ティム・バートンのコープスブライド

『チャーリーとチョコレート工場』に続いて
ジョニー・デップとティム・バートンの仲良しコラボで送る映画です。
今回、ジョニー・デップは主人公ビクターの声をやってます。
この作品、ストップ・モーションアニメという手法で撮られています。
ストップ・モーションというのはパペットを１コマ１コマ動かして撮るといったものらしいです。
見た感じに不思議な味わいがありました。

ビクターたち登場キャラクターの造形が変だと思っていたら
あれ、パペットだったんですね。
「細っ！」
とびっくりするくらい細い彼ら、観ているうちにかわいく思えてくるから不思議。
コープスブライドであるエミリー、もし実写だったらそうとう怖ろしい感じの彼女ですが
なかなかかわいく思えました。
歌のシーンが多かったのは意外でした。
ただ『チャーリー～』ほど頭に残るような歌ではないです。
（『チャーリー～』の「ウィリー・ウォンカ♪　ウィリー・ウォンカ♪」っていう歌はしばらくの間、
頭の中で流れるほど強力だった）
ダークな世界をとびきり明るい感じで仕上げている作品ですが
映画後半は意外と切ない感じになっていて少し心を打ちました。
短い映画なので気軽に観れると思います。


おすすめ度：★★★
（★は５つ中）
公式サイト