先日、ご紹介した第17回仁尾八朔人形まつりを採り上げていきます。
仁尾文化会館(旧仁尾町役場)の南真向かいに中橋造酢はある。
『勝地讃岐と其産業陣営』(昭和8年、香川新報社)によれば、
中橋造酢について、
旧藩時代に指定醸造場として県下第一と謳われた同場は、当主真八氏となって製酢を開始し、夙に営業の基礎定まれるあり。米酢として品質の優良と共にその仁尾酢は、一躍声価を博した。
『角川日本地名大辞典37香川県』(昭和60年)によれば、
三豊郡地域では、仁尾だけが丸亀藩の酒・醤油等の水物の醸造を認められていたため、物資集散の中心をなしていた。
また、土佐の山内侯は、江戸への参勤交代に仁尾の港を利用していた。
とあり、江戸期、仁尾は、その特権を活かして、大いに栄えた事が窺える。
平成26年9月撮影。
→仁尾八朔人形まつり~由来【三豊市仁尾町】
→香川県での酢醸造の発祥地 仁尾 中橋造酢【三豊市仁尾町】
←教育学部フェスティバル in 香大-2014
←第17回仁尾八朔人形まつり【三豊市仁尾町】
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