気まぐれ おやぢの雑記帳

まだまだこれから

大阪の商店街、京都の商店街

2010-03-18 04:06:30 | Weblog

 どこの町へ行っても、ぶらりと店屋をのぞいてまわるのが好きである。商店街であればなおさら良い。
 しかし、HPがあって熱心にPRしていたり、誰でも知っている有名な商店街ならばともかくも、少し駅の周囲をはずれたり、一筋間違えたりすると、地元の人らを除いて、名前も場所も、あるかどうかさえ分からなくなってしまう。
 とりあえずは、大都市のどこに、どんな規模の商店街があるのかを知りたかった。

 たまたま大阪の商店街地図を見つけた。行政区別になっている。
大阪市経済局⇒魅力ある商店街~⇒商店街・商店経営者支援~で、大阪市小売商業地図の区別索引に至る。
...えーと、お気に入りに登録するようなつもりでURLを貼り付けておく。
  http://www.city.osaka.lg.jp/keizaikyoku/page/0000036392.html (大阪市)
  http://www.mydo.or.jp/list.html (「大阪の商店街」大阪府商店振興組合連合会)

 では京都はどうだったんだろうと検索してみたら、京都商店街振興組合連合会のMAPと解説などがあった。
  http://www.syouren.or.jp/UserFiles/File/syoutengai_map.pdf
  http://www.syouren.or.jp/guide.html

(写真は大阪市北区の例。日本一長いという天神橋筋商店街の一部)

ひととき「せどり男爵」の気分

2010-03-03 19:40:29 | Weblog

 最近は図書館しか行かなくなっていたが、久しぶりに本屋に寄った。とは言っても古本の全国チェーン店である。
 店の棚を見ると「500円以上の本は500円」と書いてある。つまり期間限定で本は100円均一か500円以内かのどちらかの値段付けとなっているらしい。全部かどうかは知らない。

 端から見始めて驚いた。新修の『大阪市史』1~4巻が並んでいる。しかも1冊250円! しめて1,000円! 定価が5,000円の巻と5,500円の巻がある。どちらも250円。消費税の表示ではなく消費税込みの売価がである。
 今すぐに読みたい本でもないが、置いておいてもいいかとすぐにレジへ行った。
レジでは福引もやっていて、ガラガラと2度回せという。100円と50円、近隣のチェーン店でも3月22日まで使える「感謝(金)券」をもらった。
 重いので一旦帰ることにした。量ったら7kgあった。

 本は一度も読まれていなかった。ページをめくるとかすかにパリパリと剥がれる音がする。本体は菊判、クロス装、ビニール保護カバー付き、天金、約1,000頁。箱入り、帯付き、新同品、といったところであろうか。
 正直なところ、読まなくてもいいと思っていた。要らないなら売ってしまえ、郷土史は値段が高く安定している。定価の何倍もする○○史がいっぱいある。本屋が値段付けを間違えた、儲かった...というふうに。

 古書店ネットで検索してみると、3セット出している大阪の本屋があった。値段は10巻の揃いで11,000円~15,500円。え? 一冊1,000円ちょっとが相場の本かいな!

 そうであろう、市がふんだんに税金を使った企画であろうが、いまどきこんなごついのを10巻揃えて(他に資料編とかもある)並べておける家がどれだけあるというのか(大阪市営住宅なら可能か)?
しかも大阪市の歴史である。出すとしても、新書か文庫で十分ではないか。
「ほんま、見かけだけやなあ、大阪市は」という声が聞こえてきそうである。


蔵書印あり

2010-03-02 19:06:44 | Weblog
お会いしたことはないが、兵庫県西脇市に、○○利夫さんがおられることが、このたびわかった。古書店のネット通販で買った本の、見返しだったかにしっかりと電話番号入りの住所スタンプを押してある。
 古書店の目録には「蔵書印あり」とあって、納得して注文した。
確かに蔵書印は大きいのが表裏の二箇所に押してあった。

細かい線引きは届いてからわかった。急いで入手したくても、普通線引き本は買わない。
支払いは最初にすませてある。神戸三宮のビル内にある古書店の、ルール違反ではないか?
しかし面倒くさいので、そのままにすることにした。今後付き合える本屋でもない。

 何ページにもわたって、何箇所かずつ、赤のボールペンで線を引いてある。
本はマニアックな日本古代史の原典資料で、誰でも気軽に読める本ではない。
ではマニアとしての仕業かと思って読んでいくと、時折目に入る線引き語句が何かおかしい。
何を調べておられたのかわからない。語句のテーマの整合性を感じない。
気に入った言葉であろうか? 播磨に関係する地名、人名チェックであろうか?
はさんである栞に、古事記=「記」、日本書紀=『紀』などとペンで書いてあって、そのレベルの理解に近いようにも思える。
ならば、この本の字面を、よくぞここまで追えたものだと、その根気に感心する。

 亡くなられたのであろうか「読書家・勉強家」のおじいちゃんは?
さらに理解できない遺族が、扱いもいい加減な三宮の古本屋を呼んで(そこそこの量の本を)売り払う。
そんな図がふと浮かんだ。

へたに書き込んだりしたら、個人情報も、関係者すべてのレベルもわかってしまう。
くわばらくわばら。