「はぁー・・・。この神社はともかく、現実でも春だねぇ」
「外の世界を言われても妾には分からぬがな」
「うむ。ここほどじゃないけど桜の花がキレイなのよ」
「ほう。一度外の桜も見てみたいものじゃな」
「常世の春ってのもまぁ・・・」
「? どうしたんじゃ?」
「常世・・・変わることなく春のまま・・・・・・」
「・・・?」
「しまった!このままではめいぽが滅亡してしまう!!」
「な、なんじゃってー!?・・・というか、間を話せ。いきなり言われても分からん」
「のこちゃんもノリがよくなったね~」
「(誰のせいじゃ)また行数だけ増えるじゃろうが」
「おっと、そだった」
「まずはこれを見てほしいの」
「これは・・・ビクトリアアイランドの地図じゃな」
「そう、この世界の中心たる島。リスもヘネシスと同じく南とすれば、東西南北にバランスよく町が作られている」
「それは、ゲーム的に都合がよいからじゃろう?」
「まぁメタな発言をすればそうなるよね。一定の距離を保つことによって、バランスを成り立たせている。そう、『ビクトリアアイランド』では、ね」
「どういうことじゃ?」
「まずは西の町、カニングシティー。ここから飛んでこれるのは常世の『春』、キノコ神社」
「次に南の町、リス。南方に浮かぶのは『夏』のフロリナ」
「最後に東の町、エリニア。この先には『冬』の象徴たるエルナスがある」
「春、夏、冬・・・。む? 一つ季節が足りぬようじゃが」
「そう、この世界には『秋』がない。日本において秋といえば、紅葉。そして紅葉といえば?」
「!!? 椛に楓か!?」
「そしてこのゲームのタイトルは『MapleStory』! すなわち『秋』をつかさどる世界ができたとき、めいぽは滅亡するんだよ!!」
「な、なんじゃってー!?」
「むう、じゃが! 例えばMapleStoryは東南アジアでも展開されておる。中韓には四季があるとて、あちらにはそうでない地方もあるのではないか!?」
「確かに、雨季と乾季の二季しかない国もある・・・けどね、のこちゃん。ジパングは日本限定マップなんだよ!」
「な、なんじゃってー!?」
「これはまさしく、めいぽの滅びは日本から生じるという予言なんだよ!!」
「な、なんじゃってー!?」
「しかしじゃな。フロリナにはオルビス、ルディブリアムから行けるようになっておるぞ。これについてはどうなんじゃ!?」
「なんだって――!? 四季の一つを表しながら、他の地域からも行ける・・・!!?」
「どうした!?」
「・・・」
「? 本当にどうしたんじゃ?」
「・・・・・・」
「ま、まさかそなた」
「私にだって・・・・・・分からないことくらい・・・・・・ある・・・」
「・・・・・」
がつん☆
「外の世界を言われても妾には分からぬがな」
「うむ。ここほどじゃないけど桜の花がキレイなのよ」
「ほう。一度外の桜も見てみたいものじゃな」
「常世の春ってのもまぁ・・・」
「? どうしたんじゃ?」
「常世・・・変わることなく春のまま・・・・・・」
「・・・?」
「しまった!このままではめいぽが滅亡してしまう!!」
「な、なんじゃってー!?・・・というか、間を話せ。いきなり言われても分からん」
「のこちゃんもノリがよくなったね~」
「(誰のせいじゃ)また行数だけ増えるじゃろうが」
「おっと、そだった」
「まずはこれを見てほしいの」
「これは・・・ビクトリアアイランドの地図じゃな」
「そう、この世界の中心たる島。リスもヘネシスと同じく南とすれば、東西南北にバランスよく町が作られている」
「それは、ゲーム的に都合がよいからじゃろう?」
「まぁメタな発言をすればそうなるよね。一定の距離を保つことによって、バランスを成り立たせている。そう、『ビクトリアアイランド』では、ね」
「どういうことじゃ?」
「まずは西の町、カニングシティー。ここから飛んでこれるのは常世の『春』、キノコ神社」
「次に南の町、リス。南方に浮かぶのは『夏』のフロリナ」
「最後に東の町、エリニア。この先には『冬』の象徴たるエルナスがある」
「春、夏、冬・・・。む? 一つ季節が足りぬようじゃが」
「そう、この世界には『秋』がない。日本において秋といえば、紅葉。そして紅葉といえば?」
「!!? 椛に楓か!?」
「そしてこのゲームのタイトルは『MapleStory』! すなわち『秋』をつかさどる世界ができたとき、めいぽは滅亡するんだよ!!」
「な、なんじゃってー!?」
「むう、じゃが! 例えばMapleStoryは東南アジアでも展開されておる。中韓には四季があるとて、あちらにはそうでない地方もあるのではないか!?」
「確かに、雨季と乾季の二季しかない国もある・・・けどね、のこちゃん。ジパングは日本限定マップなんだよ!」
「な、なんじゃってー!?」
「これはまさしく、めいぽの滅びは日本から生じるという予言なんだよ!!」
「な、なんじゃってー!?」
「しかしじゃな。フロリナにはオルビス、ルディブリアムから行けるようになっておるぞ。これについてはどうなんじゃ!?」
「なんだって――!? 四季の一つを表しながら、他の地域からも行ける・・・!!?」
「どうした!?」
「・・・」
「? 本当にどうしたんじゃ?」
「・・・・・・」
「ま、まさかそなた」
「私にだって・・・・・・分からないことくらい・・・・・・ある・・・」
「・・・・・」
がつん☆