
善通寺伽藍にある法然上人逆修塔である。
法然上人は、美作国久米郡稲岡荘(現、岡山県久米郡久米南町)の生まれ。
浄土宗を開いた法然上人は、承元元年(1207年)土佐へ配流となるも、信者であった前関白九条兼実の計らいで、讃岐国那珂郡小松荘(現、香川県仲多度郡琴平町)の生福寺にとどまる事ができた。
讃岐滞在は10ヶ月程度であったが、善通寺にもその足跡を残した。それが、法然上人逆修塔だ。逆修(ぎゃくしゅ)とは、生前供養の事。となると、法然上人が自ら建てたものとなるのかも?
参考:善通寺市デジタルミュージアム
平成22年7月撮影。
→足利尊氏利生塔(善通寺伽藍)
←国登録有形文化財 善通寺龍王社(善通寺伽藍)
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