郷土食研究会 うまかっぺ!茨城 

茨城の郷土食に関するあれこれ。また、そこから、「食」だけではない、た~~~くさんの、よもやま話などなど・・・

霞ケ浦の「えびまこ」のお雑煮

2018-01-03 17:01:15 | グルメ

明けましておめでとうございます。

2018年も、一歩ずつ進んでいけたらと思います。

少しずつの更新ですが、本年も当ブログをよろしくお願いいたします

 

さて、お正月といえばお雑煮!

全国各地で特色あるお雑煮が食べられているかと思いますが、茨城は霞ケ浦沿岸地域、特にかすみがうら市~行方市の地域では、「えびまこ」をお雑煮を食べることがあると以前聞きました。

「えびまこ」は、霞ケ浦特産のカワエビの卵だそうです。

この卵だけを集めたのが「えびまこ」。

乾燥しているので、とても小さな粒々がサラサラと袋に入っています。

これを、お正月に食べるお雑煮にトッピングするのが、霞ケ浦沿岸流お雑煮とのことで、まねて作ってみました

霞ケ浦沿岸のお雑煮の具も今度調べないといけないなぁ・・・と思いながら、今回は我が家のお雑煮に、「えびまこ」をトッピングしてみました。

(「えびまこ」は以前購入したものを、冷凍保存していたものを使っています)

 

(注)なお、我が家のお雑煮は、いわゆる江戸風の、鶏肉とほうれん草とかまぼこが少しずつ入っている澄まし汁に、焼いた四角い餅を入れたものです。

(なお、今回の写真では、かまぼこの代わりに、梅の形のお麩が入っています)

なので、本当の霞ケ浦沿岸地域のお宅で食べているお雑煮と違うかもしれないことを、ご了承下さい。

 

お餅や白い梅の形の麩などに乗っているのが、「えびまこ」(カワエビの卵)です。

お味は、「えびまこ」の旨みが加わって、美味しいです!

 

霞ケ浦市沿岸のお雑煮も、県内その他の地域のお雑煮も、調べていきたいと思った次第です。

(市川)

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

地元の味のポテチ♪(茨城:スタミナラーメン味)

2017-12-29 21:25:01 | グルメ

2017年もあとわずか。

 

今年2017年に、ポテトップスで有名なカルビーで、47都道府県の地元の味をポテトチップスに再現した「♥ JPN(ラブ ジャパン)」企画が発足したとのことで、各県の郷土食・地元で人気の食の味つけのポテトチップスが販売されているのは、ご存じの方も多いでしょう。

茨城の「♥ JPN(ラブ ジャパン)」のポテチの味は、水戸で生まれたご当地ラーメンの「スタミナラーメン」味!

 

ポテチの味は割とマイルド。

でも、これを機に全国に知られて欲しいです、スタミナラーメン。

 茨城は納豆だけではないのことを知ってもらえる、良い選択ではないかな。

 

さて、当ブログでも取り上げたことのとのある、茨城県南西部~栃木県のエリアの郷土食「しもつかれ(すみつかり/すみつかれ)」。

栃木のご当地の味として、「しもつかれ味」が選ばれていました。

栃木は勝負に出ましたね!

「酒粕の独特の風味が・・・」と袋にありますが、その酒粕の味はほとんど気付かないくらい、とってもマイルド。

 

個性的な郷土食を、個性を出しながらも、まずは親しみやすい味でポテトチップスにするのは、なかなか大変だろうなぁ。

でもこれを機に、各地で親しまれている郷土食・B級グルメが、全国で知られるのがまず大事ですよね。

カルビーの「♥ JPN(ラブ ジャパン)」企画、各地の郷土食を知る機会を生み出す、良い企画だなと思います。

(市川)

 

 

 

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

坂東の「みょうがまんじゅう/やきびん」

2017-07-23 20:45:00 | グルメ

坂東市の旧岩井地区で、夏祭りの頃に作れるという「みょうがまんじゅう」/「やきびん」という伝統菓子があると聞き、坂東市の和菓子やさんで購入してみました。

 「みょうがまんじゅう」 

 

