シンデレラマン

ボクシング映画ってことであんまり興味を持ってなかったんですが
「いい映画だ」と聞いて観てきました。
いい映画でした。
予想外です。
こんなに感動で胸が熱くなるなんて！

『シンデレラマン』はアメリカ大恐慌の厳しい時代、
どん底から這い上がり闘いぬいたボクサーの話です。
主人公のジェームズ・J・ブラドックは実在のボクサーでこの映画は奇跡の実話です。
ジム（ジェームズ）の家族のために懸命に頑張る強さにすごく感動します。
どんなにどん底でも、苦しくても、情けなくても
彼は家族のために必死でした。
ジムの家族を愛する強い思いがとてもよく伝わってきました。
だからボクシングの試合のシーン、胸が震えるほど感動しちゃいました。
熱い感動、それがこの映画最大の魅力だと思います。
そしてジムが当時、厳しい時代を生きていたアメリカの人達に勇気を与えたように
この映画を観ると勇気がもらえる、そんな気がします。

それからこの映画、友情もまた大きな感動の要素だと思う。
ジムを支えたのは彼の妻と子供たち、そしてもうひとり
ジムのマネージャーであるジョーもです。
セコンドで必死に叫んでた人です。
ジムにボクシングの試合を取ってきてくれた人です。
このジョーのジムを必死に応援する姿、
なんとかジムを幸せにしてやりたい
ボクシングで勝たせてやりたい
という思いにも感動して胸が熱くなった。

すごくいい映画だったと思う。
本当に観てよかった。


おすすめ度：★★★★★
（５つ中）
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