北大ボートblog

北大ボート部部員によるほぼ定期更新ブログ。

モラトリアム期突入

2017-11-09 21:33:05 | 日記
こんばんは、1年目の野田です。

今週の私たちボート部員の活動は納艇作業をするために茨戸へ行く日と、札幌でランをする日が交互に続きました。

私達が使用している艇庫は次第に綺麗になっていくのが実感できます。ですが、もう今年はここへ来ることも数える程しかないと思うと、何だか寂しいような、もの惜しいような…。

さて、冬練への移行の準備が着々と進められていく中、私が考えるのは初めての冬練をどう過ごすかということです。

冬練では、主にエルゴとウェイトといったトレーニングに取り組んでいく予定ですが、この期間、ボート部員は、ボート部に所属はしているが、ボートを漕ぐことはない、まさにモラトリアムな状態になってしまいます。

そんなモラトリアム人間は冬練の間にきっとこう思う時が来るかもしれない。
「トレーニングは苦しくて、つらいなぁ。おまけにボートが漕ぎたいのに漕げないなんて」

僕はこれが悪いことだとは思いません。むしろ、こう思うことは当たり前で、健全なことだと思います。

ただ、人間は楽して生きていては成長できない。苦しんで、耐えて、辛くても、それでも耐えてやっと一歩成長できるのではないでしょうか。逆に、苦しさ、辛さは、成長に必要不可欠と言えます。これはトレーニングにおいても当てはまります。

冬練は、自分を成長させることができるチャンスだと思ってます。それは、精神的にも、肉体的にもです。

ボートにおける根幹の部分を徹底的に鍛えることができます。基礎がしっかりできていれば、技術はそれ相応に伴ってくるはずです。

さらには、きつい練習に耐え抜いたことは自信になります。

そして、冬練が終わって次のシーズンに入る時、自分の成長を実感したい。そして、チーム全体としても、レベルをワンランク上に持っていきたい。

お互い支えながら、みんなでこの冬練に苦しんで耐えて耐えて、耐えて…そして少しでもいいから前進できていたらいいなと思います。

冬練、かかってこい!!












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