郷土食研究会 うまかっぺ!茨城 

茨城の郷土食に関するあれこれ。また、そこから、「食」だけではない、た~~~くさんの、よもやま話などなど・・・

にんたまラーメン カップ麺

2024-03-14 20:58:02 | グルメ

にんたまラーメン
茨城のご当地ラーメンの1つです

「にんたまラーメン」は 取手に本社を持つ(株)ゆにろーず さんが、茨城県下を中心にチェーン展開されているラーメン店の看板メニュー

ちなみに、某忍者アニメとは全く無関係です。
「にんにく」と「たまご」が入ったラーメンなので、「にんたまラーメン」なのです。
「にんたまラーメン」の「にん」の後ろには小さく「にく」の字と、「たま」の後ろにはやはり小さく「ご」の字。
「にんにくたまご」、略して「にんたま」。

スタミナが付きそうなネーミングです

写真は、数年前、にんたまラーメンつくば店で食べたときのもの。
半熟卵、チャーシュー、海苔、たっぷりのネギがトッピング。ニンニクももちろん入っていて、スタミナつきそう♪ でも豚骨しょうゆのスープが案外さっぱりしていて、美味しかった記憶があります。

国道など幹線道路沿いに、大きな駐車場と「にんたまラーメン」の大きな看板で印象的で、
茨城県民なら、食べたことはなくても、多くの人は名前は見知っていることでしょう

テレビでも紹介されたことがありますが、こちらのラーメン、「メガ盛り」もあるので有名。

見本が展示されていますが、いやー、メガ盛り、でかい!!


さて、先日、ローソンに入ったら、なんと、「にんたまラーメン」のカップ麺が
ローソンとコラボとのこと
製造はエースコックの東洋水産株式会社。
(購入したのは2024年2月下旬)

正式名称は、
にんにくたまごラーメン監修 にんにくラーメン

もちろん、早速購入

 

お湯を注いで4分。

おお!良い香り♪
思ったよりも、にんにく臭が強くないです。
卵も多め入ってますね。
かやくは、他に肉とネギも。


箸でよく混ぜると・・・スープが良い感じにとろみも出ていて、良い感じに

実食。

バランスの良い味と香りです。
スープも美味しい

 

茨城のソウルフード
茨城のご当地ラーメンがカップ麺になっているのって、なんか嬉しいですね


久しぶりに、ゆにろーずさんで、にんたまラーメン食べてみたくなりました。

(市川)

 

 

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水戸藩の料理本『食菜録』の紹介サイトがすごい!

2024-03-02 12:19:25 | グルメ

久しぶりの更新です

もう3月になってしまい、こんな感じでぼちぼちの発信ですが、今年2024年もよろしくお願いいたします

 

さて、江戸時代幕末、水戸藩第九代藩主が記したという『食菜録』というレシピ集があるということを、茨城大学のサイト

https://www.ibaraki.ac.jp/news/2023/08/02012069.html

で知りました。

事務局が茨城大学の研究室の 水戸食菜録研究会さんが下記のサイトを作られ、広く発信されています。

http://arakilab.hum.ibaraki.ac.jp/syokusairoku.html

食菜録300のレシピが載っているそうで、同サイトでは、そのレシピが検索で調べられるようになっており、一部再現料理の写真や動画もあって、本当素晴らしいのです

 

例えば、紹介されているレシピの中で、個人的に目からウロコだったのが、『茄子のへた』。

現代風にいうとエコ料理でありますが、さらに『気根をよくし髪を増やす』薬効も

もう、茄子のへた、もう捨てられません♪

 

また『茂ろこしもち』(もろこしもち)。

材料は『もろこし粉、餅粉』となっています。

レシピではこの『もろこし粉』を作るところから記載され、それが大変手間がかかる作業を経ているのが分かります。

再現料理の写真では、クリーム色の小さな丸いお団子状のものになっています。美味しそう

 

実は、うちのブログでも以前、『赤餅・もろこし餅』と題して、板東市の郷土食を再現して記事にしています。

赤餅・もろこし餅

https://blog.goo.ne.jp/ibaraki-kyodoshoku/e/b42b578f8827d2611aa15c4d61b6494d

この時、『もろこし』は何かと調べて、『たかきび』と同定して、たかきびで『おらげのもろこし餅』として作ってみましたが、色も赤く、結構ワイルドなお餅となっています(笑)。 

「聞き書 茨城の食事 日本の食生活全集⑧」(発行:社団法人農山漁村文化協会)

