気まぐれ おやぢの雑記帳

まだまだこれから

那覇空港LCCターミナル

2016-12-20 18:28:45 | Weblog

 ほぼ毎月一度はPeachを使った。沖縄ならば石垣島と那覇の空港。
新石垣はLCCには立派過ぎるが、那覇のLCCターミナルはおもしろい。北風の冬だと南側から滑走路に進入して、着陸した飛行機は自衛隊、海保、国内線、国際線などを通過し、北の外れ海の手前を右折する。あるのは貨物ターミナルで、伸びてくるタラップなど便利な設備は一切ない。那覇空港中心からは専用の連絡バスで空港の外を経由する。このエリアに一般人は歩いて自由には入れないらしい。
 Peachは発着時間によっては運賃が半額前後になることがあるが、ある友人のウチナンチュウは、余りの扱いの差の大きさに驚いてLCCの利用を止めた。古い記憶を思い出させるのかもしれない。

 Peachに早朝の便があったりで、私は不便で暗く不気味な貨物扱いを甘受し続けたがもう那覇空港は止めようと考えている。待合室は手荷物検査の前後とも貨物ターミナル倉庫を改装しただけのものだが不安を感じるようになったから。元倉庫の閉塞感は、かつて行ったダッハウにどこか似ていて、空調ダクトも不気味に思えてくる。また再び明和の地震が起きたら恐ろしい。

 LCCの小さな搭乗口は本来は倉庫の搬入搬出口で、取って付けた非常口の標示がある。ところが普段は暗証番号でロックされていて開けられる人はいない。

 時間が来ると現れるPeachのスタッフは、地上職だけでなく機内勤務も頼りない若者ばかりで、マニュアルあったとしても応用が利くとは思えないし、消防法上の誘導口がロックされている意味も理解出来ないであろう。
 非常時に乗客が生き延びるために頼りにすべきは消防法であろうが、空港も那覇の消防署も設備を検査しないのであろうか? ちょっとだけディスカウウントしたお客様ならアウシュビッツ収容者の雰囲気も味わえる稀有なターミナル、もうどうでもいいことではあるのだけれど…