今回の記事は『赤ずきん』(2011年、監督:キャサリン・ハードウィック)です。
グリム童話「赤ずきん」をモチーフに作られたファンタジー・ラブサスペンス。
シックな色合いの背景に原色を散りばめた映像がお洒落なイメージと怖い雰囲気を高めています。
主演のアマンダ・サイフリッド、綺麗すぎ。
シャイロー・フェルナンデスといった若手イケメン俳優に加え、ゲイリー・オールドマン、ジュリー・クリスティなど実力派も共演しているため映画の雰囲気がすごく良い。
製作はあのレオナルド・ディカプリオ率いるアッピアン・ウェイ・プロダクションズ。
■内容紹介 ※goo映画より
暗い森に囲まれた小さな村で生まれ育ったヴァレリーは、幼なじみで貧しい木こりのピーターと愛し合っていた。
しかし金持ちの息子ヘンリーとの婚約を母親に強いられ、ピーターとの駆け落ちを決意する。
そんな矢先、姉が狼に惨殺されてしまう。
狼の襲撃をかわすため長年にわたって満月に生け贄を捧げてきた村に衝撃が走る。
さらに、人狼ハンターとして名高いソロモン神父が現れ、犯人は昼間は村人の姿をした人狼だと告げるのだった。
恋をした、
大人になった赤ずきん。
■感想
予告編ではかなりダークな印象を受けたけれど、本編を観た印象としてはダークファンタジーというほどダークさはなく、意外とライトな感じで観やすい映画だった。
若者、特に女性受けが良さそうな印象です。
僕は観たことないのでイメージのみによる無責任な発言ですが、トワイライト・サーガシリーズと同じような雰囲気の映画なのではと思う。監督も同じ人だし。
主人公のヴァレリーを演じているアマンダ・サイフリッド。
『ジュリエットからの手紙』の時も思ったのですが、この娘《こ》めちゃくちゃ綺麗ですよね。
衣装の赤ずきんもとても似合っています。
ダークレッドって血の色を思わせる色彩で怪しげで怖いイメージがあって何だか怖い。
ピーター(シャイロー・フェルナンデス)のちょっと危険な印象を持ちつつ、どこか影がある優しい性格は、最近人気の男の子像なのかもしれない。
個人的にはお金持ちなのにどこか謙虚で弱さと優しさを併せ持ってるヘンリー(マックス・アイアンズ)の方が良いんじゃないかという気もするんですが、それを言ってしまうと映画の設定全否定で元も子もないので黙ります。
ソロモン神父を演じているゲイリー・オールドマン。
良い人なのか悪い人なのか正体不明の存在感は物語の怖さを引き立ててます。
おばあちゃん役のジュリー・クリスティも怪しげな雰囲気がたまらない。優しそうな感じが逆に怖い。
最近は年をとってもなお綺麗な人が多いですね。
お母さん役のヴァージニア・マドセンも怪しさたっぷり。
↓下記ネタバレ。反転します。
(狼の正体。
一番怪しく思えるのはオリジナルの影響もあり、おばあちゃんなんですけど、村人誰も彼もが怪しく思えて仕方なくなってくる。ピーターも怪しいし、ヘンリーも怪しいし、お母さんも怪しい。
結局最後までその正体には気づきませんでした。
「お前かよ!」という意表をつく人狼の正体はある意味ずるい。
けどここは上手いこと存在隠したなぁ。ということにしておきます。)
全体的にシックな色合いの画面にアクセントとして原色(赤や青)が使われた映像は印象的だった。
この色彩のコーディネート、センスありますよね。
「おばあちゃんの口は何でそんなに大きいの」「それはね…」のやり取りや、狼のお腹に石を詰めて縫い合わせて沈めるなど、実は残酷で怖いオリジナル赤ずきんの要素も多くも詰められていて面白かった。
↓貼り残し
⇒img1(ポスターB。完全にホラーのイメージ)
⇒img2(ポスターC。これは若者向けダークファンタジーっぽい)
⇒img3(ヴァレリー=アマンダ・サイフリッド)
⇒img4(撮影風景。監督のインパクトが何だかすごい)
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
+⇒赤ずきん - goo 映画
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グリム童話「赤ずきん」をモチーフに作られたファンタジー・ラブサスペンス。
シックな色合いの背景に原色を散りばめた映像がお洒落なイメージと怖い雰囲気を高めています。
主演のアマンダ・サイフリッド、綺麗すぎ。
シャイロー・フェルナンデスといった若手イケメン俳優に加え、ゲイリー・オールドマン、ジュリー・クリスティなど実力派も共演しているため映画の雰囲気がすごく良い。
製作はあのレオナルド・ディカプリオ率いるアッピアン・ウェイ・プロダクションズ。
■内容紹介 ※goo映画より