にある『鹿島灘沿岸の「もろこしもち」が、もろこし粉の作り方からみても、『食菜録』の『茂ろこしもち』とかなり近いもののように思いますし、逆に、古くから、常陸国で食べられていたのだと分かりますね。

 

水戸食菜録研究会さんの『食菜録』サイト

http://arakilab.hum.ibaraki.ac.jp/syokusairoku.html

では、

これから再現料理の紹介も増えていくとのことで、これまた楽しみです

水戸や茨城の食文化・食の歴史の発信や、観光にも繋がると良いですよね。

再現料理を味わう会があったら、是非参加して味わってみたいです♪

 

(市川)

 

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未来の郷土食とは? 地元食材の創作キャンプ飯から

2023-04-09 13:52:19 | グルメ

前回に続き、行方市で行われている地元食材を使ったレシピコンテスト第8回(2022年)テーマ「キャンプ料理」の話題から。

『郷土食とは何か?』
『後世に残る郷土食』
『未来の郷土食』


を考えてみたいと思い、応募して入選しなかった私のレシピを、コンテスト主催のなめがたブランド戦略会議さんのご許可を頂いて、紹介している記事の後編です。


第8回のレシピコンテスト詳細と受賞レシピの数々については、
なめがたブランド戦略会議 公式サイト 『第8回 行方レシピコンテスト審査結果について』
をご参照下さい

 

【未来の郷土食とは】


郷土食・郷土料理というものを考えてみると、

① まず地元の食材を食べる。

② 『ハレ』(行事・祭りなどの非日常)の食、『ケ』(日常)の食

③ 背景にある伝統や文化、食に込められた人々の想い

があると思います。

加えて、これから世の中を考えるとき、外せないのが

④ 『SDGs』

でしょう。


今回のテーマ『バーベキュー料理』は、上記の①、②、③に加え『SDGs』も要素に加わるとても良い例だと考えます

①の地元食材を使うはマスト。
それにどう工夫を加えて、美味しく頂くか。苦手な人でも食べられる様に出来るか。


②については、現代の『バーベキュー』は、『ハレ』の食。楽しいイベントの食
同時に『野菜を焼いて(炒めて)食べる』は、日常の食生活』の食でもあります。


更に『バーベキュー』は、『火を囲み、食材を焼いて、みんなで分かち合って食べる』という大昔からの人の営みとも繋がっています。
何を食べるか、食材に何を選ぶか、作りながら/食べながら 何を語り合うか・・・。ハレの食事『バーベキュー』料理には楽しさも加わります
これらが、今度は未来の③(伝統・文化・食に込められた想い)を作っていくことに繋がっていくのではないでしょうか。

そして最後④ 、SDGs
屋外で、自然の中で行われることの多いバーベキュー。

どうしても出てしまうゴミをいかに減らすか、出たゴミをどのように処分するのか。
・・・そもそも、ゴミとは何か。

食材が生まれ育てられる環境、調理するエネルギー(火)のこと、
作業の役割分担(一部の人だけが作らない・助け合って作業)等、いろんなことを考えさせられるのがバーベキュー

 

郷土食の要素①~④が分かりやいのが、実は『バーベキュー』料理だと、応募レシピを考える際に強く感じました。

『未来の郷土食とは何か?』

それを考える一例として、前回に引き続き、後編として恥ずかしながら 私の応募レシピ

★ 手作り“味とりどりソース”でもりもり! 『まるごと野菜』と焼き肉バーベキュー

を掲載させて頂きます

 

*****************************************

料理名  『手作り“味とりどりソース”でもりもり! 「まるごと野菜」と焼き肉バーベキュー』


【材料(2人分)】(野菜の量はは目安)

焼き野菜用野菜:
ピーマン4個、ジャンボししとう4本、なす個、トマト2個、しいたけ4個、人参 (中)1本、
れんこん 長さ8cm程度、人参 (中)1本、山芋 10cm程度 (その他、お好みの野菜適宜)

ソース用野菜:
パセリ、パクチー、エシャロット、小ねぎ、トマト1個、ニンニク1かけ
(香味野菜は、青しそ、セリ、みつばなど季節に応じてお好みのものでもOK)

焼き肉用の肉類:
豚肉(焼肉用にカットされているもの) 300g程度
 ※魚が手には入ったら魚を焼いてもOK

調味料等:
味噌、ポン酢醤油、マヨネーズ、砂糖、塩、こしょう、サラダ油 各適量(味見をしながら)、
お湯少々、お好みで唐辛子/チリペッパー等。


使う調理器具等:

網焼きバーベキューセット、小さいフライパン等

 

