
今回の記事は『トロン:レガシー』(2010年、監督:ジョセフ・コシンスキー)です。
失踪した父が創り上げたコンピュータ・システムの内部世界に入り込んだ青年が人類の存亡を脅かす敵と死闘を繰り広げる姿を驚異の3D映像でスタイリッシュに描き出したSFアクション。
主演はギャレット・ヘドランド、共演にジェフ・ブリッジス、オリヴィア・ワイルド。
映画のビジュアルはかっこ良かったです。
■内容紹介 ※goo映画より
デジタル業界のカリスマとして名をはせるエンコム社のCEO、ケヴィン・フリンの謎の失踪から20年。
ある日、27歳に成長した息子のサムに父ケヴィンからのメッセージが届く。
消息を追ってケヴィンのオフィスに足を踏み入れたサム。
だが、彼は知らなかった。
そこはケヴィンが創造した理想郷への入り口……、
あまりにも美しく、あまりにも危険に満ちた新世界、グリッドへの扉だと。
迷い込んだ世界で命を狙われ、サバイバルを強いられるサム。
そんな彼を救ったのは、謎に満ちた女性クオラだった。
果たして、クオラの正体は? そして、人類の存亡を脅かすグリッドの秘密とは……?
今、サムに究極の真実が明かされようとしていた。
父が創ったこの世界は
人類の未来を変えるはずだった……



■感想
2010年最後の映画レビュー。
驚異の3D映像映画としてプッシュされていた話題作『トロン:レガシー』を観てきました。
予告編を見る限り映像はとてもスタイリッシュで映画に対する期待はかなり大きかった。
実際に映画を観た鑑賞として、
ビジュアルは確かに予告編の期待を裏切らないかっこ良さがあった。
デジタルの世界の未来的な造詣はスタイリッシュでかっこ良い。
ちなみに光のラインが入ったこのデザイン、カプコンの名作RPG「ブレスオブファイア5」に何だか似てるんですよね。
ホントそっくり。
また、予告編そのままの音楽も気分良く心拍数を上げてくれます。
映像は良いんです。
が、問題はやっぱりストーリーだ。
何て言うか、薄い。
観終わった後に感慨が残念ながら残らない。
登場人物も少ない。
サム、フリン、クオラ、キャスター、クルー、終わり!みたいな。
あれだけかっこ良い世界観を作り上げたのだからもっと練ってほしかったという気持ちがやはり強い。
ヴィジュアルを楽しむ映画として割り切ってみれば、それなりには楽しめるかもしれない。
でもそのためには映画館でそれなりに高い料金を払って観る必要がやっぱりある。
驚異の3D映像技術が推されている映画ですが、実は3D映画としてはあまり上手くないと感じました。
立体感はあまり無くて2Dなのか3Dなのか判別できないシーンがけっこうある。
これなら2Dで観ても問題ない気がします。
映像としては最高峰のIMAX-3Dで観たのですが、それでも満足度はあんまり高くない。
(※3Dとしての不満点は多いのですが、映像自体はやはり明るく鮮明なのは流石。音響の迫力は相変わらず桁違い!)
ちっとも知らなかったのですが、『トロン:レガシー』って1982年の『トロン』という映画の続編らしいですね。
ケヴィン・フリン役の俳優が前作と変わらずジェフ・ブリッジスだったのは、「へー」と思った。
このケヴィン・フリン、主人公サムの親父さんなんですが、かっこ良かった。
で、クオラは可愛い。
↓貼り残し画像
⇒img1(クルー)
⇒img2(キャスターとサム)
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+⇒公式HP(Japanese)
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失踪した父が創り上げたコンピュータ・システムの内部世界に入り込んだ青年が人類の存亡を脅かす敵と死闘を繰り広げる姿を驚異の3D映像でスタイリッシュに描き出したSFアクション。
主演はギャレット・ヘドランド、共演にジェフ・ブリッジス、オリヴィア・ワイルド。
映画のビジュアルはかっこ良かったです。
■内容紹介 ※goo映画より
デジタル業界のカリスマとして名をはせるエンコム社のCEO、ケヴィン・フリンの謎の失踪から20年。
ある日、27歳に成長した息子のサムに父ケヴィンからのメッセージが届く。
消息を追ってケヴィンのオフィスに足を踏み入れたサム。
だが、彼は知らなかった。
そこはケヴィンが創造した理想郷への入り口……、
あまりにも美しく、あまりにも危険に満ちた新世界、グリッドへの扉だと。
迷い込んだ世界で命を狙われ、サバイバルを強いられるサム。
そんな彼を救ったのは、謎に満ちた女性クオラだった。
果たして、クオラの正体は? そして、人類の存亡を脅かすグリッドの秘密とは……?
