イハラ・ハートショップの春夏秋冬

ようこそ、お越しくださってありがとうございます。紀伊半島の山間部に位置する、小さな山の本屋です。

「科学教育の名所」仮説社。

2010年05月20日 | 日記・エッセイ・コラム

5月19日(水)、東京の仮説社さんへ行ってきました!

そして、社長さんにたのしい個性的なお名刺をいただきました♪

20日(木)のきょう。笠松小学校2年生6人の子たちが

3時間目の生活科の授業で、見学(インタビュー)に

来店してくれることになっていたので・・

せっかくですからねーー。わたしが受けたこのお名刺の感激を、

みんなにも、見せたいじゃないですか~♪・・。

そこで、朝から店内で見つけて用意したものは・・・これっ。

組み立て式プラネタリウムのかさをはずした豆球と、

いただいてきたお名刺。(ちっちゃい○が、みえるでしょ)

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「こんにちはーー」

「質問します~。このお店でいちばん人気のある本はなんですか?」

「このお店でいちばん人気のあるお菓子はなんですか?」

「このお店でいちばん人気のある・・・」

ほうほう、そうですか・・、みんな、人気商品が

何か気になるわけですね・・と、質問インタビュータイムと

絵本の読み聞かせなどの時間を過ごしたあと、

さいごに・・「これからも、ふしぎで面白いものや本を、

みんなに楽しんでもらえるお店にしていきまーす」

と言って、順番に、小さい○に、目を近づけて

店の奥においた光を見てもらいました!

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「わぁ、ハートの形がみえるーー」

「これ、クルクルまわしながらみると、観覧車みたい~」

なんて、一気にぎやかになりましたよ♪

「科学教育の名所」仮説社さんのお土産、

早速、楽しませてもらいました。ありがとうございました!!

仮説社 http://www.kasetu.co.jp/index.html


2010年「お宮の森でおはなし会」報告3-③

2010年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム

さて、美山のおはなし・・の番になりました。

まずは、林さんによる「ヌタと狩人」。

林さんは、「よう覚えて、話せるかな~」と、

前日まで不安そうだったけど、落ち着いて

狩人は、イノシシのヌタで、うち待ちしない

・・という、おはなしを語ってくれました。

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そして、中本さんの「馬鹿むこ」。

関東出身の中本さんが、

「おとさん、魚うりないと・・、してみよしよ」

「そりゃ、あんた・・、あかなだよお~」という、

うまい美山弁に、あちこちから笑い声がもれましたね~♪

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それから、橋爪さんによる紙芝居「こんにゃく風呂」。

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かわべ公民館が手がけた郷土紙芝居

のきりえ(栗本昇氏作)を楽しませてくれつつ、

美女がもらい風呂にくると思っていたら、

こんにゃくだった・・というユニークなおはなしを、

読んでくれました。

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「紀州日高地方の民話」(著:中津芳太郎・

発行:御坊文化財研究所;ぎょうせい)という本には、

御坊市・日高郡美浜町・由良町・日高町・印南町

旧川辺町・旧中津村・旧美山村・旧龍神村

旧南部町・旧南部川村の、昔話、伝説、世間話

など、646話が収められています。

午後2時。子どもたち向けの「おはなし会」が、終わりました。

「自然な形での、物語を楽しめる時間でした、とても、気持ちよかったです」

ーきのう、堺市からご参加くださった方から、お電話を頂戴しました。

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次は、おとな向けの著者トーク細谷昌子さんの時間。

「やってきましたー」と、元気な女性が現われたり、

「このおはなし会が、楽しみで・・」と参加しに来てくれた方も・・。

5人から10人もいれば・・という細谷さんのご謙遜よりも、

たくさんの方たちが、聴きに来てくれました。

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ひと言で、書ききれない・・・

あっという間でもあり、長いようでもあった、60分トーク。

「思いきって、来てよかったです」「まだ、もっと。。」

「わかりやすく、楽しいお話だった・・」などという反響が、

今、じわじわと・・・、あります。だから、今のところ

大人向けトークの報告は、これくらいでお許しくださ~い。

当日、準備していた細谷さんのご本は、ほぼ完売・・

という状態になった・・と、付け加えておきますね♪

「おはなし会」の告知協力くださった新聞各社や、各所の皆さん。

いつも、ありがとうございます!おかげさまで無事に終了しました。

毎年来てくださっているご家族の皆さんや、

書店員に復帰して「今年こそ、おはなし会をゆっくり楽しみます」

と、県外からやってきてくれたMさん。初めて参加してみて、

「とても素敵なおはなし会でした。これからも頑張ってください」

と、メールをくださった町外の女性さん。

「美山の昔ばなし・・雰囲気があって、よかったなあ」と、

久しぶりに来てくださった方や、「いいトークでした」と一声

いただけた方などのおかげで、又、来年・・・へと、

繋げられたらいいなあ・・と、思っています。ということで、

5月4日「お宮の森でおはなし会」報告は、ここまで・・です!