【作り方】


(1)下準備:

ピーマン、ジャンボししとう、ナス、トマトは、必ず「まるごと」で焼くので、洗うだけにして洗った後、ざるに置いておく。
しいたけは軸だけを取る(取った軸は捨てずに細くカットし、後で炒めて食べる(メニュー外))。

やまいもはひげ根を取る。にんじん・れんこん・やまいもは、皮はそのままで剥かずに、よく洗ってから、1cm程度の熱さに輪切りまたは斜め輪切りにする。
   
ソース用の香味野菜(パセリ、パクチー、小ねぎ、エシャロット、にんにく等)はみじん切り。トマト1個もざく切りにしておく。


(2)“味とりどりソース”  ソース4種類を作る。

①  エシャロットソース: 
   みじん切りしたたっぷりのエシャロット、小ねぎ少々、にんにく少々をマヨネーズに加えて和える。好みでこしょうと塩少々。
   
②  パクチーぽん酢醤油: 
刻んだパクチーをポン酢醤油に漬けて置く。香味野菜は、パクチー以外にも、セリ、三つ葉、青しそなど季節に応じて。   
   
③  パセリ味噌:
刻んだパセリを軽く油をひいたフライパンでしんなりするまで炒める。
砂糖を味見しがら好みの量を味噌に加え、炒めたパセリを加えてよく練る。水分が足りない時は、お湯を少々加えて練る。

④  トマトソース: 
フライパンに薄くサラダ油をひき、みじん切りにんにくを軽く炒め、カットしたトマトを加えて熱し、トマトから出てきた水分が飛び、にんにくからも良い香りがしてきたら、塩コショウで味を整えて、火から下ろす。
※ 焼き野菜としてでまるごと焼いたトマトを使っても良い。

左上:パクチーポン酢醤油、 右上:トマトソース

左下:パセリ味噌、 右下:エシャロットソース

 


(3)焼き始めのコツ
最初に肉類を少し焼いて、肉の脂を炭に落として火力を上げ、火力を安定させる。

 


(4)野菜から焼き始めます
火力が安定してきたら、ナスと根菜類(にんじん・れんこん・やまいも)を焼き始める。
しばらくしてから、ピーマン、ジャンボししとう、しいたけ、トマトを丸ごと焼く。
(しいたけはひだが上になるようにして置く)

写真は、野菜を焼きながら、小さいフライパンでソース(トマトソース)を作っているところ。


(5)野菜を食べながら、今度はお肉を焼きます
ナス、ピーマン、ジャンボししとうは、箸などで押してみて、しんなりしてきたら食べ頃。
根菜類も数分して焼き色がついてきたら食べ頃。
しいたけも少ししんなりしてきたら食べ頃。トマトは皮が破け始めたら、皿に取る。
野菜類が焼け始めたら、焼けた野菜を食べながら、今度は肉を焼き始める。
(焼き肉用に薄切りされた肉を使うので、焼けるのが早いため、野菜を先に焼く)

 


(6)お好みのソースをつけて

まるごと焼いた野菜類、肉類を、お好みのソースにつけて、召し上がれ!
(お好みで、ソースに唐辛子/チリペッパー等を加えてもOK)
また、焼いたトマトは、そのままでも食べても、ソースとしても他の野菜や肉類と一緒に味わっても美味しい。

なお、切り取ったシイタケの軸もフライパンで焼いて食べたり、レタスの葉、水菜、ベビーリーフ等の葉物野菜があったら、作ったソースをドレッシングのようにして一緒に食べるても美味しい(今回のメニュー外)。 


【このレシピのポイント】

一番伝えたいのは、まるごと焼いた野菜の美味しさです。
特にピーマン、ジャンボししとう、ナスの丸焼きは。甘みが出て大変美味しくなります。
(ピーマンとジャンボししとうは、軸と種のあたりに旨味が凝縮しているのが分かります)
レンコン、やまいも、にんじんも、BBQならでは豪快に焼くことで皮ごと一緒に、美味しく味わえます。
また同時に、行方の特産の香草類を使って、簡単にできる手作りソースもいくつか作って、『味とりどりソース』としていろいろな味を楽しみながら、行方特産の食材を存分に味わえるようにしました。
肉類については、今回は豚肉を使っていますが、他の肉類でももちろん美味しいですし、また生魚が手には入ったら、焼いた魚にも今回のソースは合います。
その他(メニュー外ですが)、レタス・ベビーリーフなどの葉物をサラダとして食べる時も、今回のソースはドレッシングとして使って美味しさを味わえます。