今、サムに究極の真実が明かされようとしていた。
父が創ったこの世界は
人類の未来を変えるはずだった……



■感想
2010年最後の映画レビュー。
驚異の3D映像映画としてプッシュされていた話題作『トロン:レガシー』を観てきました。
予告編を見る限り映像はとてもスタイリッシュで映画に対する期待はかなり大きかった。
実際に映画を観た鑑賞として、
ビジュアルは確かに予告編の期待を裏切らないかっこ良さがあった。
デジタルの世界の未来的な造詣はスタイリッシュでかっこ良い。
ちなみに光のラインが入ったこのデザイン、カプコンの名作RPG「ブレスオブファイア5」に何だか似てるんですよね。
ホントそっくり。
また、予告編そのままの音楽も気分良く心拍数を上げてくれます。
映像は良いんです。
が、問題はやっぱりストーリーだ。
何て言うか、薄い。
観終わった後に感慨が残念ながら残らない。
登場人物も少ない。
サム、フリン、クオラ、キャスター、クルー、終わり!みたいな。
あれだけかっこ良い世界観を作り上げたのだからもっと練ってほしかったという気持ちがやはり強い。
ヴィジュアルを楽しむ映画として割り切ってみれば、それなりには楽しめるかもしれない。
でもそのためには映画館でそれなりに高い料金を払って観る必要がやっぱりある。
驚異の3D映像技術が推されている映画ですが、実は3D映画としてはあまり上手くないと感じました。
立体感はあまり無くて2Dなのか3Dなのか判別できないシーンがけっこうある。
これなら2Dで観ても問題ない気がします。
映像としては最高峰のIMAX-3Dで観たのですが、それでも満足度はあんまり高くない。
(※3Dとしての不満点は多いのですが、映像自体はやはり明るく鮮明なのは流石。音響の迫力は相変わらず桁違い!)
ちっとも知らなかったのですが、『トロン:レガシー』って1982年の『トロン』という映画の続編らしいですね。
ケヴィン・フリン役の俳優が前作と変わらずジェフ・ブリッジスだったのは、「へー」と思った。
このケヴィン・フリン、主人公サムの親父さんなんですが、かっこ良かった。
で、クオラは可愛い。
↓貼り残し画像
⇒img1(クルー)
⇒img2(キャスターとサム)
![]() | |
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題名 | トロン:レガシー |
製作年/製作国 | 2010年/アメリカ |
ジャンル | アクション/SF |
監督 | ジョセフ・コシンスキー |
出演者 | ギャレット・ヘドランド ジェフ・ブリッジス オリヴィア・ワイルド マイケル・シーン ボー・ガレット ブルース・ボックスライトナー ヤヤ・ダコスタ セリンダ・スワン ジェームズ・フレイン エリザベス・マシス、他 |
メモ・特記 | ![]() |
おすすめ度 | ★★★☆ |
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青白い電気の世界感は、すごく良かったですが、「でも・・・」って思ってしまったんですよね。
ジェフ・ブリッジス、20年前と同じキャストなのだとは、知りませんでした。
ジェフ・ブリッジス演じるケヴィンがかっこ良く、美味しいとこみんな持って行ってしまった気がします。
確かに、クオラは可愛いです。
映像は良かったんですが何かが足りない。そんな映画でした。
ジェフ・ブリッジスについては僕も調べるまで全然知りませんでした。
(この映画が続編だということすら知らなかった)
映画ではサムより親父の方がかっこ良かった。