まだビルゲイツが何者でもなかった頃、日本では高額だったApple2を発表したジョブズが神様に見えた頃、148000円で買えた私にとっての初めてのマイコンがシャープのMZ80K2E。
ソフトバンク(当時はただのパソコン雑誌販売会社)のプログラム集でBASICとマシン語、ゲームのプログラミングを覚えた。
その思入れがあってシャープの株を買った。頑張れシャープ!
1年たって株価は半額以下になり、こらえきれずとうとう売却したのが先週末、120円。
なぜか今週株価は1.5倍になっていた。
シャープの足を引っ張っていたのは私だった。
久々の連休、長野県飯田の叔父のリンゴ山までリンゴ狩りに。
ここの所近場ばかりで少々持て余し気味だったGも長距離はやっぱりらくちん。
家族のトイレ休憩がなければ500kmはノンストップ、長距離ダラダラ走りはメルセデスに限る。
リンゴ狩りといっても手伝いみたいなもので、脚立を建てての収穫や玉回しは少ない休みなのになんでこんなことを、と思わないこともない。農業は地味な作業が大変多いのである。
が、キッザニアのなんちゃって体験学習よりもよほど子供のためにはなると思って毎年の行事にしている。
もう10年になる行きつけの美容院がある。エキセントリックなオーナーが一人で営んでいる。
私は仕事終わりに2時間かけて彼の店に行き、彼は私のためだけに店を開けて待ってくれている。
いつも3時間近く彼の店にいる。髪を切っているのは30分くらいだろうか。
ある日の彼との会話
彼「カズさん、またフェラーリ乗りたくないですか?」
私「別にいらないなぁ。そういえば欲しい車もないなぁ。何か最近物欲なくってさぁ」
彼「私もなくなってきました。まだ何も手に入れてないですけど。このまま毎日お客さんとこの店でのんびりやっていければ」
ちなみに彼は私より1歳年下、細マッチョでロンゲの結構な2枚目なのに何故か独身。毎日ローリングサンダーと事件に巻き込まれて亡くなった子供たちにお祈りを捧げている。
私「子供たちが何事もなく育ってくれて、多少の財産が残せればそれ以上のものはいらなくなってきたなぁ」
彼「もしカズさんの子供が事件に巻き込まれて命を奪われたらどうします?」
今日も私のコーヒーにインディアンの大きな羽根を振り回しながらナゾのお祈りをする。
私「そりゃもちろん、まず残った家族を海外に移住させてから残った財産使って犯人とその家族や親類一同皆殺しにするかなぁ。犯人には思いつく限りの残虐な殺し方で死んでもらってさぁ。そんで自害するのもありかなぁ。少なくとも司法の手にはゆだねないよ。もし捕まったらできる限り早く釈放してもらってその日を待ち続けるな」
彼「それがテロじゃないですか?」
あぁ、そうなのか。オレは自分を分別のある、多分良識のある大人だと思っていたのだが。
もし家族が殺されたとして、犯人がある特定の宗教団体だったりしたら、オレはあきらめるだろうか。
いや、その宗教を根絶やしにしたいと思うだろうなぁ。
それが国家だとしたらあきらめる?
なんとか一矢報いたいと思うに違いない、対象は直接の犯人ではなくても。そしてたとえ自分の命と引き換えにしても。
やっぱり愛情と憎しみは表裏一体じゃないかなぁ。連鎖するところも同じ。
「だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」ってキリスト教じゃなかったっけ?
結局「目には目を。歯には歯を。」じゃないか。
ジャイアンに直接ケンカ売っても負けちゃうから、家業の八百屋に並ぶ野菜にのび太が毒入れちゃう、みたいなことじゃないか、テロって。
ソフトバンク(当時はただのパソコン雑誌販売会社)のプログラム集でBASICとマシン語、ゲームのプログラミングを覚えた。
その思入れがあってシャープの株を買った。頑張れシャープ!
1年たって株価は半額以下になり、こらえきれずとうとう売却したのが先週末、120円。
なぜか今週株価は1.5倍になっていた。
シャープの足を引っ張っていたのは私だった。
久々の連休、長野県飯田の叔父のリンゴ山までリンゴ狩りに。
ここの所近場ばかりで少々持て余し気味だったGも長距離はやっぱりらくちん。
家族のトイレ休憩がなければ500kmはノンストップ、長距離ダラダラ走りはメルセデスに限る。
リンゴ狩りといっても手伝いみたいなもので、脚立を建てての収穫や玉回しは少ない休みなのになんでこんなことを、と思わないこともない。農業は地味な作業が大変多いのである。
が、キッザニアのなんちゃって体験学習よりもよほど子供のためにはなると思って毎年の行事にしている。
もう10年になる行きつけの美容院がある。エキセントリックなオーナーが一人で営んでいる。
私は仕事終わりに2時間かけて彼の店に行き、彼は私のためだけに店を開けて待ってくれている。
いつも3時間近く彼の店にいる。髪を切っているのは30分くらいだろうか。
ある日の彼との会話
彼「カズさん、またフェラーリ乗りたくないですか?」
私「別にいらないなぁ。そういえば欲しい車もないなぁ。何か最近物欲なくってさぁ」
彼「私もなくなってきました。まだ何も手に入れてないですけど。このまま毎日お客さんとこの店でのんびりやっていければ」
ちなみに彼は私より1歳年下、細マッチョでロンゲの結構な2枚目なのに何故か独身。毎日ローリングサンダーと事件に巻き込まれて亡くなった子供たちにお祈りを捧げている。
私「子供たちが何事もなく育ってくれて、多少の財産が残せればそれ以上のものはいらなくなってきたなぁ」
彼「もしカズさんの子供が事件に巻き込まれて命を奪われたらどうします?」
今日も私のコーヒーにインディアンの大きな羽根を振り回しながらナゾのお祈りをする。
私「そりゃもちろん、まず残った家族を海外に移住させてから残った財産使って犯人とその家族や親類一同皆殺しにするかなぁ。犯人には思いつく限りの残虐な殺し方で死んでもらってさぁ。そんで自害するのもありかなぁ。少なくとも司法の手にはゆだねないよ。もし捕まったらできる限り早く釈放してもらってその日を待ち続けるな」
彼「それがテロじゃないですか?」
あぁ、そうなのか。オレは自分を分別のある、多分良識のある大人だと思っていたのだが。
もし家族が殺されたとして、犯人がある特定の宗教団体だったりしたら、オレはあきらめるだろうか。
いや、その宗教を根絶やしにしたいと思うだろうなぁ。
それが国家だとしたらあきらめる?
なんとか一矢報いたいと思うに違いない、対象は直接の犯人ではなくても。そしてたとえ自分の命と引き換えにしても。
やっぱり愛情と憎しみは表裏一体じゃないかなぁ。連鎖するところも同じ。
「だれかがあなたの右の頬を打つなら、左の頬をも向けなさい。」ってキリスト教じゃなかったっけ?
結局「目には目を。歯には歯を。」じゃないか。
ジャイアンに直接ケンカ売っても負けちゃうから、家業の八百屋に並ぶ野菜にのび太が毒入れちゃう、みたいなことじゃないか、テロって。