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店内での絵本原画展は、あと9日(日)まで開催中です。

もう少ししたら、学校図書の選書会で、お昼から夕方まで

閉店して、見本箱を抱えて走り回る日々がやってきます!

ちなみに、NHK和歌山放送局わかやまNEWSウエーブの

「わかやま発見伝」コーナー、当店の放送予定日は、

5月12日(水)の予定・・だとか。

急なニュースなどないかぎり、多分、この日・・だ、そうです。

あたふたしているわたしが、うつるかも知れません~。

笑ってやってください~。レポーターの福ちゃん、

関係スタッフの皆さん、どうもありがとうございました。

どうぞ、よろしくお願いしまーす。

http://www.nhk.or.jp/wakayama/newswave/index.html

4日に関わってくださった皆さん、本当にありがとうございました!!

イハラ・ハートショップ 井原万見子


2010年「お宮の森でおはなし会」報告3-②

2010年05月07日 | 日記・エッセイ・コラム

午後1時半から、子どもたちから楽しめる「おはなし会」です。

そろそろ、神社へと人が集まりはじめました。

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「あーー、間に合った。渋滞にまきこまれてさ・・」と、

美山読み聞かせサークル「くるみの木」みっちゃんも到着。

この日の朝、車で大阪から帰ってきてくれたのでした。

今年で6回になる「お宮の森でおはなし会」には、

例年続けてきてくれたゲスト・桑原さんが

ウクライナの昔ばなしなど世界のおはなしを語り、

今年初めての試みとして、「くるみの木」のメンバー3人が、

「紀州日高地方の民話」(中津芳太郎著)より、

旧美山村の昔のおはなしを3つ選んで、

語りや郷土の紙芝居で、披露してくれるのでした。

せっかく、神社で昔のはなしをするのだから・・と、

この日のために、頭に手ぬぐい、服のうえには

かっぽうぎ。足もとには、地下足袋やぞうりをはいて、

やってきてくれました! うわぁ、嬉しいなあ・・。

こうして、みんなが「語り」に来てくれた・・

ただ、それだけで・・・もう大成功です!

そして、メンバーと桑原さんが神社へ揃った頃には、

ぼつぼつと家族連れの方たちが、増えてきましたよ~。

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ご報告①で紹介した福ちゃんたちの取材カメラも、

用意がはじまりました。急きょ決まったのですが、

福ちゃんが絵本の読み聞かせに挑戦してくれることに!

お昼の打ち合わせの時、

「今まで、絵本を読んだことって、ありますか?」(わたし)

「いえ・・。レクチャーしてください」(福ちゃん)

「福ちゃんなりの読み方で、いいんですよ・・」(わたし)

これからはじまる30分の「おはなし会」の前に、

飛び入り参加の福ちゃん。俳優さんだというご紹介と、

ディレクターさんからは、挨拶と撮影の説明があって・・

福ちゃんの絵本読み聞かせ、はじまり はじまり~。

「あ~ぶくたった、にえたった~!」「むうしゃ・むしゃ・むしゃ・・」

と、さいとうしのぶさんのわらべうた絵本を読んでもらいました。

これが・・、個性的な声で、大きな声で読みはじめてくれてねー、

神社のなかを散策していた家族連れの人たちが、

おや、もうはじまった・・と、ぞくぞく集まってきてくれましたよん♪

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脇で聞いていると、歌舞伎役者さんのような、迫力満点!の

読み聞かせだ~、福ちゃんおもしろい~・・と思っているうちに、

「もうにえた、・・・」「おかわりーーー!!」と、最後の

とびっきりの大きな声で読み上げた・・その途端、

シートの前へ座りにきていた、おとうさんに抱かれた

赤ちゃんが・・、「び・・、び・びえ~~~ん(泣)!!!」

ーーーーー、おぉ・・、泣いちゃいました・・。だいじょぶ?

と、顔をみると・・いっしょけんめい、福ちゃんにバイバイと

手をふっていた・・(笑)あぁ、福ちゃんの、てぬきなしで

本気いっぱい。渾身の読み聞かせ・・、でしたからね、

ごめんね・・赤ちゃん・・と思いつつ、福ちゃんお終いの

挨拶のあと、引き続き「おはなし会」へとうつりました。

(福ちゃん、お疲れ様でした。ありがとうございました!)

そして、「これが、きょうの美山の民話のもとになる本です・・」

と、本のご案内をして、桑原さんからお願いします・・と、

午後1時半。今年の「お宮の森でおはなし会」のはじまり・・。

赤ちゃんに向けてくれた桑原さんの笑顔・・。

静かで、なごやかな「おはなし会」が、はじまりました。

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このつづきは、

2010年「お宮の森でおはなし会」報告3-③へ!


2010年「お宮の森でおはなし会」報告3-①

2010年05月06日 | 日記・エッセイ・コラム

5月4日、「お宮の森でおはなし会」が終了しました!

