思っていました


でも最近少し落ち着いてきて
無理に触ろうとしなければ
威嚇はまったくしなくなりました




触られるのはまだＮＧなんですが
指を出すと鼻ツンしてくるし
扉のとこにはりついて私が来るのを待ちぶせしたり
ゴハンを持っていくと一目散に来てくれたりと
少しづつ距離は縮まっているようです


おもちゃで遊ぶふりして
チョコチョコ体に触れるようにして
少しづつ人に触られることに慣れてもらうようにしています

病院三昧

今週末はにゃんたちの病院へいきまくりでした


まずはぶ～ちゃん


お外にいる時から時々口内炎らしき仕草がみられていたのですが
ゴハンはしっかり食べていたので時々薬を飲ませる程度で済んでいました。

でも保護してから口臭が気になり始め
食べる時に痛みを感じる仕草が多くなっていたので
病院で診てもらい抜歯することになりました

術後はとても良好で
口臭がまったくなくなり
術後すぐにゴハンを食べるくらい
元気に戻ってきてくれました


悪い歯をとってすっきりしたようです
一層甘えぶりが激しくなりました






つぎはマールくん


軟便が続いていて
整腸剤や食事療法などいろいろ試してみたものの
なかなかよくならなかったので
先生の提案で抗生物質を変えてみることに

最近ケージの外で遊ばせるようになっていたのですが
食事療法を完璧にするために
ケージの中に入っててもらいました


薬が効いたのか今日のウンチはまあまあでした
この薬が効かなかったら詳しい便検査をしないといけなかったので
改善傾向になってほっとしました




そしてつぎはめーぷるさん

お耳が真っ赤になっていたこです

疥癬の薬を飲ませても改善の様子がみられなかったので
飼い主さんと相談して病院へつれていくことになりました

捕まえられるか心配でしたが
なんとか洗濯ネットに入れることができました


洗濯ネットの中で暴れたので
耳のかさぶたが全部とれて
血だらけになってしまいました


診察の結果はあまりよくありません
組織検査をしないと詳しくはわからないようですが
日光過敏症か皮膚がんの可能性があるとのことでした


今日は注射を一本打ってもらいました
日光過敏症ならこの注射で改善がみられるが
がんならまったく効果がないそうです
がんだった場合、耳を切除しないといけないそうなので
この注射で改善がみられたらいいなと思ってます


ここのお宅は農家さんで敷地が広く
猫にはとてもいい環境です

めーぷるちゃんと一緒に暮らしているアイちゃん


のんびりまったり過ごしています
めーぷるちゃんも早くいい状態で暮らせるようにしてあげたいな･･･




最後はとらじろう（とらじいと呼んでます）

先週はこんなでしたが


お預かりのソルトさんのお蔭で
体重が４００グラムも増えました

先生も驚いていました
自宅で毎日の補液もしてもらっているので
少－しだけよくなってきたように見えますが

検査結果はあまりよくありませんでした

エイズ陽性、白血病陰性
重度の貧血、腎不全などありました
なんとなく予想はしていたけど
状態ははるかに悪く
いつ急変してもおかしくない状態だそうです･･･


貧血改善のために鉄剤とビタミンの注射、
あと造血剤の注射もしました



みんなそれぞれがんばっています


それにしても猫もいろんな病気があるもんだと改めて感じました



最後に病院への送迎に協力してくれた影千代ママさん
今回も助かりました、ありがとうございます

迷子？がりがりのキジトラくん

知人宅にガリガリの猫が現れ保護されました




首輪をしていたので迷子か捨てられたかだと思われます。
人にも馴れています。

最初に保護された方が迷子の届け出がないか警察に確認したり
張り紙を貼って飼い主探しをしたらしいのですが
飼い主らしき人は今のところみつかっていません


保護された時していた首輪です


シルバー地にハート模様のある生地です


去勢済のオスで、獣医さんによると
推定10才くらいとのことですが
衰弱していると実年齢より上に見られることもあるので
確かではありません。


知人宅にはすでに猫がたくさんいて
玄関先にもノラちゃんのためにハウスを
いくつもおいて面倒をみておられます


衰弱したキジトラくんをお家の中にいれたかったのですが
ご家族の強い反対がありかないませんでした


なのでガレージにケージを置いて
面倒を見てくださっていましたが
お家の目の前の道路にキジトラくんが出てしまい
危険なため室内で保護できる方を探してると相談がありました



ご相談を受けて自分の知り合いにあちこち声をかけたところ
いつもご協力いただいてるソルトさんが
引き受けてくださることになりました



自分からケージのベッドに入っていきました



中にホッカイロを入れてくださったので
暖かくて気持ちよさそうです



体重は２キロしかありません
生後３-４か月のこと同じ体重です･･･


自力で食べられないし
口内炎も結構ひどく
脱水症状もあります

こんなにひどい状態なのに
おしっこは自分でちゃんとトイレにするんです
健気すぎですよね


今日は病院でステロイド、抗生物質の入った補液をしてもらったので
少し楽になってくれるといいな

これからしばらく通院が続きそうです

元気になるかな･･･

4月TNRのご報告

ＧＷまっただ中

前半お天気が悪かったですが
今日はいいお天気で気持ちがいいですね


さて、先日4月終わりにＴＮＲをしました


このこは少し歳がいってるこだったので心配でしたが
元気にしているようです





どちらもご近所の方からのご依頼でした

しっかりゴハンをもらっているので
捕獲器にもすんなり入ってくれて
あっという間に終わりました

毎回こんなだと助かるんですけどね～


２匹はどうぶつ基金のチケットを利用して手術しました


「私たちは公益財団法人どうぶつ基金 が主催する「さくらねこ不妊手術事業」の協働ボランティアです。
今回さくらねこ不妊手術事業を行うにあたり、公益財団法人どうぶつ基金（佐上邦久理事長）から
４頭の不妊去勢手術費全額を負担していただきます。
公益財団法人どうぶつ基金に寄付をしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。」




そして先日保護したこたちも避妊去勢をしました







みくおや家で保護されてるハルちゃんは
だいぶ馴れてきたみたいです



キジトラのこは具合が悪くて治療中のため
手術は延期しました





我が家で保護している二匹は
どちらもかなりの美形です


が･･･


まだ触れません



手からおやつを食べたりはするのですが
体に触られるのはまだ苦手なようです



少しづつ馴れてくれるといいんだけど