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「自己アセンション実現の会」☆自己無限化・全知全能化☆~最高レベルのアセンデッドマスターへの道~

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【自己アセンション】 ヒマラヤ聖者(26) 若さを保つ秘訣

2012-05-11 12:38:19 | 【自己アセンション2】 ヒマラヤ聖者

【注】購入するなら新訳でヒマラヤ聖者への道をお勧めします。翻訳文の読みやすさと字の大きさ

   がその理由です。3巻までが11名の調査隊員たちの実録体験記録です。

ヒマラヤ聖者の生活探究 第一巻 第五章 若さを保つ秘訣 P50~56

翌朝は日の出に起きて、留守隊のいる部落に帰った。丁度、日が暮れ切る前に着き、ベンガル菩提樹の下にテントを張ることにした。翌朝、エミール師が挨拶に見えたので、これ幸いとわたしたちは、昨日の出来事(→25・ジャストの分身の件)について、一斉に質問を浴びせ出した。

「あなた方の質問も無理はありません。ここでお答えできるものには全部喜んで答えることにして、そのほかの質問は、あなた方がお互いのこの仕事にもっと深く入って行くまでは触れないことにしましょう。皆さんに話をする場合、わたしが皆さんの言葉「英語」を使うのは、わたしたちの信念の底にある大いなる原理を、少しでも多く皆さんに分かって貰おう、という気持ちから出ていることは、皆さんに分かって貰っていると思います。

すべての人が一様に真理を正しく掴んでおれば、彼等はその根源を同じくすることになりはしないでしょうか。わたしたちは普遍心(Universal Mind)、即ち神において一つではないでしょうか。わたしたちはすべて一つの大いなる家族ではないでしょうか。すべての子等は、この地上に生まれ出たすべての子等は、その種族や信条はどうあろうと、この大家族の一員ではないでしょうか。

皆さんは、わたしたちが死は避け得るものと信じているかと聞いておられる。それに対しては悉達(シッダ)(1)の言葉で答えましょう。「人体は植物や動物たちの体(わたしたちよりも年若く発達の低い同胞たち、という呼びかたの方がわたしたちは好きなのですが)と同じように個々の細胞から造られていて、それは肉体の顕微鏡的な微細な単位である。

生長分裂の過程を幾度も繰り返して、この一単位の細胞の微細な核が遂に無数の細胞となって完全な人体となる。これらの細胞たちはそれぞれ異なった特殊な機能を営むけれども、大体においては、初めの個細胞の特質を持ち続けている。この個細胞は生命という炬火(たいまつ)の担い手とみなすことも出来よう。

それは世代から世代へと潜在している神火、即ち、この惑星(地球)の始めて生命が出現した時まで遡り得る万世一系の一切の生物の活力を伝える。この個細胞には限りなき青春が秘められている。ところで肉体と呼ばれている細胞群の方はどうかといえば、それは幾回もの増殖を繰り返した個細胞から起こったもので、個細胞の個性、例えばその一つである潜在的な生命の火、即ち、永遠の青春を保っているのである。

細胞群、即ち肉体は、個細胞の守護役となっているが、その生存期間は皆さんが御承知のように短い。わたしたちの古代の聖師がたは直感によって、植物と動物との生命反応が基本的には一致しているという心理を知っていた。わたしたちには、これらの古聖が鬱蒼たる菩提樹の下で、弟子達に次のようにお説きになっておられるお姿が、よく想像できる。

「この巨大な樹を見給え。われわれの同胞であるこの樹と、われわれ自身の中の生命の営みは、基本的には同じである。一番古い菩提樹の葉や梢の芽を見給え。何という若々しさであることか。この巨木となる前の種子だった時と同じ若さではないか。樹と人との生命反応は同じであるから、人は樹の経験からも、学びとることができる。

この樹の若き種子から一番年古りたる巨木となっても、尚且つ葉や梢の芽が生え出るように、人体を形造っている細胞群も次第にその活力を失って遂に死に至る必要はないのであって、卵子或いは個細胞自体のように、若々とまた青々と伸びることもできるのである。事実、諸君の肉体にしても、生まれ出る前の生命の種子のようにいつまでも若く活力溢れるような生長ができないわけはないのである。

菩提樹は常に永生の象徴であり、外部からの事故以外の原因で枯死することはない。菩提樹には、細胞の生命エネルギーに有害な影響を与えるような腐朽とか、老衰とかいう自然法則があるとは考えられない。神聖なる人体もまた同様である。人間の場合も、事故でない限り死や老朽という如き自然律はあり得ない

人間の肉体または細胞群には、不可避の老化というものや人を次第に麻痺させるようなものは何等存在しない。だから死という事故は避けられるものである。病とはとりわけ安らぎよりの分離(dis-ease)、安らぎ――サンスクリットでいうサンティ(心を通して肉体に映じた魂の甘美な、歓ばしき平和の状態)――欠除である。

人類には老衰の体験が共通しているが、この老衰という言葉自体が実は老衰の原因、心と肉体との或る病的状態についての人間自身の無智を覆いかくしている。事故でさえ適当な精神状態にあれば、これを防ぐことができるものである』シッダは更に又『身体の調子は、ペストや流感のような伝染病、その他の病にも、自然に且つ容易に抵抗して維持されるようになっている』といわれている。

