今回の記事は『リアル・スティール』(2011年、監督:ショーン・レヴィ)です。
ロボット格闘技の世界を舞台に、すべてを失った一人の男が最愛の息子との絆を取り戻していく姿を描いた感動のエンターテイメント・アクション・ストーリー。
主演はヒュー・ジャックマン、共演にダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー。
近未来SFにボクシングの興奮、そして鉄板の親子の絆を上手く融合させた映画で、鑑賞感は大変に良く面白かった。
ダコタ君の入場ダンスも超必見!可愛すぎ!
■内容紹介 ※goo映画より
2020年、ボクシングは、生身の人間ではなく高性能のロボットたちが闘う競技になっていた。
元ボクサーのチャーリーは、ロボットの賭け試合などで生計を立てていた。
ある日、かつての恋人が亡くなり、その息子・マックスがチャーリーの元にやって来る。
部品を盗むために忍び込んだゴミ捨て場で、マックスはATOMという旧型ロボットを見つけ、家に持ち帰ってきた。
マックスはATOMをチューンナップし、試合に出場する事を決意する。
「リアル・スティール」――。
それは、親子の絆が生み出す、“本当の強さ”。
■感想
だいぶ遅れに遅れてしまいましたが、ようやく2011年鑑賞映画の最終レビューです。(午前十時の映画祭は除く)
4ヶ月遅れとか遅れすぎだろ…という反省は置き去りに感想に入ります。
この映画の感想として、率直に面白かった。鑑賞感がとにかく良くて大変満足できました。
ボクシングの興奮にロボアクション、近未来SFに親子の絆を根底に据えたヒューマンドラマといった、良いとこどりの設定は見事に成功しています。
これは最高のエンターテイメント映画として仕上がっていると言っても良いのかもしれない。
状況が悪くなるとすぐに諦めてしまっていたチャーリーが、息子のマックスの真っ直ぐな思いに応えようと、クライマックスで懸命に戦う姿は感動的でした。
メインテーマの音楽も気分を盛り上げ、高揚感をとても高めてくれる。だからとにかく鑑賞感が良かった。
チャーリーを演じているヒュー・ジャックマンの演技も素敵でした。
ボクシングスタイルも様になっていてかっこ良かった。
ATOMに「ワッチ・ミー(俺を見ろ)」と言うセリフも印象的で惹きつけられます。
後半は強い意志と真剣さ、そして息子のマックスを想う父親の強い愛情が感じられて痺れてしまいます。
チャーリーは最初はヤケになりがちな、いわゆるダメな大人なのですが、次第に父親としての愛情を取り戻し、最終的にはボクシング選手時代の熱さも取り戻していく姿はとにかく魅力的だった。
息子のマックスを演じていた子役ダコタ・ゴヨも良かった。
実はこの子のひたむきで真っ直ぐな演技が映画のドラマを盛り上げる大きな要因になっていたんじゃないでしょうか。
父親のチャーリーに似て、ひねくれている所も可愛いですね。
そして何と言っても、マックスのダンスが可愛いかった。特にWRBの入場シーンでATOMと踊りながら入場するシーンは可愛すぎて悶え死にます。必見です。
(最初、この子ってダコタ・ファニングの弟なのかなとか思いましたが、よくよく考えてみると“ダコタ”って名前のはずなので姉弟じゃないですよね。(ゴヨ、ファニングが日本でいう苗字)実際調べてみても関係なさそうです。)
ストーリーは思いのほかシンプルで、描かれている親子の絆のドラマもベタな展開だったと言えます。
けれどそこにロボット格闘技という近未来SFの要素が加わったことで、設定面に斬新さが加わり、また上手いことボクシング映画の興奮を取り入れている為、熱さも加わって、大変に良い後味の映画となっています。
悲しくない映画で感動したいという方にはオススメの映画です。
ちなみに当ブログで面白かった映画を個人的に決めているブログ de ビュー大賞の2011年度の第5位作品です。
↓予告編・オフィシャルHD版
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+公式HP(Japanese)
+⇒リアル・スティール - goo 映画
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ロボット格闘技の世界を舞台に、すべてを失った一人の男が最愛の息子との絆を取り戻していく姿を描いた感動のエンターテイメント・アクション・ストーリー。
主演はヒュー・ジャックマン、共演にダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー。
近未来SFにボクシングの興奮、そして鉄板の親子の絆を上手く融合させた映画で、鑑賞感は大変に良く面白かった。
ダコタ君の入場ダンスも超必見!可愛すぎ!
