「今日は何となく思いついてしまったこの世界の秘密をそっと打ち明けようと思う」
「なんじゃなんじゃ。またいつものごとく断片的なキーワードが浮かんだのか?」
「まあ、ぶっちゃければそうなんだけどさ。今回のはちょっと…」
「ちょっと…、なんなんじゃ?」
「いざとなればのこちゃんは逃げるように」
「だから一体なんじゃー!?」
「さて、のこちゃん。『レクイエム』という言葉をご存知?」
「「鎮魂歌」とも呼ばれるあのレクイエムか?」
「そう。元々は安息だかそういう意味で、鎮魂って意味はないんだけど。まあ、宗教的意味を離れたところに、悼むとかいう意味があったりもする」
「今回は珍しい点から攻めようとしておるな」
「うむ。そしてこのレクイエム。英語でつづると『Requiem』となる」
「ふむ」
「このRequiemをアナグラムして出てくる単語は、『Rem』・『equi』」
「『Rem』とな? そなた最近そのネタが多いのぅ(今度こそ死んでも知らぬぞ)」
「だからこそ、こういう片隅の片隅でこっそりと真実を告白するしかないんだよのこちゃん。それはともかく、『Rem』はそのまま「れむ」と読ませる」
「そして残った文字列『equi』。これは「equipment」、すなわち装備を表す」
「ちょっと待て。何の脈絡もなくpmentが増えておるではないか」
「それは今から説明する。『pment』という文字列も、またアナグラムを行うんだ」
「ほぅ。やけに手が込んでおるの」
「二重アナグラムという難解な方法を取ることによって、いつかこの真実に気づいてくれる人に向けて秘密のメッセージを託したんだろうね」
「それはともかく。『pment』をアナグラムすると、『tmp』・『en』」
「『tmp』は拡張子の一種で、一時ファイルにつくものだ。たいていそのアプリが終了された際、削除される」
「そして『en』だけど、これは仏語で英語で言うところの「in」になる」
「装備に、一時ファイルに、in……? 何の脈絡もない単語ばかり出てきた気がするのじゃが」
「そう、一見何のつながりもないように見えるこの単語たち。だけど、これもまた真実をうまく隠しておくための一つの手段だったんだ」
「まず、装備。要は身につけるものって意味だね」
「ものすごく簡潔な説明じゃな…」
「次にtmp。一時的に作業しているアプリ(ファイル)に付随される拡張子だ」
「最後に、en。これは『~の中に』とも訳される。とあるものが何かを内包する意味をもつとも言える」
「ほぅ」
「本体に何か付け加えるもの、内に含むもの…。それでいて、装備品は用途に応じて付け替えられる。tmpは必要がなくなれば削除される。enは内包するもの、すなわち異物は内包でき得るうものではないだろうから、必要なもの以外は含まないことになる」
「ま、まさか……」
「そう。『Requiem』とは、『Rem』が自分に必要ないものを容赦なく切り捨てる!いわゆる『Rem』の折檻を表していたんだよ!!!」
「な。なんじゃってー!?」
「考えてもみて、のこちゃん。『Requiem』の元々の意味は「安息」なのに、なぜ「鎮魂」と表されるのか」
「ま、まさか!?」
「そう、『Rem』に折檻されて南無。せめて魂だけは安らかに…って意味なんだ!」
「な、なんじゃってー!?」
「そして、あえて二重アナグラムしたけど、『equi』。実はこの単語にも意味がある」
「な……!? 一体どういう意味なんじゃ!?」
「「(R)equi性肺炎」っていうのがあってね。子馬がかかる病気なんだけど、発病するとかなり死亡率の高い病気なんだ」
「………!」
「『Rem』が自らに必要ないと判断した場合、あらゆる手段を用いて折檻されてしまうんだ…」
「そ、そんなことが……?」
「
ここの8/2のブログを見てほしい」
「ブタになって、Remに隷属しておる内容じゃな」
「ブタとは、英語で『pig』。これを180度回転させると、『gib』。すなわち、『GiveUp』!!」
「ご、強引過ぎるぞー!?」
「日本において、「ギブ」単一で使えば、すなわちギブアップの意味! このサイト人はブタになってでも隷属してでも真実と戦い続けているのだろう……」
「なんと…」
「だが、真実に近づきつつあるかの人の記事をよく見てほしい。特にビシャス戦を」
「! ……かなりの確率で墓になっておるぞ!」
「そう、Remはあらゆるものに容赦しない。これはビシャスを通じて、「あまり真実に近づくな。近づくとこうなる」という警告を発しているんだよ!!」
「な、なんじゃってー!?」
「『Rem』とは一体何者なんじゃ……?」
「真なる姿は私にも分からない。だが、もみじサーバーを代表するネームバリューを誇るサイトを運営する管理人。何があってもおかしくはない……!」
「これからめいぽはどうなってしまうんじゃ?」
「それも分からない……。私たちは真実を知るに遅すぎたのかもしれない」
「………」