人・企業・地域を元気に!いでっちの奮戦記

イデアパートナーズ㈱の井手修身(おさむ)の地域再生、観光地活性化に関する人・企業・地域の様々なエピソードを紹介する日記。

第2回IDEA塾 清水愼一氏 大盛況でした

2006年08月13日 | Weblog
第2回 IDEA塾が8月9日清水愼一さん、(株)JTBの常務取締役、
をゲストに開催されました。

2回目も90名を超える、北海道から東京、九州各地から参加者にお越しいただきました。

清水さんからは、JR東日本時代時代の東北地域の地域づくりを中心に、
 「観光まちづくりとすべての関係者の役割」をお話いただきました。


観光まちづくり=観光+地域づくり
・地域づくりは、生活空間の創造であること
・観光産業は、総合産業であること。
旅行業界や、宿泊施設、交通機関だけが儲かるビジネスではない。
飲食店や商店街や、農業や漁業電力、水道やガスなど、人が来ることで、消費されるものを提供するあらゆる産業にも効果があること。

「十人十色」から、「一人十色」へ
単なる属性や、過去の経験だけではマーケティングができない時代。
自分の感性を信じることが大事。

・ロングスティ=滞在型観光が地域の魅力を変える
観光→交流→滞在→定住こそ観光まちづくり
・私たちもUIターン定住促進のための交流、観光を取り組んできただけに、その考え方は間違っていなかったことを認識しました。

・見る、知る、といった単なる観光から深める、味わうといった交流・滞在、さらに、”住む・安らぐ”といった移住・定住へ
・ビギナーの増大よりも、リピーターの確保が大切

観光から、”他火(たび) ”へ
・他火とは、他人または他の地域にともる火。
・異文化、異日常とのふれあいである。


今の観光全体のマーケット、国、行政、住民や観光業、他産業との関係性、連携性をわかりやすくお話いただき、いたくみんな感激していました。