今回の記事は『ラビット・ホラー3D』(2011年、監督:清水崇)です。
国際的に活躍するJホラーの旗手・清水崇監督によるファンタジー・ホラー。
異世界へと迷いこんだヒロインに襲いかかる戦慄の恐怖を3D映像で描く。
主演は満島ひかり、共演に香川照之、大森南朋と演技派の出演陣が名を連ねる。
注意点としてホラーだけど怖くはないということ。
■内容紹介 ※goo映画より
人気の3D映画を鑑賞していた姉と弟。
突然スクリーンからウサギのぬいぐるみが飛び出してきて、それを弟がキャッチしてしまう。
それ以来、夜な夜な階段の納戸から広がる不思議な世界に誘われるようになった。
ウサギの着ぐるみがいる、時が止まったような人気のない巨大な遊園地。
まるでワンダーランドのような不思議な世界を不審に思った姉は、弟の後を追っていく。
すると、弟を連れ去ろうとするウサギが突如襲ってきた…。
誰もみたことのない
“恐怖の国のアリス”
■感想
※記事中カッコ内空白箇所はネタバレ反転です。
ええと、今回酷評です。
9割が苦言を呈していて1割が関係ない話です。(←おい)
映画タイトルに3Dと付けられていて、かつ撮影にも世界的名カメラマンのクリストファー・ドイルを迎えて撮られた映画ですが、3D映画としての完成度ははっきり言って良くない。
3D映画を鑑賞しているシーンを3D映画で観るという禅問答、もしくは合わせ鏡のような作中の演出は斬新で面白いのですが、全体に3D映像がいまいちな気がし過ぎる。立体の遠近感がどうにも不自然なのだ。
特に酷いのがオープニングの螺旋階段をバックに出演者名のテロップに血が滴るという3D演出。
どこに焦点があっているのか自分でもよくわからなくなるような映像はかなり苦痛だった。
満島ひかりが演じている主人公が喋れない役だったということは知らなかったので意外に感じました。
ストーリーの方は言わんとしていることがよく分からなかった。
(結局のところキリコの妄想が生み出した悪夢が現実へ…。という結末だったという認識で良いのだろうか?)
怖さも大したことはなく、『インシディアス』を観てからだとはっきり言って全然怖くない。
グロくはあるが怖くはない。
悪意は感じられるが怖くはない。
目があうという怖さは和ホラー独特のものなのでしょうか。
あまり海外ホラーだとないですよね。
ちなみに今までで一番目があって怖かったホラー作品は『一夜怪談』でピンポンダッシュ後のさちみちゃんとドアスコープ越しに目があったシーンですかね。あれは怖かったなー。
話がずれました。戻します。
『ラビット・ホラー』のうさぎ(の着ぐるみ)が悪意あるキャラに見えて仕方ない。
一見無邪気なキャラに見えて、その実、キリコを悪夢の世界へと誘ったのは彼女ですからね。
(ちなみにこの着ぐるみ、中身はお義母さんという認識で良いのでしょうか。
最初から最後までそうだというとかなり無理ある気がするのですが。)
ちなみに最後まで席を立たないとまさかの富士急ネタに。
清水監督、悪ノリ過ぎです…。子供信じちゃいますよ。
↓予告編
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+公式HP(Japanese)
+⇒ラビット・ホラー3D - goo 映画
+⇒2011年映画レビュー記事一覧
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国際的に活躍するJホラーの旗手・清水崇監督によるファンタジー・ホラー。
異世界へと迷いこんだヒロインに襲いかかる戦慄の恐怖を3D映像で描く。
主演は満島ひかり、共演に香川照之、大森南朋と演技派の出演陣が名を連ねる。
注意点としてホラーだけど怖くはないということ。
■内容紹介 ※goo映画より
人気の3D映画を鑑賞していた姉と弟。
突然スクリーンからウサギのぬいぐるみが飛び出してきて、それを弟がキャッチしてしまう。
それ以来、夜な夜な階段の納戸から広がる不思議な世界に誘われるようになった。
ウサギの着ぐるみがいる、時が止まったような人気のない巨大な遊園地。
まるでワンダーランドのような不思議な世界を不審に思った姉は、弟の後を追っていく。
すると、弟を連れ去ろうとするウサギが突如襲ってきた…。
誰もみたことのない
“恐怖の国のアリス”
■感想
※記事中カッコ内空白箇所はネタバレ反転です。
ええと、今回酷評です。
9割が苦言を呈していて1割が関係ない話です。(←おい)
映画タイトルに3Dと付けられていて、かつ撮影にも世界的名カメラマンのクリストファー・ドイルを迎えて撮られた映画ですが、3D映画としての完成度ははっきり言って良くない。
3D映画を鑑賞しているシーンを3D映画で観るという禅問答、もしくは合わせ鏡のような作中の演出は斬新で面白いのですが、全体に3D映像がいまいちな気がし過ぎる。立体の遠近感がどうにも不自然なのだ。
特に酷いのがオープニングの螺旋階段をバックに出演者名のテロップに血が滴るという3D演出。
どこに焦点があっているのか自分でもよくわからなくなるような映像はかなり苦痛だった。
満島ひかりが演じている主人公が喋れない役だったということは知らなかったので意外に感じました。
ストーリーの方は言わんとしていることがよく分からなかった。
(結局のところキリコの妄想が生み出した悪夢が現実へ…。という結末だったという認識で良いのだろうか?)
怖さも大したことはなく、『インシディアス』を観てからだとはっきり言って全然怖くない。
グロくはあるが怖くはない。
悪意は感じられるが怖くはない。
目があうという怖さは和ホラー独特のものなのでしょうか。
あまり海外ホラーだとないですよね。
ちなみに今までで一番目があって怖かったホラー作品は『一夜怪談』でピンポンダッシュ後のさちみちゃんとドアスコープ越しに目があったシーンですかね。あれは怖かったなー。
話がずれました。戻します。
『ラビット・ホラー』のうさぎ(の着ぐるみ)が悪意あるキャラに見えて仕方ない。
一見無邪気なキャラに見えて、その実、キリコを悪夢の世界へと誘ったのは彼女ですからね。
(ちなみにこの着ぐるみ、中身はお義母さんという認識で良いのでしょうか。
最初から最後までそうだというとかなり無理ある気がするのですが。)
ちなみに最後まで席を立たないとまさかの富士急ネタに。
清水監督、悪ノリ過ぎです…。子供信じちゃいますよ。
↓予告編
映画データ | |
---|---|
題名 | ラビット・ホラー3D |
製作年/製作国 | 2011年/日本 |
ジャンル | ホラー/サスペンス/ファンタジー |
監督 | 清水崇 |
出演者 | 満島ひかり 香川照之 大森南朋 緒川たまき 澁谷武尊 田辺桃子、他 |
メモ・特記 | PG12指定 |
おすすめ度 | ★★★ |
■Link
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