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DEATH NOTE -デスノート- (前編)

2006-08-18 17:13:20 | 映画
画像は公式サイトより引用しています


さて、今回の記事は『デスノート(前編)』('06日本、監督:金子修介)です。
某有名少年漫画誌(伏せる必要ないので少年ジャンプとはっきり言ったりする)
で連載していた、人気漫画の実写映画化です。
原作とはいろいろと変えていながら、原作の雰囲気をよく出せたなかなかの出来。


内容紹介
名門・東応大学で法律を学ぶ夜神月(やがみライト)は、将来を有望視される天才であった。
だが、月は法の力の限界に絶望感を感じていた。
犯罪を犯しても無罪を勝ち取られ、人を殺しても未成年ということで保護される。
犯罪者たちは自分の犯した罪を自慢げに語る。
 -ホウノチカラハ、ムリョクダ-
しかし、ある日をさかいに世界は変わる。
犯罪者たちは次々と原因不明の心臓麻痺によって死んでいった。
まるで何者かに裁かれているかのように…。
月の手には一冊のノートがある。そのノートは黒く、表紙にはただ
DEATH NOTE (死のノート)、とだけ書かれていた…。


感想
原作を知る者として、この映画、観るか観ないか迷っていたんですが
結局観に行ってしまいました。
で、率直な感想として
なかなか良かったな
と思います。
キャスティング、どうかな?と思っていたんですが
あってます!
月は原作の腹黒さはだいぶ薄れ、少し歪んだ無邪気さ(?)が目立つ。
でも藤原竜也さん演じる原作同様の天才好青年ぶりはさすが。
そして!Lですね。
映画中の初登場時(実際に姿を見せるとき)は
あまりに原作を読んで持ってたイメージに近かったので
すげぇ!
と思っちゃいました。
あの変人奇人でありながら、何だか魅力高し
をよくここまで再現できたな、と。
しかし、映画を観て思った。
現実にあそこまで甘いもののみしか食べない人がいたら
キモイんだと。
ちょっとやばいです。L。
ちょっとヒドイです。L。
原作読んでいたときには微塵も感じなかった新イメージです。
(って、あれ?これって原作通りとはちょっと言えない?)
(それから、ワタリはあまりあっていないように思った。おひょいさん、ごめん。)

そしてストーリー展開。
原作とはだいぶ違います。月とL以外は設定もだいぶ違います。
驚きます。一部笑えます。
だけど映画にオリジナル要素を多々盛り込んだことは良かったと思います。
原作知ってても、知らなくても、それぞれ違った楽しみ方ができるし。
後編も楽しみです。
(だけど頼むから原作第2部終盤の月の豹変ぶりは映画では再現しないでほしい。)

感想はやたら軽くなってしまいましたが、映画の内容自体はシリアス、
ちょっと重い展開となってます。
天才2人による頭脳戦(おそらく前編より後編の方がコレが主となるんだろうけど)
は見ものです。


映画データ
題名DEATH NOTE -デスノート- 前編
製作年/製作国2006年/日本
ジャンルサスペンス/ホラー/犯罪/漫画
監督金子修介
出演者藤原竜也
松山ケンイチ
香椎由宇
瀬戸朝香
細川茂樹
加賀丈史
青山草太
中村育二
奥田達士
小松みゆき
藤村俊二
戸田恵梨香、 他
おすすめ度★★★★
(★は5つ中)
⇒公式サイト
⇒goo映画へのリンク
⇒ワーナー・エンターテイメント・ジャパン(配給)


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