
今回の記事は『ポセイドン』('06米、監督:W・ペーターゼン)
超巨大客船がひっくり返ってしまうというパニック・サバイバル映画。
『ポセイドン・アドベンチャー』('72)の21世紀版リメイク作品です。
内容紹介
大みそかの夜。北大西洋を航海中の豪華客船ポセイドン号ではパーティーが始まっていた。
乗客の多くは新年を迎えるために着飾り、壮麗なダンスホールに集まっている。船長の乾杯の音頭で皆はシャンパン・グラスを掲げ、宴は最高潮に達しようとしていた。
その頃、ブリッジでは水平線を調べていた航海士が異変を感じ取っていた。彼は絶望的な光景を見る。
50メートル近くある巨大な波が船に向かってくるのだ。
致命的な衝突を避けようと必死に舵を取ったが、すでに遅すぎた。
回避不可能…。
その瞬間、運命もさかさまに転覆し始める。
感想
映画を観てまず思ったことは
ポセイドン号、でかっ!
不自然なほどの大きさです。
ありえないほどの大きさです。
そんなポセイドン号の上を男がリズミカルに走っていくシーンが印象的でした。
(走り方が何か変)
映画前半はポセイドン号にいろいろな意味で驚愕する以外はいたって普通の映画。
でも、主要登場人物の設定説明的なことが描かれているので気は抜けない。
お父さん(カート・ラッセル)、ごく最近に何処かで見たな…
と思っていたら、ごく最近観た映画
『夢駆ける馬ドリーマー』でもお父さんをやっていました。
どうりで見覚えあるわけです。映画館で観た映画が2作品続けて同じ人が同じような役柄で出ているってのも珍しいもんだなと思ったり思わなかったり…
…話を『ポセイドン』に戻します。
この映画、見どころはもちろんポセイドン号の転覆シーン
そして転覆してから始まる「酸欠サバイバルアドベンチャー」(仮称)です。
前半はパニックから、脱出メンバーが身勝手でバラバラなんですが
脱出メンバーが確定になってからは
みんなで生き残ろう
という連帯意識が生まれ、持てる力を振り絞ってがんばっていきます。
観ている方も次々迫ってくる危機的状況に、
とあるメンバーの思い切った勇敢な行動に、
迫りくる水面と息苦しさに、
ドキドキドキと心拍数が上がっていきます。
まさしくアドベンチャー!
元映画『ポセイドンアドベンチャー』('72)を見たことある人からは
この『ポセイドン』には不平不満があるようなのですが
ポセイドンアドベンチャーを見たことない僕には
それといって文句はありませんでした。
十分楽しめた映画だと思います。
映画データ | |
---|---|
題名 | ポセイドン |
製作年/製作国 | 2006年/アメリカ |
ジャンル | パニック/アドベンチャー/サバイバル/サスペンス/21世紀版リメイク |
監督 | ウォルフガング・ペーターゼン |
出演者 | ジョシュ・ルーカス カート・ラッセル エミー・ロッサム マイク・ボーゲル ジャシンダ・バレット ジミー・ベネット ミア・マエストロ リチャード・ドレイファス フレディー・ロドリゲス ケビン・ディロン、 他 |
おすすめ度 | ★★★★ |
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