 控えめの甘さのこしあんと、焼いた生地の歯ごたえがマッチして、美味しいです

 

 こちらは、「やきびん」。

左(文字入り)が味噌あん、右はこしあん。

味噌あんも美味しかったです

みょうがまんじゅうより、やきびんの方が、皮の歯ごたえがある感じでしょうか。

そして、「みょうがまんじゅう」も「やきびん」も、みょうがの葉の香りが、夏を感じます

 

 坂東市では、もともと、夏の今の時期に作られる伝統的な「やきびん」を、近年、新しくアレンジした「みょうがまんじゅう」を、市の名産として売り出しているそうです。

夏の時期に取れるみょうがの葉は、古来から厄払いにもなると聞いたことがあります。

そんなみょうがで巻いた(挟んだ)「みょうがまんじゅう」&「やきびん」

その伝統とともに、もっと知られると良いな♪ と思いました

(市川)

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

『からちゃは、むぎつきよりこわい』

2017-07-01 10:42:51 | グルメ

先日、旧筑波町(筑波山神社近く)で、地元のおばあちゃんからお茶をごちそうになった時のこと、

『ごちそうさまでした♪』と湯呑を返しに行ったら、おばあちゃんが、

『お粗末さまでした。”からちゃは、むぎつきよりこわい” で申し訳なかったねぇ』

とおっしゃいました。

 

からちゃは、むぎつきよりこわい』・・・?

 

初めて聞いたことばなので、意味をうかがったところ、

からちゃ:空のお茶 → お茶うけ(お茶菓子など)を添えないで、お茶だけ出すこと。

むぎつき:麦搗き → 麦を(臼などで)搗く作業

こわい:疲れる → ここでは転じて『(お茶うけを添えなかったので、気を使って)疲れる』→『気が引ける、申し訳なく思う』

ということで、

 

お茶うけを出さずにお茶だけ出すのは、(重労働の)麦搗きより、疲れる(→ 気が引けて気疲れする。申し訳なく思う)

 

という意味なのだそうです

『誰かにお茶を出すときは、お茶うけも添えるものだ』という戒めの言葉だそうで、

現在の筑西市のご出身のおばあちゃんは、『子供の頃、よく年寄りに言われたものだったよ』とのこと。

 

ちなみに、お茶うけとしては、よくお漬物を添えるそうです

 

麦作を作る地域だからこその『麦刈り』という表現。また標準語の『怖い』でなくて、こちらの方言で『疲れる』という意味の『こわい』という表現など、土地の文化や、昔からの人々の生活の知恵が感じられる一言だなぁと心に残りました

 

そういう日常の習慣や文化も含めての郷土食なんだよなぁ~と改めて思った次第です。

からちゃは、むぎつきよりこわい』、今度使ってみようかな

(市川)

 

 

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加

筑波山地域ジオコロッケと、霞ヶ浦の佃煮のおやき

2017-03-30 20:13:38 | グルメ

今回は伝統的郷土食の話題でなく、『郷土食』の1つの新しい形としての話題です。

 

1.筑波山地域の名産と地質を美味しく学ぶ ジオコロッケ

私事の報告で恐縮です

筑波山地域ジオパークが日本ジオパークに認定された記念として、同ジオパークと日本コロッケ協会およびコロッケクラブ龍ケ崎が連携して、「ジオコロッケ」のアイディアを、昨年2016年の秋から冬にかけて募集していました。

 

それに応募したところ、大変光栄なことに、私のアイディアが、筑波山地域ジオコロッケ大賞を頂き、商品化されることになり、先日3/23に表彰式及び試食会に参加させて頂きました。

 

★筑波山地域ジオコロッケについての詳細 

●筑波山地域ジオパーク 公式ホームページ 掲載記事

 ・[3月23日(木)]筑波山地域ジオコロッケ大賞決定!(表彰式及び試食会)

