【注】購入するなら、新訳で「ヒマラヤ聖者への道」をお勧めします。翻訳文の読みやすさと字の大きさ
がその理由です。3巻までが11名の調査隊員たちの実録体験記録です。
◎ヒマラヤ聖者の生活探究 第二巻 ~第六章 癒しの方法~ P98~100
《注》エミール師とは、著者に最初に会った不老不死のアセンデッド・マスター。名前は著者が本書のためにつけた仮名(ハイアーセルフ33)
わたしたちが着席すると、或る隊員がエミール師に質問した。「人は皆病気を治す術を自分のものにすることができましょうか」
「病を治す力は、物事をその根元にまで遡って見究めるようになれて、始めて自分のものにすることが出来ます。不調和が神から来るものではないということが分かった程度に応じて、不調和の克服ができるのです。あなた方の運命を形造る神は、何も陶工が粘土でも細工するように外からあなた方を細工するような強者ではなく、あなた方自身の中と周囲、及びすべての質料(Substance)の周囲と中とに在る強大なる神聖な力であって、それはあなた方のものであり、意のままにそれを使うことができます。このことが悟れなければ、自分自身に対する自信は出て来ません。
不調和に対する最大の癒しは、不調和が神から来るものではなく、神はそのようなものは、創り給わぬと知ることです。光や影や色採の波動など、脳は目から伝えられるヴァイブレーションは何でもその通りに全部記録するが、同時にまた内観の働きによってこれらのヴァイブレーションを再生し、映出する特質を持っています。
そのためにわたしたちは、目から脳に伝えられた像をもう一遍見ます。この通りのことをあなた方はカメラでやっているわけです。カメラの感光板が露光すると、感光板は被写体の放出しているヴァイブレーションを受け取って記録する。こうして記録した像を何時までも残して見られるようにしようというのであれば、それを定着しなければならない。
被写体の動きや色が一旦定着によって記録され再現されると、今度はそれが記録と定着の時と同じ周波数で明暗や色採を復元し放出します。想念(意)や言葉(口)や行為(身)の場合もこれと同じです。脳には撰択技能のある細胞群があって、それに対応するヴァイブレーションをキャッチして記録する。このヴァイブレーションが繰り返し繰り返し放出されると、細胞はその働きを乱されない限りもとの通りにそれを再現する。
又この他にも、他の形体の放出する想念や行為、動作や像のヴァイブレーションを撰択的に受け取り、記録し定着することのできる脳細胞群がある。これらのヴァイブレーションを再現し再放射することもできるし、又これらの形態や対象の言葉や動作、想念でさえも再現できるように細胞を調整することもできます。こういう細胞を通して、丁度自分自身同様に他の人の想念を支配して、その人を助けることもできる。戦争、地震、洪水、火事その他、人類が代々蒙ってきている一切の災厄が起るのもこのような細胞の働きのためなのです。
例えば、誰かが何か或る事件の起きるのを見たり、或は起きていると想像するとしよう。彼の脳細胞には彼の見た或は想像した事件に対応するヴァイブレーションが脳細胞に定着し、それが放送されて他の人の同じ脳細胞に印象され、それがまた更らに跳ね返って、遂にはその事が定着して現実に起きてしまうことになるのです。
しかしそういう事件でも、その根本原因である想念をすぐに引っ込めて脳細胞にそのヴァイブレーションが定着、再放送されないようにすれば、これを避けることが出来ます。この他、すべての正しいヴァイブレーションの創造と放射の源である神の心より出る想念と行為のヴァイブレーションを撰択して受け取り、それを記録定着する細胞群があります。
この神聖なる心、即ち神は、あらゆる質量に遍満し、神性且つ純粋なヴァイブレーションを放射している。だからもしわたしたちがこの細胞群の本来の働きを邪魔しなければ、わたしたちは神聖なる心から受け取るヴァイブレーションをそのまま放射することができるのです。わたしたちには『神聖なる心』そのものはないが、そのヴァイブレーションを受け取り、且つ放射する細胞群はあるのです。」
【自己アセンション目次】 【アセンション・スピ会合のお知らせ】
仲里先生は当時80歳もとうに超えて白髪に和服姿の装いで初めて会った印象は聡明で物腰もまさに
本に出ているヒマラヤ聖者達のように光輝いていましたその後2003年に天寿を全うし5次元世界より
おそらくアセンデットマスター方と共に人類の進化と地球のアセンションの仕事に携わっているでしょうね。その後先生の訳された神智学大要や解脱の心理や時空と意識と言う本も読んで見ました
どの書籍も宇宙の真理を解く内容で訳者として見識の深さを教えてくれるものでした。
私は仲里先生と同郷である事に誇りをもって多くの日本人にこの方の訳された書籍を進めて来ましたが中々その内容を理解して頂けないのかそれともこの俗世界では関心が無いのか本を進めた方からの反応がありませんでした。
でもこのようなブログに本の抜粋により部分的に
真理を解説すれば今まで反応のなかった人達も受け入れてくれるので助かります。私も改めて智恵を付け多くの人達とこの内在する神の目覚めを共有したいと思います。これからも宜しくお願い致します。
L.masatoさんと私は、あまり年代がちがいませんが、私も高2のときにヒマラヤ聖者の生活探究を読んで、みんなに勧めたのですが、反応はほとんどありませんでした。ただ昨今のスピリチュアルな会の仲間は違います。
私は、仲里さんの翻訳は現代人向けではなく、もっと普通に分かりやすい表現に書きなおした方が良いと思っています。これではとっつきにくくなかなか敷居が高いです(笑)
もしL.masatoさんが、関東圏でお近くで、日程があえば東京でのお茶会にいらしてください。メールアドレスをいただければご連絡いたします。haruhi33@nifty.com
それでは、またよろしくお願いします。