またバーベキューなので、「ごみはなるべく出さない」「下準備はなるべく少なく簡単に、手間もなるべくかけず」
「後片付けもなるべく少なく」をモットーに考えました。
 調味料類も、一般的に手に入る(持って来やすい)ものを使っています。車で来ることも考えて、念の為に酒・みりん類は使っておりません。

***************************************

 

バーベキュー料理としていますが、普段のご飯のおかずにも、もちろん応用出来ます。

土地の食材を焼いて食べる』はもちろんのこと、たとえば『土地の食材で作ったソース、タレ』のようなものも、その土地ならではの調味料・食べ方として、長い年月に多くの人に親しまれていくと、『未来の郷土食』になっていくのだろうなぁと思っています。

いろいろ作って頂いて、未来の郷土食になっていくと良いなぁ~ と妄想しています

 

(市川)

 

 

 

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陸と湖の豊かな食材で、アウトドア料理もおうち料理も レッツエンジョイ♪(1)

2023-03-27 21:43:12 | グルメ

以前も当ブログ(以前の記事 →『行方レシピコンテスト』)で紹介させて頂いた、行方市で行われている地元食材を使ったレシピコンテスト。 

第8回の昨年2022年は「キャンプ料理」でした。

第8回のレシピコンテスト詳細と受賞レシピの数々については、
なめがたブランド戦略会議 公式サイト 『第8回 行方レシピコンテスト審査結果について』
をご参照下さい。


で、私も無い知恵を絞り、応募しましたが、入選ならず…

だって、強豪レシピばっかりなんですもん …という言い訳は置いといて。

それでも、試作と試食を重ねて、自分ではそれなりに自信作なんで、このままレシピを埋もれさせるのは悲しい。
それも、霞ヶ浦周辺の豊かな食材を使ったレシピですし。

…ということで、このレシピコンテストに応募した自分の料理のレシピを、このブログに掲載しても良いかとレシピコンテストを主催されている、なめがたブランド戦略会議(https://namegatafoodvalley.org/)さんに問い合わせさせて頂いたところ、
「個人のブログならばOK」とご快諾頂きました

しかも当ブログまで読んで頂くという思いがけない光栄までも♪

ありがとうございます!

それにしても、レシピを考えている時、つくづく思ったのが、霞ヶ浦沿岸の食材の豊かさ
これは本当にもっと世の中に知ってもらいたい。

行方市は、歴代のレシピコンテストの入賞レシピも、クックパッドで『茨城県行方市のキッチン』(https://cookpad.com/kitchen/17194339)として公開していて、すごいと思います。

そして、こういった地元食材の料理が広く作られるようになると、後世にはれっきとした郷土食になるわけですし(^^)。

微力ながら、未来の郷土食のお手伝いをしている気持ちになっていたりしています。


さて、第8回レシピコンテスト「キャンプ料理」に私(市川)が応募したのは、2つ。

● スパイス香る 川魚の炊き込みご飯   ガーリック風味カリカリ川えび トッピング

●  変わりディップ数種類で食べる 焼き野菜 


キャンプ料理を想定していますが、おうちでももちろん作れます。しかも簡単!

 

まずは、

★ スパイス香る 川魚の炊き込みご飯   ガーリック風味カリカリ川えび トッピング

です。

 

*****************************************


料理名霞ヶ浦の魚まるごと炊き込み香ばしピラフ カリカリ川えびガーリックと小ねぎトッピング


【材料(2人分)】

ピラフ用
米2合 トマト中2個、小ねぎ3把程度、霞ヶ浦の魚の佃煮/旨煮(写真の例は鯉の旨煮1パック)、味噌 大匙4杯、カレー粉好みの量、ピラフ用の水 150~180cc程度(トマトが入るので規定量よりかなり少なく)

トッピング用
・川エビ(テナガエビ)(小)カップ半分程度(好みの量)、ニンニク1かけ(好みの量)、
    サラダ油
・小ねぎ トッピング用に1把程度(好みの量)
(道具:ピラフを炊く鍋、トッピングを作る小さなフライパンなど)


【作り方】


(1)米は洗ってからざるに入れて、30分ほど水切りをしておく。

(2)野菜を切る
  ① ピラフ用:トマトは四つ割りにカット。小ねぎはピラフ用に5mm程度の長さに切る。
  ② トッピング用:小ねぎは小さく刻み、ニンニクもみじん切り。それぞれ別に分けておく。

 