シッダは細菌を飲んでも決して病にはかからなかった。人間の本来の姿である神人に植え込まれた神の愛の種子が、若さであることを忘れてはならない。事実、若さとは人間の内なる神性であり若さは霊的生命、美的生命の謂れである。生き且つ愛するのは生命のみである。永遠の一なる生命のみである。

老年とは、非霊的、死すべき定めの、醜き、非実在である。恐怖、苦悩、悲哀の念が老年という醜きものを造り出すのである。悦び、愛、理想の思いが、若さの美を造り出す。老齢とは、一つの殻のようなもので、その奥に実在の珠玉、若さという宝石が秘められている。努めて子供心を持つようにするがよい。わが内なる神なる子の姿を霊視するがよい。

寝入る前に『わが内はつねに若く、常に美しい霊的な歓びで満たされている。わが心も目も鼻も口も皮膚も美しい霊体である。吾が身体は神の子の体であり、今宵いま完全である。』とわれとわが身に語り聞かせるがよい。この息宜(いのり)を繰り返し、寝入りながら静かにそのことについて瞑想するがよい。

朝は起きながら自分自身に次のように暗示するがよい、『(自分の名前を呼びながら)さあ、愛する者よ、内には神聖なるアルケミスト(2)がいるぞ』と。夜中植えつけられたこの祈りの霊的力によって変性(トランスミューティション)が起こり、内部即ち霊なる実相が開顕して、この霊的体、霊的宮に浸透していく。

内在のアルケミストが死せる細胞、疲れ果てた細胞を捨て、金の如くに新しい細胞という純金(3)をつくり出し、永遠の健康と美とを現していく。久遠の青春こそは真の神の愛の証拠である。神聖なるアルケミストはわが宮の内にあり、新しく美しき嬰児(みどりご)なる細胞を創り出す。

わが宮なる神聖なる体の中に青春の霊いまし、すべて善し。オム(4)・サンティ・サンティ(平安なれ、平安なれ)!幼子のように愛らしく微笑む練習をするがよい。魂からの微笑みは霊的くつろぎである。本当の微笑みは真に美しい、『内在の死することなき支配者』の美術作品である。『わたしは全世界の人々に対して親切な想いを思う。世の人々がすべて幸福になりますように、恵まれてありますように』と祈るのはよいことである。

一日の仕事にとりかかる前に、『わが内には完全なる姿、神の姿がある。われは今、わが欲するすべてとなっている。われは毎日わが美しき実相を霊視し、それを実現するのである。われは神の子である。わが欲するものは今、且つ永遠に与えられつつあるのである。』と確信するがよい。身内がゾクゾクするほど感動する習慣を養うがよい。

次の如く断言せよ、<無限なる愛わが心に満ち、わが肉体は完全なる生命で戦慄(せんりつ)する>。諸子の周囲すべてを明るく美しく保て。ユーモア精神を培い、日光を楽しむがよい。』以上、御存知の通りシッダのみ教えを引用したわけである。この方々はおよそ人間の知る限りでは一番古い大師がたであって、その教えはいかなる国の歴史よりも古きこと更に幾千年である。

大師がたは人々に教えを垂れ、諸国を巡歴して当時の簡単な文明技術も知らぬ人々に、既によりよき生き方を教えられた。支配者たちの制度もその教えから出たものである。しかしこの支配者たちは、間もなく彼等を通して働き給うのが神であるという真理から外れて、自分の力でしていると思い込むようになり、又、すべては神なる一つの根源から来るという真理を忘れ、やがて霊的なものを見失い、遂に自我や物質的なものを生み出してしまった。

この支配者たちの我の考え方が、後に種々様々の宗教や思想となって分離していった。これが所謂、バベルの塔(5)についてのわたしたちの考え方である。シッダは神がすべてであり、すべては神の現れであることを知っていたので、神が人類と万象とを通じて神自身を現し給う真の霊的方法をあらゆる時代を通じて守り通し、この教えより決して逸脱しなかったのである。このようにして偉大なる基本的真理が今日まで守り通されてきたのである」

訳者註
(1) 神格に達し、不可視の世界より人類を指導する聖者。一般的には出家前の釈迦の名前。
(2) アルケミー占星学(アストロロジー)と共に古代の二大科学の一つで、アトランティス大陸時代にその起源を有す。同大陸の海没を予知した高僧たちによってエジプトに移され、その後ヨーロッパに伝わった。
アルケミーには七つの目的があった。
(a) エリクサー、王薬、哲学者の石と称され、下級金属を金や銀に変え、不老長寿を可能ならしめその他不思議の働きをする薬剤の調整
(b) 生物の創造
(c) 一切を溶かす万能溶剤の調整
(d) 灰に帰した植物を再生させる術の発見。それに成功すれば死者の蘇りも可能
(e) 金を溶かす等の働きをする神秘的なものの調整
(f) 一切のものの精髄の抽出
(g) 人体を完全ならしめる、液体金の調整 
上の外アルケミーには極めて深遠な真理が含まれているが、それを俗人の手より守るために多くの寓話や象徴を使っているため、無知なる世人の嘲笑を招くに至った。
(3) 前項()参照
(4) インドの宗教における聖音
(5) 旧約聖書「創世記」11章、1-91節  
 

 

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