 ・[3月24日]朝日新聞・産経新聞・常陽掲載「筑波山地域ジオコロッケ表彰式及び試食会」

●(4/11追記)茨城新聞記事

 ・[4月9日記事] 茨城新聞「筑波山形のコロッケ 推進協、ジオパークPR つくば  2色の中身、岩石を表現」

 

上のホームページをご覧になるとお分かりになるように、私が提案したのは基本的な食材のアイディアだけです。

各食材の分量や味付けなど、具体的なレシピは、コロッケクラブ龍ヶ崎の高橋肉店さんが尽力されて、本当に美味しいコロッケとしてなっていました

また、筑波山型のコロッケの形は私のアイディアでなく、アイディア賞を受賞されたお子さんのアイディアです。

 

さて、今回形になった「筑波山ジオコロッケ」、

中身は、「筑波山の上」の方は『斑レイ岩』を模したコロッケ材料、

「筑波山の下」の方は『花崗岩』を模した材料にして、

とても細かいパン粉(これがまた美味しい!)を使って、カラッと揚げられていました

 

写真はコロッケの真ん中(「男体山」部分と「女体山」部分の間)をカットしたところ。

左半分(山頂側)と右半分(山麓側)が、違う材料と味付けの、『二色』コロッケです

 

 

でも、この形だと食べる時につい『横から』食べてしまいがちですよね・・・。

それだと、せっかく別々の味付けと材料の「二食コロッケ」なのに、二種類の味が口の中で混ざってしまいます・・・

 そこでこの構造ならでは食べ方があるのでは と試食しながら思いつき、 

ジオコロッケ食べ方指南:

①まずは上部の「斑レイ岩」部分を食べて味わう。

②次に残りの下部の「花崗岩」部分を食べる。

→1つのコロッケで2種類の味が楽しめて、美味しく筑波山地域の名産と筑波山の地質が学べる!

 

みたいなことが言えますね♪

・・・と、完成品を試食した時に、感想として申し上げてみました。

(自分でもうまい案を思い付いたなと(^^)v)

 

筑波山地域の新しい名物になって、筑波山地域ジオパークがさらに盛り上がると、この地に住む者として、望外の喜びです

 

  

2.霞ヶ浦の名産も、美味しく手軽に食べるアイディア

私事ついでに・・・。

いばらきの魚介類を使った『アイデアレシピコンテスト』というものを、

茨城県水産物開発普及協会が過去に2回募集しています。

 

実はこれも光栄なことに、2013年のアイディア募集の時に応募した『ワカサギつくだ煮の焼き饅頭』が、2013年当時の最優秀賞を頂きました。

 

レシピが下記サイト

★『いばらきのさかなと加工品』茨城県水産物開発普及協会 ホームページ

『クッキングレシピ』>『アイデアレシピコンテスト

の中にあります。

 新旧受賞作の中の、ワカサギつくだ煮の焼き饅頭

がそれです。

 

これも、気軽に食べられるB級グルメ的な感じで、

霞ヶ浦の佃煮の新しい食べ方と美味しさがないかな~と思っていた時に、

上記のレシピ募集を目にし、応募させて頂きました。

 

皮は手延べでもOK。気軽に作っちゃいましょう♪

佃煮と一緒に入れている茨城名産の落花生も、佃煮と相性バッチリなんです

 ネギを増量してたっぷり入れても美味しい♪

 

フライパンでジュージュー焼いて、できあがり

是非作ってみてくださいね 

 

(余談ですが、この時の賞品の、茨城の魚介類詰め合わせ冷凍セットが豪華で美味しくて、受賞は私よりも家族の方が喜んでいました(笑))

  

筑波山地域ジオパークは、筑波山系の山々だけでなく、霞ヶ浦も含まれています。

 

今回は、我田引水になってちょっと恐縮なのですが、この場を借りて紹介させて頂きました。

ついでにこういうレシピもあるということで、霞ヶ浦の文化と名産の佃煮も、観光客の方も気軽に食べられるおやつとして、広まると良いなぁと思っています。

良かったら、是非お試しください♪

(市川)

 

コメント
この記事をはてなブックマークに追加