人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

南阿蘇の赤牛の風景

2008年07月11日 | Weblog
先日は、南阿蘇村 に伺いました。

私の故郷です。

昨年、みなみあそくらしめぐり というまちづくりの仕掛けをやりました。
http://blog.goo.ne.jp/idea-p/d/20071008

今年も、その第二弾をやるのですが、今年は特に「食」のブランド化
をしていきたいと言う、地元の意向。
それは、ズバリ 南阿蘇の赤牛 です。

阿蘇の赤牛は4~11月は阿蘇の広大な草原で放牧されています。
大自然の中でよく運動をし、牧草をたくさん食べて育つので、
赤牛の肉は、脂肪分が少なく、ヘルシーで、しかも柔らかい
のが特徴だとか。
まさに、安心・安全な自然が育んだ和牛なのです。

もう一つが、
草原を守っている赤牛 なのです。
草原は赤牛が歩くことによって整地され、赤牛が伸びた牧草を
食べることで草原が荒れるのを防いでいます。
阿蘇の美しい草原を維持するためには、赤牛はなくてはならない
存在なのです。
「環境にやさしい牛」です。

実際に田園の中で、車道から見える風景です。
まあ~のんびりとした風景だこと。


子牛も、スクスク育ちます。


しかし、現実は厳しいのです。
日本人は、霜降の沢山入った黒毛和牛を好みます。
結果、赤牛の市場価格は、3割ほど黒毛和牛より安いのが
実態です、、。

だからこそ、安全、安心で景観保全型の赤牛
の価値を高めていきたい

そんなプロジェクトをこの秋に向けて起こします。

乞うご期待

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