どうでもいいこと

M野の日々と52文字以上

今日もこともなし

2017-08-22 01:04:16 | 日記

 

ようやくデーターのバックアップが終わった。DVDへのハードコピーなので時間もかかるが、経年変化を考慮して4倍速という遅いピッチで焼く上に2枚づつコピーをとるので大変なのだ。

とは言っても焼いている間何もすることがないので買い物に行ったりしているので、実は大変ではないのだが、縛られている感覚が大変さを感じさせるのだ。

 

 

米韓合同軍事演習が始まった。さて北朝鮮はミサイルを撃つのかという前に、シンガポールでアメリカの誘導ミサイル駆逐艦「ジョン・S・マケイン」がタンカーと衝突してしまった。太平洋第7艦隊所属の船だ。

1月にミサイル巡洋艦「アンティータム」が横須賀沖の東京湾の浅瀬に座礁。第7艦隊所属。

5月にミサイル巡洋艦「レイク・シャンプレイン」が韓国沖で漁船と衝突。サンディエゴが母港の船。

6月にイージス駆逐艦「フィッツジェラルド」が南伊豆沼沖でコンテナ線と衝突。第7艦隊所属。

昨年8月、潜水艦「ルイジアナ」がワシントン州沖で定例任務中に洋上補給艦と衝突。

ウ〜ン、これはどう言ったことなのだ!特に第7艦隊はどうなってるのだとしか言いようがない。誘導ミサイル駆逐艦とかミサイル巡洋艦と書かれているが、これらの船にもイージスシステムは搭載されており、イージス駆逐艦とデーターを連結して運用する。さらにイージス艦は陸上や衛星と連結し、複数のイージス艦とのデーターのやりとりで複数のミサイルの軌道を正確に計測し予測するシステムを構築している。

なので船が減れば減るほどイージスシステムは効果が薄くなる。とは言っても第7艦隊の規模と、海上自衛隊の陸上レーダー網とイージス艦で相当補強できる。日本はイージス艦のレーダーシステムを陸上におくイージスアショアを採用するという、これは船より安いというのはあるが、揺れないので精度が高くなる。こちらがポイントだ。だがな、イージスアショアを運用できるのは最速で5年後だ。今ある危機には全く間に合わない。

問題なのはフィッツジェラルドの時に航行法を守っていなかったのではないのかと疑われていることだ。内規に問題がある可能性がある。そしてレーダーやソナーを備えていて、確かに漁船は見えないかもしれないし漁船の乗組員が航行法を知らなかったのかもしれないが、なんで起きたのかがよくわからない事故になっている。全部軍隊として恥ずかしい事故なのだ。座礁はないな。なんのために海底探査のソナーがあるのだろうか。クジラにびっくりしたのだろうか。

 

 

海兵隊のオスプレイはあまり良くない機体という話もある。海兵隊の乱暴な運用に対応した機体なはずなのだが、そのための自動化が進んでいないように思われる。どうゆうことかといえば、枯れた技術でできていたはずなのだが軽量化がうまくできていないのではないのか。そのために潤滑油とかの自動補給装置が小さくなっているのではないのかと疑っている。以前見た映像ではどう見ても乗り組み員がペットボトルからバルブになんかの液体、潤滑油と思われる、それを注いでいたからだ。

訓練された軍人だと動かせる飛行機だが、実は訓練ができていないケースが多いのではないのかと。オスプレイはそのローターの巨大さが原因で空中給油が難しく、他のジェット機になれた隊員がミスを犯したのではないのかと。

そう、オバマ政権の時に軍事費が大幅に削減された。その影響が今共和党政権になって噴き出している可能性がある。軍隊が設備でできている限り、人件費の抑制が重要になる。高度化する軍事世界では設備が重要になる。だがそれを運用する維持費も莫大になる。人は減らせられない。そこで訓練にかかる費用を圧縮し続けたのではないのか。

そして残念なことに、とても残念なことに、オバマ前大統領は実は軍事予算拡大派だったのだ。現実にそうなっている。それでも議会共和党の均衡予算の考えで軍事費でも一般予算を削ってきたのだ。アフガニスタンやシリア・イラクで増大する軍事予算を維持するためには、海兵隊やドローンによる攻撃を、つまり少数の部隊でできることを中心にしてきたが、それでもブッシュJrの起こしたことに対しては予算が少なすぎた。

共和党の失敗を尻拭いしたくともオバマ元大統領の治世は、議会が共和党の時代だった。特にティーパーティーのように不寛容主義、いや今から見たらとってもアメリカらしいおおらかな不寛容だったけど、それが猛威を振るった時期でもあった

ただとトランプさんになったからすぐに改善するものではない。逆にトランプさんの支離滅裂な予算案とかは、ある意味面白いものだが、軍事費の一般予算の増大については聞いたことがない。

その上軍隊内で白人主義とリベラリストが対立している可能性もある。アメリカの軍隊の黒人の比率は高いからだ。

 

 

カワセミがホバリングしていた。