■内容紹介 ※goo映画より
2020年、ボクシングは、生身の人間ではなく高性能のロボットたちが闘う競技になっていた。
元ボクサーのチャーリーは、ロボットの賭け試合などで生計を立てていた。
ある日、かつての恋人が亡くなり、その息子・マックスがチャーリーの元にやって来る。
部品を盗むために忍び込んだゴミ捨て場で、マックスはATOMという旧型ロボットを見つけ、家に持ち帰ってきた。
マックスはATOMをチューンナップし、試合に出場する事を決意する。
「リアル・スティール」――。
それは、親子の絆が生み出す、“本当の強さ”。
■感想
だいぶ遅れに遅れてしまいましたが、ようやく2011年鑑賞映画の最終レビューです。(午前十時の映画祭は除く)
4ヶ月遅れとか遅れすぎだろ…という反省は置き去りに感想に入ります。
この映画の感想として、率直に面白かった。鑑賞感がとにかく良くて大変満足できました。
ボクシングの興奮にロボアクション、近未来SFに親子の絆を根底に据えたヒューマンドラマといった、良いとこどりの設定は見事に成功しています。
これは最高のエンターテイメント映画として仕上がっていると言っても良いのかもしれない。
状況が悪くなるとすぐに諦めてしまっていたチャーリーが、息子のマックスの真っ直ぐな思いに応えようと、クライマックスで懸命に戦う姿は感動的でした。
メインテーマの音楽も気分を盛り上げ、高揚感をとても高めてくれる。だからとにかく鑑賞感が良かった。
チャーリーを演じているヒュー・ジャックマンの演技も素敵でした。
ボクシングスタイルも様になっていてかっこ良かった。
ATOMに「ワッチ・ミー(俺を見ろ)」と言うセリフも印象的で惹きつけられます。
後半は強い意志と真剣さ、そして息子のマックスを想う父親の強い愛情が感じられて痺れてしまいます。
チャーリーは最初はヤケになりがちな、いわゆるダメな大人なのですが、次第に父親としての愛情を取り戻し、最終的にはボクシング選手時代の熱さも取り戻していく姿はとにかく魅力的だった。
息子のマックスを演じていた子役ダコタ・ゴヨも良かった。
実はこの子のひたむきで真っ直ぐな演技が映画のドラマを盛り上げる大きな要因になっていたんじゃないでしょうか。
父親のチャーリーに似て、ひねくれている所も可愛いですね。
そして何と言っても、マックスのダンスが可愛いかった。特にWRBの入場シーンでATOMと踊りながら入場するシーンは可愛すぎて悶え死にます。必見です。
(最初、この子ってダコタ・ファニングの弟なのかなとか思いましたが、よくよく考えてみると“ダコタ”って名前のはずなので姉弟じゃないですよね。(ゴヨ、ファニングが日本でいう苗字)実際調べてみても関係なさそうです。)
ストーリーは思いのほかシンプルで、描かれている親子の絆のドラマもベタな展開だったと言えます。
けれどそこにロボット格闘技という近未来SFの要素が加わったことで、設定面に斬新さが加わり、また上手いことボクシング映画の興奮を取り入れている為、熱さも加わって、大変に良い後味の映画となっています。
悲しくない映画で感動したいという方にはオススメの映画です。
ちなみに当ブログで面白かった映画を個人的に決めているブログ de ビュー大賞の2011年度の第5位作品です。
↓予告編・オフィシャルHD版
映画データ | |
---|---|
題名 | リアル・スティール |
製作年/製作国 | 2011年/アメリカ |
ジャンル | ドラマ/アクション/ファミリー |
監督 | ショーン・レヴィ |
出演者 | ヒュー・ジャックマン ダコタ・ゴヨ エヴァンジェリン・リリー アンソニー・マッキー ケヴィン・デュランド カール・ユーン オルガ・フォンダ ホープ・デイヴィス ジェームズ・レブホーン ジョン・ゲイティンズ グレゴリー・シムズ、他 |
メモ・特記 | 原作:リチャード・マシスン |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
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ストーリー的にはベタだけど、ichi-kaさんも書いている通り、近未来SFだったのが、また良かったですよね。
もの言わぬロボットのATOMが、親子の間を取り持ったというか、無表情なんだけど、気持ちは伝わってるぽさが、こちら(観ている)側にも伝わってきて、ラストの試合シーンでは、スクリーンの中の観客と一緒になって応援してしまっていた気がしました。
ダコタ君のダンスかわいかったですね。
入場ダンスもかわいかったですが、プログラミングしている時のシャドー機能を使ったダンスシーンは、子供らしくて、とっても微笑ましくて、あのシーンは、とっても好きでした。