
今回の記事は『ラッキーナンバー7』(2006年、監督:ポール・マクギガン)です。
サスペンス、コメディ、ラブ、ドラマ、バイオレンス、ミステリと様々な要素が詰まった幅の広い映画!
全ての要素が最高に高まる中盤から後半までの展開は必見です!
■内容紹介
空港のロビー。青いプラスチックの椅子が並ぶ待合室で一人の青年が搭乗アナウンスを待っていた。
そこへ車椅子の男がやって来る。男は青年にとある一家が辿った悲惨な運命の話を語り始めた。青年は興味を持ち、話に引き込まれていくが……。
「カンザスシティ・シャッフルという言葉を知ってるか? 皆が右を向いている時に左を向く。
俺はそんなシャフルをやりに来た」
すべては幸運のナンバー7から始まる
仕事をクビになり、恋人にも裏切られた不運続きの青年スレヴンは、友人ニックを頼ってニューヨークへとやって来た。
しかし、ニューヨークへ来た後もスレヴンの不運は続いた。
来て早々、チンピラに顔を殴られ身分証明書を奪われてしまう。
訪ねたニックも不在で部屋は空。今も殴られた鼻が痛い。
スレヴンはとりあえずニックの部屋で勝手にシャワーを借りてくつろぐことに。
しばらくして変な隣人(女)が訪ねてきたことは幸運だったが、次に来た男2人組みは最悪だった。
男達はギャングの部下で、命令によりこの部屋の住人をボスのもとへ連れに来たと言う。
「俺はこの部屋の住人じゃない」
そんな言い訳も虚しく連れて行かれたスレヴンはさらなる不運に巻き込まれていく……。


■感想
この映画はR15指定ということだけあって残虐なシーンも多々ありました。
冒頭からいきなりそんなシーンから始まります。
人が殺されるシーンもかなりありますので、観る前には覚悟しておいて下さい。
映画は、前半はだいぶコメディーテイストが強く面白く観れました。
ところどころクスリとくるシーンの連続です。
だけれども、中盤あたりから映画は少しずつ色を変えてきます。
ミステリ色が強くなり、面白さもグンと上昇していきました。
そして、とにかくストーリーづくりがとっても巧いです! 僕はすっかり騙されました。
登場人物たちも魅力的です。
主人公のスレヴン(=ジョシュ・ハートネット)、とっても良い!
全部ひっくるめてとても魅力的でかっこいい。
ブルース・ウィリスもさすがの魅力。クールな殺し屋をかっこよく演じています。
映画最後の彼の行動、イカしてます!
ルーシー・リューも可愛いかった。
サスペンス、コメディ、ラブ、ドラマ、バイオレンス、ミステリと様々な要素が『ラッキーナンバー7』には盛り込まれています。
そして出演者たちもとても豪華! かなりお得な映画だったと思います。
面白かった映画です。
映画データ | |
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題名 | ラッキーナンバー7 |
製作年/製作国 | 2006年/アメリカ |
ジャンル | サスペンス/コメディ/ラブ/ドラマ/犯罪/ミステリ |
監督 | ポール・マクギガン |
出演者 | ジョシュ・ハートネット ブルース・ウィリス ルーシー・リュー モーガン・フリーマン ベン・キングズレー スタンリー・トゥッチ ピーター・アウタービリッジ マイケル・ルーベンフェルド、他 |
メモ・特記 | R15指定 |
おすすめ度 | ★★★★ |
■Link
+⇒公式サイト
+⇒ラッキーナンバー7 - goo 映画
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