町内・町外・県外からもご参加くださった皆さん、

誠に、ありがとうございました。

さて、当日のご報告をいたします♪

朝は、まずこんな案内看板を掲示しにいきました。

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「きょう お宮の森でおはなし会」案内です。

大きな掲示以外は、ぜんぶで・・5ヶ所。

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もちろん、イベントが終われば、すぐに外す1日だけの看板です。

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4日の当店は、お昼の12時までと午後4時からの開店日です。

開店する前に、こんな方がやってきてくれました。

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俳優でシンガーソングライターの、福ちゃんです。

平日の夕刻に、NHK和歌山放送局

「わかやまNEWSウェーブ」という番組があります。

今年度から毎週水曜に「わかやま発見伝」コーナーがあって、

その取材レポーターとして、やってきてくれました!

福ちゃんは、以前、当店近くの椿山ダム湖畔にある、

日本一の山びこが聞こえる「ヤッホーポイント」も、

ギターをもって「ヤッホー!」って紹介しに来てくれていて、

「覚えてますよー」と、挨拶すると・・にっこにこ♪

ーーー少しづつ、撮影がはじまりました。

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ちょっとだけ説明しておきますと、

今回の「わかやま発見伝」コーナーで、

当店を企画担当するディレクターさんは、

08年の春に、和歌山局へ着任したばかりの頃、

一度、当店を訪ねてきてくれた方です。

今年4月に、久しぶりに電話連絡があって、

「すごい本屋!」を手に、この場所まで・・、

2度も、足を運んでくれました。

4日は、たくさんのゲストを招いて企画する日です。

その日に、うちの取材もあるなんて・・と、

戸惑い、あとずさりしましたが・・、

こんな山中にある小さな本屋のことを

何年も覚えてくれて、気にかけてくれていたお話です。

「おはなし会」での、撮影配慮のお願いを快く受けてくれるので、

各ゲストにも、ご了解いただいておきました。

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12時前になり、子どもたち向け「おはなし会」ゲストや

トークゲストたちが、到着するかどうかが気になりはじめました。

「今、車の駅に着きましたー、もうすぐです」という電話が入ります。

ちょうど12時すぎに、新評論の営業の方と、トークゲスト細谷さんが

一緒に来店。あぁ、よかった・・。渋滞にまきこまれないかと、

案じてました。当地へ無事に到着してくれて、これでひと安心です。

すでに、お弁当とシートなどを友だちと家族が運んでいて、

神社へと、向かうことをおすすめしました。

そうそう、「わかやま発見伝」のレポーター福ちゃんは、

店内で個性的なインタビューをしてくれて、

また、上阿田木神社での「おはなし会」でも、

楽しいハプニングをまきおこしてくれましたよ~。

ハハハ・・。あ♪先に、わたしが笑ってすみません・・(汗)

と、いうことで、つづきは・・・、

2010年「お宮の森でおはなし会」報告3-②へ!


2010年5月4日「お宮の森でおはなし会」③

2010年05月03日 | 日記・エッセイ・コラム

いよいよ、明日は6年目になる「お宮の森でおはなし会」!

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店の前には、手作りの看板(?)を置いています。

上記写真の右うしろに、青い看板があります。

上阿田木神社へは、この道をまっすぐ進みます。

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明日の朝、見えやすい位置に掲示する

「きょう お宮の森でおはなし会」A3の4倍

ポスターサイズを、今朝、印刷しました。

ほかにA3サイズのものも、各所に掲示する予定です。

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会場になる上阿田木神社(かみあたぎじんじゃ)正面です。

この「おはなし会」のため、

お昼の12時~午後4時まで、実店舗は閉店しています。

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ついこの前の、4月29日。上阿田木神社祭礼日に、

今年の、おまつりの花を授かりました。

中学の時の恩師と、地元の小学生の女の子から頂いたのです。

きょうのお問い合わせで、ナビゲーションに

「上阿田木神社がわからない」「ふじまつり会場もでない」

と、お尋ねがありました。「椿山ダム湖」「ふじまつり」

温泉宿泊施設「愛徳荘」をめざして、おいでください。

「ふじまつり」駐車場は、駐車料金が100円です。

「ふじまつり」会場から神社までは、徒歩で数分です。

各方面からの沿道には、「ふじまつり」幟もはためいています。

「おはなし会」の前に、藤棚を楽しまれるのもいいですし、

「おはなし会」のあとで、日本一長い藤棚や

当店内での絵本原画を鑑賞されるのも、いかがでしょうか・・。

明日、ご参加される皆さんが、どうぞご無事に到着して、

当地を楽しんでいただけますように・・。

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5月4日「お宮の森でおはなし会」

午後1時半~ 子ども~対象 

「世界の昔ばなし&美山の伝説」 (約30分)

午後2時40分~ おとな対象 

「ひとり歩きの面白さ」 作家・細谷昌子氏トーク (約60分)

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明日のお問い合わせは、午前10時~12時までです。

<イハラ・ハートショップ 0738-57-0086 >

よろしくお願いいたします。イハラ・ハートショップ井原万見子