暗い森に囲まれた小さな村で生まれ育ったヴァレリーは、幼なじみで貧しい木こりのピーターと愛し合っていた。
しかし金持ちの息子ヘンリーとの婚約を母親に強いられ、ピーターとの駆け落ちを決意する。
そんな矢先、姉が狼に惨殺されてしまう。
狼の襲撃をかわすため長年にわたって満月に生け贄を捧げてきた村に衝撃が走る。
さらに、人狼ハンターとして名高いソロモン神父が現れ、犯人は昼間は村人の姿をした人狼だと告げるのだった。
恋をした、
大人になった赤ずきん。
■感想
予告編ではかなりダークな印象を受けたけれど、本編を観た印象としてはダークファンタジーというほどダークさはなく、意外とライトな感じで観やすい映画だった。
若者、特に女性受けが良さそうな印象です。
僕は観たことないのでイメージのみによる無責任な発言ですが、トワイライト・サーガシリーズと同じような雰囲気の映画なのではと思う。監督も同じ人だし。
主人公のヴァレリーを演じているアマンダ・サイフリッド。
『ジュリエットからの手紙』の時も思ったのですが、この娘《こ》めちゃくちゃ綺麗ですよね。
衣装の赤ずきんもとても似合っています。
ダークレッドって血の色を思わせる色彩で怪しげで怖いイメージがあって何だか怖い。
ピーター(シャイロー・フェルナンデス)のちょっと危険な印象を持ちつつ、どこか影がある優しい性格は、最近人気の男の子像なのかもしれない。
個人的にはお金持ちなのにどこか謙虚で弱さと優しさを併せ持ってるヘンリー(マックス・アイアンズ)の方が良いんじゃないかという気もするんですが、それを言ってしまうと映画の設定全否定で元も子もないので黙ります。
ソロモン神父を演じているゲイリー・オールドマン。
良い人なのか悪い人なのか正体不明の存在感は物語の怖さを引き立ててます。
おばあちゃん役のジュリー・クリスティも怪しげな雰囲気がたまらない。優しそうな感じが逆に怖い。
最近は年をとってもなお綺麗な人が多いですね。
お母さん役のヴァージニア・マドセンも怪しさたっぷり。
↓下記ネタバレ。反転します。
(狼の正体。
一番怪しく思えるのはオリジナルの影響もあり、おばあちゃんなんですけど、村人誰も彼もが怪しく思えて仕方なくなってくる。ピーターも怪しいし、ヘンリーも怪しいし、お母さんも怪しい。
結局最後までその正体には気づきませんでした。
「お前かよ!」という意表をつく人狼の正体はある意味ずるい。
けどここは上手いこと存在隠したなぁ。ということにしておきます。)
全体的にシックな色合いの画面にアクセントとして原色(赤や青)が使われた映像は印象的だった。
この色彩のコーディネート、センスありますよね。
「おばあちゃんの口は何でそんなに大きいの」「それはね…」のやり取りや、狼のお腹に石を詰めて縫い合わせて沈めるなど、実は残酷で怖いオリジナル赤ずきんの要素も多くも詰められていて面白かった。
↓貼り残し
⇒img1(ポスターB。完全にホラーのイメージ)
⇒img2(ポスターC。これは若者向けダークファンタジーっぽい)
⇒img3(ヴァレリー=アマンダ・サイフリッド)
⇒img4(撮影風景。監督のインパクトが何だかすごい)
映画データ | |
---|---|
題名 | 赤ずきん |
製作年/製作国 | 2011年/アメリカ=カナダ |
ジャンル | サスペンス/ファンタジー/ロマンス/ホラー |
監督 | キャサリン・ハードウィック |
出演者 | アマンダ・サイフリッド ゲイリー・オールドマン ビリー・バーク シャイロー・フェルナンデス マックス・アイアンズ ヴァージニア・マドセン ルーカス・ハース ジュリー・クリスティ ショーナ・ケイン マイケル・ホーガン エイドリアン・ホームズ コール・ヘッペル クリスティーン・ウィリス マイケル・シャンクス ドン・トンプソン、他 |
メモ・特記 | グリム童話の『赤ずきん』がモチーフ 製作:レオナルド・ディカプリオ、他 |
おすすめ度 | ★★★★ |
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
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映像が、暗めのカラーに、赤ずきんが映えて、とっても映像がきれいでした。
私も、ピーターよりも、ヘンリーの方が良いなぁと思ってしまいました。
「性格も容姿も家柄も良いのに、なぜ?」と思ってしまいました。
(赤ずきんには、ワイルドさが足りなかったのかなぁ)
お金持ちキャラは大抵は性格に難有りという設定であることが多い中、ヘンリーは自ら退こうとするなど性格が良かったのが魅力でした。
ピーターはやっぱりヴァレリーにとっては昔から好きだった男の子というのが大きいのでしょうね。