(3)ご飯の仕込み
 鍋に米と水を入れ、味噌を加え、ムラのないように混ぜる。
 次に、小ねぎとカレー粉を加えて軽く混ぜる。
 最後にトマトと魚の佃煮/旨煮を乗せ、フタをする。

(写真では、鯉の旨煮をどんと丸ごと使ってます。煮こごりのタレももちろん入れています)

 

(4)ご飯の炊き込み
 鍋を火にかける。
 最初強火にかけて沸騰したら(沸騰した音がして鍋から湯気が出てきたら)、弱火にして20分ほど炊く。

 炊きあがったら、火を止めて(火から下ろし)10分蒸らす。

 (家庭では炊飯器におまかせでOK)


 
(5)トッピング作り
 ピラフが炊ける間にトッピングを作る。
 フライパンに薄く油をひき、最初テナガエビを弱火から中火程度で3分ほど焦げないように混ぜながら炒め、食べてみて、足やひげなどが口に当たらないくらいなったら、みじん切りにしたニンニクを入れて、更に2分ほど炒める。エビがカリカリになり、にんにくから、も香ばしい香りがしてきたら、火から下ろす。

川エビ(塩茹でされたもの)とニンニクを炒めているところ。川エビに塩味がついているので、塩を加えません。

 

ガーリック風味のカリカリ川エビと、きざんだわけぎ。トッピング用です。

 

(6)仕上げ
 炊き込みピラフを蒸らし終わったら、蓋を開け、鯉の旨煮を使ったときは、鯉を別の皿に取って、まずピラフだけ混ぜ、鯉は骨を取り除いてから、身をピラフに混ぜる。
 小魚やワカサギの佃煮を使った場合は、そのまま一緒にご飯に混ぜ込む。

写真は炊きあがったところ。

 

(7)さあ!食べましょう♪
 2種類(カリカリ川えびガーリック、小ねぎ)のトッピングをお好みでかけて、召し上がれ!

 


【このレシピのポイント】

「ごみはなるべく出さない」「下準備はなるべく少なく簡単に、手間もなるべくかけず」
「後片付けもなるべく少なく」をモットーに考えました。
霞ヶ浦名産の魚の佃煮・甘煮を使って、甘みのある佃煮・甘煮の魚の美味しさを生かす為に、一緒に炊き込む野菜は酸味のあるトマトと小ねぎのみにしました。
トッピングの川エビのガーリック炒めと刻んだ小ねぎが、このピラフに大変合います。
味噌を使っているのでピラフにお焦げも出来て香ばしさも加わり、カレー粉の香りが材料全体に調和して、魚が苦手な人でも食べたくなる料理を目指しました。

***************************************

 

簡単で、美味しいですよ!(自画自賛(笑))

キャンプでも、ご自宅(炊飯器)でも出来ますので、是非、お試し下さい♪


さて次回は、二つ目のレシピ『変わりディップ数種類で食べる 焼き野菜』です。

 

(市川)

 

 

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節分そば

2023-02-03 21:51:47 | グルメ

「立春」は暦の上では「春が始まる」という日で、一年の始まりとされます。

その前日が「節分」。

つまり、「一年の始まり=立春」の大晦日なので、この日に年越しそばならぬ、「節分そば」を食べる風習が残っている地域があり、例えば茨城県のつくば市にもあります。

 

郷土食研究会うまかっぺ茨城では、以前、郷土食に関するアンケートを取ったことがありました。

その時、つくば市の旧大穂村地区の方から「節分そばを食べる」とご回答頂いたことがありました。

また、これとは別に、つくば市の旧筑波町地区の方からも、「節分そば食べる」と聞きました。そこのお宅は毎年、親戚の方が打ったおそばを待ってきてくれるので、それを食べるとのこと。

 

そう、茨城県内、少なくともつくば市内でも、「節分そば」を食べる習慣があるのです

 

ということで、本日節分の夜、節分そばを頂きました。

 

まあ、2023年現代風に、近所のスーパーで購入した「恵方巻き」と一緒に、おそばも頂きました。

本日は、我が家では、利尻とろろ昆布と三つ葉をトッピングした、温かいおそばで。

身体が暖まりました~

この食べ方が、つくば市大穂地区を始め、茨城県内の「節分そば」の食べ方と同じか・近いかは分かりませんが・・・おそばの食べ方は家庭にもよると思うので、これもありかなぁ~と思ってます

大晦日の年越しそばと違って、ある意味、少し落ち着いた雰囲気でゆったり頂く「節分そば」。まだまだ寒いながらも、明日は「立春」、春の足音と共に本来の「年越しそば」の意味を感じながら頂けて、お勧めです

(市川)

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